札幌市動物管理センター(TOP)
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春になるとこちらの情報も確実に増えていきます。
引越先などで飼えなくなるからと、捨てる人も多いかもしれません。
最近は、やけに同じ犬種が2匹3匹と、まとまって同じ場所で
捕まっているようです。 ペット業界関係者が意図的に捨てている
のではと思わずにいられません。
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「収容犬情報」の抑留番号を見ると
年度末は 368番で終わり
4/1以降、また1番から番号が付いています。
と言うことは。去年一年間で、少なくとも368頭のワンコが
迷子になったり捨てられたりしてウロウロしているところを
管理センターへ連れてこられた ということです。
(もちろん、すぐに飼い主さんがお迎えに来る子もいて、
そうすると、こちらの情報画面からは削除されます)
この他にも直接飼い主が管理センターへ
連れてきた犬がもっとたくさんいるのをご存知でしょうか。
年間1000頭以上の犬猫が放棄され、ほとんどが致死処分に
なっているそうです(管理センターHPより)
特に、猫は2500頭(うち子猫が1900頭以上)以上の猫が放棄され
そのほとんどが致死処分になっていると 管理センターのHPでも
明記されています。
犬猫あわせて1000頭以上。
猫だけでも2500頭以上。
ってことは犬猫合わせたら少なくとも3000頭以上は飼育放棄
されていると思われ、さらにそのほとんどが
殺されているのです。
誰に?
殺しているのは、私たち、人間です。
そういった現実を「知らなかった」だけで済ませるわけには いかない。
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動物管理センターに直接犬猫を連れてくるのは、
処分してほしい(殺してほしい)
飼えなくなったから里親を探してほしい
などなど様々な人がいるかと思いますが。
基本的に札幌市の動物管理センターでは
直接飼い主が連れてきた犬の情報は公開しないようですし、
管理センター側で一時的に預かり、里親を探すということは
やっていません。
管理センターへ連れて行く=死 です。
中には、幸運にも心ある人に管理センターから連れ出して
もらえる子もいるでしょうが。全体数から見ると
ほんのわずかでしょう。
月に一度の「いぬねこ譲渡会」にはずいぶん多くの人が
集まり、時々ローカル局のニュースにもなるくらいです。
じゃ、管理センターへ連れていっておけば
月一度のこの譲渡会まで保護してくれ、
そこで里親を探してもらえる? そんなわけありません。
↓↓のように対象となる犬、猫の条件もあるのです。
【対象となる子犬・子ねこ】
・札幌市内で飼育されている飼い犬から生まれた、健康で離乳の済んでいる子犬(生後2〜5ヶ月)
(親犬は、狂犬病予防法に基づく登録を実施していること) |
・札幌市内で飼育されている飼いねこから生まれた、健康で離乳の済んでいる子ねこ(生後2〜3ヶ月)
(札幌市動物管理センターのHPより抜粋)
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毎年4〜5月連休明けには、ぐーんと「収容犬」が増えます。
管理センターへ行ったことがありますか?
冷たい床。知らない場所。知らない犬たち。
犬や猫にとっては死と隣合わせの場所です。
それは、私たち人間が作っている場所です。