皆さんしばらくブログをお休みしていてすみませんでした。
お休み中、うちの秋蔵(あきぞう)にどえらいことが起こってしまいました。
兼ねてからあの巨大●生産が特技だった秋蔵君。
なんとその巨大●が腸管のどこかに引っかかってしまったようで、危うく腸閉塞になるところでした。(危なかった〜。)
うさ飼いの皆さん、われわれのようにうさちゃん(小動物)を飼っていると、こういうトラブルは突如天災のように起こりうると思います。危機管理の大切さを身をもって経験しました。少しでもお役に立てればと思い、秋蔵の経過がよくなってきたので、一部始終をご報告します。
皆さんもどうか気をつけてくださいね。(記事は下の追記欄をご覧ください。)
●4月9日月曜日
今日からおとんは海外に出張。おとんが居ないし今夜は秋蔵とおかんで留守番だねー。リビングで一緒に寝ようかー。とまったりくつろいでいると、秋蔵の様子がなんかおかしい。何か不機嫌。元気は元気だけど、行ってはいけないと言われてるところに何度も行っては「だめ!」の繰り返し。
●4月10日火曜日
朝までは普段どおりの秋蔵君。おとんは今日も居ないし早めに帰ってくるからねーとおかんは会社へ行って、夜7時ごろに帰宅。秋蔵は喜んで一応外に出るけど、あまり走り回らない。なんか変だなぁと思い、おやつをあげてみる。普段ならおやつの袋のカサカサ音で飛んできて、早く出せ!と「ぶーっ」と唸ったりして大慌てでおやつをおかんから受け取るのに、今夜は見に来るだけで知らん顔。「あれー?どしたの?要らないの?」ますますおかしい。(●の量は普段の1/3に減少、チモシーは手付かずの状態)
4月11日水曜日
朝ゲージを見ると、夜にあげたご飯やおやつに全く手をつけていない。秋蔵もゲージから出てもそのままベローんと寝そべってお腹が重たそうにしている。もちろん好物の何を与えても口にしない。(●は全く出てなくてトイレが綺麗なまんま)これはおかしい!!!
●朝8時30分
そろそろ健康診断に連れて行こうかなと思っていた近所のかかりつけ医候補だった病院に電話。
うさぎ、男の子、生後約8ヶ月、症状、今回が初めて(初診)等概要を説明した。本人(秋蔵)の診察が必要とのこと。10時半ぐらいに来てほしいとの事で電話終わり。
●朝10時15分
秋蔵をキャリーに入れて、タクシーをひらって病院へ。約束どおり10時半に着くように行ったけど、病院は超満員。待合はわんちゃんや猫ちゃんばっかりで(でもみんなとても静かでおとなしい)秋蔵の負担を考えて午後の診察に出直そうかと一瞬考えたけど、やっぱり心を鬼にして待つことに…。
●朝11時30分
ようやく診察室へ通される。「○○(苗字)秋蔵くーん」と呼ばれてちょっと照れたけど喜んでる余裕ゼロ状態。
すぐにはキャリーを開けずに、まずはこれまでの様子を先生にお話して、いよいよ診察。どきどきしながらも秋蔵をキャリーから出して診察台に乗せる。
先生:「今の体重は1250gですね」
おかん:「そうですか、4/7(土)にしっぽでの健康チェックで測ってもらったときから変わってません。」(内心ほっとするおかん。)
先生:「ちょっと触らせてもらいますねー」
(と秋蔵をなでなでしながら胃や腸のあたりを触る)
「胃も腸もかなり張っていますね。」
「秋蔵君お口ちょっと見せてねー」
(と口の中に小さい器具を入れて歯並びとか口の中を覗く)
「お口の状態は特に問題ないようですね。」
「今の状態としては毛球症(もうきゅうしょう)の可能性が一番考えられますね。お注射と飲み薬でお腹の動きをよくすることが方法としてありますが…。」
おかん:「注射…ですか。(内心、こんなちびすけにいきなり注射はきついし、痛みでびっくりして死んじゃったらどうしよう…と悩む)先生、今日、明日飲み薬で様子を見させてもらえないでしょうか。(と何とか飲み薬で看病を決意)」
先生:「わかりました。ではお腹の動きをよくするお薬を出します。甘みのついたシロップです。朝晩1mlずつ与えて様子を見てあげてください。うさぎさんは吐くことも出来ない体の構造をしていますし、手術もなかなか難しいです。この2日間がかなりの山になると思いますので注意してみてあげて下さい。なにかありましたらまた連絡をしてください」
●お昼12時30分
診察を終えて帰宅。まずは診察で秋蔵も疲れたと思うのでゲージの中に戻ってもらい捕まえてお薬を飲ませるのはあえてやめて、野菜ジュースを小皿に入れて、水、ご飯など新鮮なものに再交換しておかんは一旦会社へ。今夜から病気と闘う覚悟を固める。
●夜6時
会社を定時で飛び出し閉店ぎりぎりの「うさぎのしっぽ(東京店)」に駆け込んで健康チェックでいつもお世話になるお姉さんに経緯を話してアドバイスを貰う。(薬を飲んだ後食欲が回復してきた時、どんなものを食べさせたらよいかわからなかったので)
お姉さん:「あきちゃん心配ですね。納豆菌を普段より多めにしてあげてお腹の状態に注意してあげてください。食べれるようになってきた時ですか?あきちゃんが食べれるものなら何でも、野菜ジュースでもりんごジュースでも圧ペンでも何でも良いです。食べてお腹をどんどん動かしてあげてください!」
お姉さんの激励を受けて雨の中帰宅。今夜の徹夜看病に備えてスーパーで色々野菜や果物、ジュースなど秋蔵が口をつけてくれそうなもの、今まで好きだったのを全部買いました。(かなり気が動転してたと思います。)
●夜7時半
帰宅すると秋蔵はゲージの上のお気に入りのところで大人しくしていました。ゲージを出たそうにしたので、開けるとそばにぴったりくっついて「頭をなでろ」とお座り。でも姿勢をころころ変える。ごろんと横になろうとしては起き上がりの繰り返し。お腹の違和感があるような印象。留守中の●はぜんぜん出ていない。
野菜ジュースや果物、何を見せても口にしない。
●夜8時
病院で貰った薬をスポイドで1ml吸って秋蔵の口元へ。ぺろぺろと素直に飲んでくれた!(普段からもしもの時に備えて野菜ジュースで練習しておいてよかった!)飲んだのは0.7mlぐらいだったけど、よし!ここからはせめて水だけでも少しずつ飲ませて何とか秋蔵のお腹を動かすぞー!とおかんは気合を入れる。
ここからは朝の8時半ぐらいまで、徹夜で秋蔵のそばについていました。だいたい秋蔵のボディーサインがわかってきていたので、頭をなでなでしてほしそうな時は頭を、腰をさすってほしそうな時は腰を。ゆっくりゆっくりさすりながら「だいじょうぶやでー、がんばれー。いい子ねー」を繰り返し、30分おきに水のボトルごと秋蔵の口元に持っていき、秋蔵も薬が効いてきたのか9時ぐらいからは横になってぐったりしてても少しずつ水を飲むようになってくれました。だいたい1時間間隔で水を飲むようになってきましたが、野菜ジュースや生野菜、果物、何を見せても食べませんでした。
●4月12日木曜日朝8時半
秋蔵をなでながら少しうとうとしていました。
はっと目が覚めると秋蔵はトイレに座っていました。おしっこを少ししたけど●はなし。でも乾燥オオバコに鼻をつけて食べるようなしぐさが…。すかさず新鮮なのを取り出すと1枚だけ食べました。朝の薬を飲ませて、また水を飲ませると…
「ぎゅるる〜〜〜〜っ」
「!」
「今の音、何?誰?おかん?秋蔵?」という位の大きなお腹の音
授業中なら絶対みんなの視線が集まりそうな大きな音が秋蔵のお腹からしました。
秋蔵のお腹が動き出しました。
でも秋蔵の様子は、またまた変。今度はトイレの上に乗っかったまま「ふぅ〜ん。」「ふぅ〜ん。」と唸りだしました。お腹を時々くねらせたりしては盲腸糞を食べるときのように股に口を近づけますが何も出てきません。お腹は鳴り続けるし。秋蔵の邪魔にならないように水を口元に時々持って行きながら、見守り続けました。
●朝10時半
ソファーの裏に移動して、ひたすらふぅ〜んを続ける秋蔵。
おかんもソファーの後ろに座って水を持って待ちました。
おかんは久しぶりの徹夜のせいか吐き気が。すぐ近くの病院に行って事情を話して薬を貰って飲んで、また慌てて帰宅。
●昼12時ごろ
あれれ?秋蔵ちょっとまってよー。秋蔵が急に走り出し、窓際に移動。どうしたのかと脅かさないように近づくと今まで見たこともないようなどんぐり飴大の超ジャンボ●が1個ごろんと産み落とされていました。その横でお腹を舐めながらきょとんと座る秋蔵。
「犯人はこのジャンボ●だったのか!!こんにゃろ〜〜〜っ!うちの息子をよくも苦しめてくれたわね〜!」と憎しみを込めて割って中を見ようとしたけど…。
割れない!!ぜんぜんびくともしない!
思いっきり力を入れてようやく割れた●は、中身は超ドライ!パサパサ!水分ゼロ!秋蔵は何かの拍子でこの巨大●が引っかかって便秘になってたんだとわかった。ここでりんごのスライスをあげてみると…。
食べた!!!感動!火曜の朝以来だから2日ぶりに生のりんごを食べる秋蔵を見ました。泣きました!ほんのちょっと安心して、おとんにメールを書き(ちなみにおとんからの返事は「そのうんこは記念にとっておこう」だった)、おかんも昼ごはん(考えたら私もずっと食べてなかった)
●昼2時ごろ
また秋蔵が「ふぅ〜ん」と言い出して30分後またまたあの巨大●がもう一個出てきた。おかんは「お前もかー!」と●にパンチをして先ほどの1個目の●と一緒に袋にしまう。(おとんに見せるために)
●昼3時ごろ
このあたりから秋蔵が目覚しく回復兆候を現します。食べる気になったらいつでもどうぞのバイキング形式にいろんなおやつや食べ物を並べていた場所に近づいてくるようになりました。おかんがトイレに行ってるうちに何かを口にしていたようで、秋蔵の所に戻ってくるとちょこんと食べ物コーナーの中心に座って口をもぐもぐさせているではありませんか!!!
「秋蔵!なに?食べたの?教えて?何食べてたの?」と必死に聞きますが、当然教えてはくれません。がっかりして、散らかった部屋を片付けようとして、おやつの袋を棚にしまおうとしたとき。すっと秋蔵が近づいてきて欲しそうにしました。小麦のお菓子でした。与えるとがりがり音を立てて食べ始めました。
●夕方4時〜5時、6時まで
りんご、野菜ジュース。小麦のおやつ。この3つがちょっとなら食べられるようになりました。お腹に耳をあてると普段ほどではないですが動いている音がしました。水も勢いよく飲むように…。野菜ジュースに混ぜて夜分の薬を飲ませる。ウンチがころころ5〜6個出始める。
●夜7時半ごろ
夕方から少し元気になってきた秋蔵。ちょっと走って私についてくるようにもなってきていました。そこにおとんが久しぶりに帰宅。「おかえり〜」と今までのことを話そうと秋蔵から一瞬目を離しておとんの部屋(書斎)におとんと一緒に入ろうと部屋の戸をあけたとたん
びゅーん!
と走っておとんの部屋に1番のりで真っ先に走って入っていった秋蔵!!!(いつもここに入ってはだめと言われてるし、自分の縄張りではないのでびびって開いてても今まで入ろうとしなかった部屋)おとんもびっくり!「こらー、秋蔵!!」
おかんは今までのぐったりの秋蔵の様子とあまりに違うので目が点に。
●夜8時半
おとんが帰ってからは興奮したのか、うれしかったのか秋蔵の元気がどんどん戻ってなんと少しだけどチモシーを食べ始めました。目を何回もこすって秋蔵を見ました。すごい回復ぶり。
でも、帰ったときにはすでに回復傾向&興奮で元気状態の秋蔵を見たおとんは一言「秋蔵、本当に病気だったの?いつものような元気に見えるけど?」と。わかってもらえずおかんはがっくり。
●4月13日朝6時
秋蔵の様子が随分回復。ゲージから出せ出せ!の仕草が出てきた。りんごとチモシーと乾燥野草(タンポポやオオバコなど)を食べる。この分だと注射はしなくて大丈夫そうかな。薬を続けて土曜にでも病院に電話をしよう。
ということで長いですが、こんな感じで今回はどうにか回復でした。病院でいただいたお薬はプリンペランシロップというお薬で、人間の赤ちゃんも吐いたりしたときに出るお薬です。最初は診察で、毛球症の可能性ということでこのお薬をいただいていました。指示通りの朝夕1mlはまもれず、毎回0.7ml前後しか与えられませんでしたが、結果としては、秋蔵は毛球症よりも巨大●による便秘の方が今回の原因だったようなので、しっかり薬をもし飲めていたら、腸にものが詰まったまま腸をどんどん薬で動かして、かえって腸を傷つけたり危ないことになっていたかも知れません。注射をしますか?と言われたときは本当にこの子にとってどの道を選択してあげたらいいかと悩みましたが、(注射もプリンペランで、飲み薬の方より即効性があったと思います。)結果、今回の場合はこれでよかったように思います。備えあれば憂いなし。皆さんもうさちゃんの健康管理気をつけてくださいね。主治医は決まっていますか?動物保険は入っていますか?うさちゃんの普段の元気な時のお腹の音を聞いたことがありますか?好きなものは何ですか?どれぐらいの速さで食べきりますか?食べなくなったのに気づいてどれぐらいの時間で病院に行くのを考えますか?など、一度整理しておかれるのをお勧めします。