起源
アメリカのイングリッシュロップのブリーダーが、イングリッシュロップとミニレッキスを交配して作った新種。
現在ARBAに公認種として申請中。
毎年一回行われる公認種認定審査をここ数年徐々にクリアしているため、数年後には公認種として認定される予定。
スタンダードは定着してきている。
スタンダード基準
イングリッシュロップのボディタイプに、レッキスの毛並みを持ち合わせた種類。ボディタイプはマンドリン型で、シニアの体重は約2250g〜約2900gまで。理想体重は約2600g。
ジュニアの体重は約1580g〜約2700gまで。耳の長さはイングリッシュロップのように長ければよいというものではなく、ボディに対してのバランスが大事。
片方の耳の端からもう片方の耳の端までの最低の長さは35cmで、耳の幅はその1/4くらいが目安。
長過ぎるとレッキス特有の爪の出ている足先で耳を裂いてしまうのであまり好ましくない。
できるだけ身体に沿うように垂れている方がよく、耳が開きすぎているのもよくない。
毛の基準はレッキスとほぼ同じで、長さが1cm以下または2cm以上は失格。耳と毛並みの配点は高い。
顔は鼻先に幅がある方がよく、とんがった鼻やネザーのような顔は減点叉は失格となる。
カラー
アグーティ、ブロークン、ポインテッドホワイト、セルフ、シュイデッド、ティックド、ワイドバンド。
ロップ全般の基準に準ずる。
性格
活発で明るい子が多く、物おじせずに人によくなつく。
自己主張は強い方だが、物覚えがよく頭の回転が早い。
愛嬌があり、美形が多い。
耳をなびかせて走る姿がなんとも言えず愛らしく、スマートでかっこいい。
飼育方法
比較的スレンダーだが、身体は2kg以上になり背中も高いため、少し大きめのケージが必要。
身体に見合って飲水量も多いので、大きめのボトルがあった方がよい。
耳が長めの場合は、自分の爪で耳を裂かないように常に爪が伸びていないかのチェックが大切。
レッキス同様、体重の割には足裏の毛の密度が薄いので、床材や足裏保護のケアに気を付ける。
食欲旺盛な子が多いので、6〜7ヶ月以降は必ず食事制限を。
筋肉がよく発達し活発なため、一日一回はコミュニケーションを兼ねて散歩や運動必須。