ここではうさぎの種類について紹介していきたいと思います。

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2009/05/30
ライオンラビット

目属科 ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属(家畜化家ウサギ) 1243680963575394.jpg
原産国 ベルギー
体長 オス 25〜30cm
メス 25〜30cm
体重 オス 2〜3kg
(ドワーフタイプ:1〜1.3kg)
メス 2〜3kg
(ドワーフタイプ:1〜1.3kg)
寿命 5〜10年
  
食事(飼育下)主食:ウサギ専用フード・牧草
副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)

 

 

特徴“ライオンヘッドラビット”とも呼ばれ、短めの耳と顔のまわりにあるたてがみのような飾り毛が特徴的なウサギ。そのたてがみ以外の被毛に関しては比較的短毛である。小型のアンゴラ種やジャージーウィリーなどの長毛種を交配して生まれた品種とされ、ベルギーが改良地と考えられている。体重1〜1.3kgの小型種は“ドワーフライオン”、耳の垂れたタイプを“ライオンロップ”などとして販売されることもある。いずれにせよライオンラビットは新しい品種で、血統がやや不安定なこともあり、体重・毛並みなどの個体差が大きいようだ。そのため、たてがみの長さやボリュームに個性がみられる。

 

なれやすさ★★★★★

比較的おとなしく、人なれする性格の子が多い、とても愛らしいペット。名前を呼んでからごはんやおやつを与えることを繰り返すと、呼ぶと来るようになるなど、発達した聴覚や嗅覚を使って飼い主さんのにおいや声を覚える。なついてくると頭をなでると喜んだり、催促したりする姿も見られる。

 

飼育のしやすさ★★★★★

アダルトサイズは丈夫で飼育しやすいといえるが、ベビーの飼育は、暑さ寒さに弱くデリケートなので多少難易度が高いといえる。とくに冬場はペットヒーターなどで十分保温する(ベビーの適温約24〜26℃が目安)。飼育はじめは、触り過ぎたり長時間遊ばせたりすると、急激な体力消耗やストレスで体調を崩しやすい。よって過度な運動やスキンシップは避け、成長とともに徐々に段階を踏んで接すること。

 

おすすめ度★★★★★

フワフワのたてがみが特徴で、性格もおとなしいことから大変人気のある種類。大きさはドワーフタイプのものなら1〜1.3kg程度と小さく、飼育もしやすい。また、通常のタイプに関しても比較的小型の場合が多い。また、個体差によって毛の長さやカラーリングに違いが出ることも魅力のひとつ。

 

イングリッシュ・ロップイヤー

目属科 ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属(家畜化イエウサギ)1243680404597132.jpg  

原産国 イギリス
体長 オス 約4.5kg
メス 約4kg
寿命 5〜10年
  
食事(野生下)ほぼ完全な草食性/草・果物

食事(飼育下)主食:ウサギ専用フード・牧草
副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど) 

 

 

特徴体を包み込むような、垂れた大きく長い耳が特長。耳の先は丸い。首は太く、胸は広く厚く、肩から胴体、腰からお尻へとなめらかなアーチ形をしている。雄のほうが雌よりも幅広い顔つきである。賢く、おとなしい個体が多い。 

 

なれやすさ★★★★★

おとなしい性格ではあるが、人にはなつきやすい個体が多い。賢いので名前を呼んだり、エサの時間になると寄ってくるようになる。なれてくると甘えてきたりする姿も愛らしい。

 

飼育のしやすさ★★★★★

大型のウサギなので広い飼育スペースが必要。大きな耳を持ちあわせており、暑さ寒さに弱くデリケートなので、多少難易度が高いといえる。とくに冬場はペットヒーターなどで十分保温する(ベビーの適温約24〜26℃が目安)。また、耳が傷つかないようにやわらかい床材を使用する。飼育しはじめは、触りすぎたり長時間遊ばせたりすると、急激な体力消耗やストレスで体調を崩しやすい。よって過度な運動やスキンシップは避け、成長とともに徐々に段階を踏んで接すること。

 

おすすめ度★★★★★

まるで空飛ぶ象の人気キャラクター“ダンボ”を連想させるような大きな耳が魅力的。

ピーターラビット

1243680143735948.jpg目属科 ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属(家畜化イエウサギ)
原産国 世界中で繁殖している
体長 オス 約26cm(ネザーランドドワーフよりやや大きい)
メス 約26cm(ネザーランドドワーフよりやや大きい)
体重 オス 1200〜1800g(ネザーランドドワーフよりやや大きい)
メス 1200〜1800g(ネザーランドドワーフよりやや大きい)
寿命 5〜10年 最長:13〜15年
  

 

食事(野生下)ほぼ完全な草食性/草・果物・ごく少量の動物性たんぱく質など

 

食事(飼育下)主食:ウサギ専用フード・牧草
副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)

特徴平均サイズとしてはネザーランドドワーフより1〜2割大きめ。ネザーランドドワーフより枝分かれした種類のため、ときには若干大型の個体がいる。体色は、ウサギの品種の中でもカラーバリエーションが豊かである。繁殖時期は通年であり、1度1〜10匹(6〜8匹が多い)の子供を産む。夏場の繁殖は母体の負担を考えると見送るほうがよい。

 

なれやすさ★★★★★

 

ネザーランドドワーフに比べると、やや活動的な個体が多い。比較的人間好きな個体が多いようだ。聴覚・嗅覚が発達しているため、名前を呼んでからエサやおやつを与えることを繰り返すと、呼ぶと来るようになる。なついてくると頭をなでると喜んだり、催促したりする姿も見られる。おとなしいイメージがあるが、おっとりした一面以外にも、機嫌が悪くなると後ろ足で床をたたいたり(スタンピング)、ブゥーやクゥーと、うなってアピールしたりするなど、感情表現豊かである。

 

飼育のしやすさ★★★★★

 

アダルトサイズは丈夫で飼育しやすいといえるが、ベビーの飼育は、暑さ寒さに弱くデリケートなので、多少難易度が高いといえる。とくに冬場はペットヒーターなどで十分保温する(ベビーの適温約24〜26℃が目安)。飼育しはじめは、触りすぎたり長時間遊ばせたりすると、急激な体力消耗やストレスで体調を崩しやすい。よって過度な運動やスキンシップは避け、成長とともに徐々に段階を踏んで接すること。

 

おすすめ度★★★★★

 

ネザーランドドワーフから枝分かれしたタイプの小型ウサギ。ネザーランドよりも精悍な顔つきをしているので、野性味を求めるかたにはおすすめ。カイウサギの中でも体が小さく、ほかの品種に比べ、飼育スペースをとらないことも魅力的。カラーバリエーションも豊富で、気に入ったカラーを探すのも楽しみのひとつである。

 

2009/05/22
ジャージーウーリー

1242465920755912.jpgジャージーウイリー目属科 ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属(家畜カイウサギ)
改良地 アメリカ
体長 オス 20〜25cm
メス 20〜25cm
体重 オス 1.3kg前後
メス 1.3kg前後
寿命 5〜10年
  
食事(飼育下)主食:ウサギ専用フード・牧草
副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)

 

特徴ネザーランド種とほかの種との交配を重ね、1980年代に改良、1988年に新品種として認定されたウサギ。少し巻いた長毛が特徴で、毛質はとてもやわらかい。長毛だが、アンゴラの血統が入らない珍しい種である。体型はネザーランドドワーフと同じで、耳は短く顔も丸い。繁殖時期は通年だが、夏場の繁殖は母体の負担を考えると見送るほうがよい。1度の出産に1〜10匹ほど産む。(6〜8匹が多い)

 

なれやすさ★★★★★

この種は性格が極めておとなしいというのが特徴。だからといって、飼いはじめから無理な接し方や触れ合い方をすると、ウサギ自体にストレスを与えてしまい、その後人間恐怖症に陥って、乱暴な性格になりかねない。ストレスを与えないよう、少しずつ接してあげるとよい。聴覚・嗅覚が発達しているため、名前を呼んでからエサやおやつを与えることを繰り返すと、呼ぶと来るようになる。なついてくると頭をなでると喜んだり、催促したりする姿も見られる。

 

飼育のしやすさ★★★★★

体の毛が5〜7.5cmと長く、毛玉やもつれを起しやすいため、日ごろから十分なお手入れを行う必要がある。毎日しっかりとブラッシングをし、とくに夏場・梅雨時などは、お尻まわりを中心にお手入れをし、皮膚病を予防する。また、ベビーの飼育には少々コツがいる。飼育はじめは、触り過ぎたり長時間遊ばせたりすると、急激な体力消耗やストレスで体調を崩しやすい。よって過度な運動やスキンシップは避け、成長とともに徐々に段階を踏んで接すること。適温はベビーで26〜27℃、ヤング&アダルトで20〜25℃。湿度は40〜60%で保ってあげてほしい。

 

おすすめ度★★★★★長くふわふわした毛質、ウサギの中でも小型で、おとなしい性格をもつ…などの特徴が、人々の人気を集めている。現在もさまざまなタイプの長毛種が人気を博しているが、その中でも歴史は古く人気も高い。長毛種は、ブラッシングなどのお手入れが必要なため、そういった手間を惜しまず飼育できるかたにおすすめ。

 

アドバイス

大人になってからの複数飼育は、相性が合わないとケンカをし、ケガをしたりストレスを受けることがあるため、複数飼育よりも単独飼育がおすすめ。

 

2009/05/21
アメリカン ファジーロップ
1242465870724346.jpgアメリカンファジーロップ目属科 ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属(家畜化カイウサギ)
原産国 アメリカ
体長 オス 約30cm 毛の長さ:5cm以上
メス 約30cm 毛の長さ:5cm以上
体重 オス 1.8〜2.5kg ショータイプ:1.5〜1.6kg
メス 1.8〜2.5kg ショータイプ:約1.7kg
寿命 5〜10年
  
食事(野生下)ほぼ完全な草食性/草・果物・ごく少量の動物性たんぱく質など
食事(飼育下)主食:ウサギ専用フード・牧草
副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)
 
特徴ホーランドロップイヤーとフレンチアンゴラの交配種、ファジーホーランド同士を交配し誕生した種。
体毛はやわらかく密に生えており、少し縮れている。ロップイヤーの中では小型である。入手はノーマルタイプは簡単だが、ショータイプは難しい。また、この種は夏季になると流通量・入荷量が減少する。繁殖は通年で、1度に1〜10匹(平均6〜8匹)の子供を産む。夏場の繁殖は、母体の負担を考えると避けたほうがよい。
 
なれやすさ★★★★★
中にはとてもまれに気の強い個体がいるが、基本的におっとりとしていてやさしい性格。抱っこされることを嫌がらない個体が多い。聴覚・嗅覚が発達しているため、名前を呼んでからエサやおやつを与えることを繰り返すと、呼ぶと来るようになる。なついてくると頭をなでると喜んだり、催促したりする姿も見られる。
 
飼育のしやすさ★★★★★
体の毛が5cm以上と長く、毛玉やもつれを起しやすいため、日ごろから十分なお手入れを行う必要がある。毎日しっかりとブラッシングをし、とくに夏場・梅雨時などは、お尻まわりを中心にお手入れをし、皮膚病を予防する。
また、耳が垂れていることもあり、耳の通気性が悪いため、耳掃除はまめに行う。
なお、ベビーの飼育には少々コツがいる。飼育はじめは、触り過ぎたり長時間遊ばせたりすると、急激な体力消耗やストレスで体調を崩しやすい。よって過度な運動やスキンシップは避け、成長とともに徐々に段階を踏んで接すること。適温はベビーで26〜27℃、ヤング&アダルトで20〜25℃。湿度は40〜60%で保ってあげてほしい。
 
おすすめ度★★★★★見た目も耳が垂れていて大変可愛らしく、温厚でおっとりとした動作が、多くの愛好家の間で人気がある。長毛種は、ブラッシングなどのお手入れが必要なため、そういった手間を惜しまず飼育できるかたにおすすめ。
 
アドバイス
大人になってからの複数飼育は、相性が合わないとケンカをし、ケガをしたりストレスを受けることがあるため、複数飼育よりも単独飼育がおすすめ。
 
2009/05/20
ミニ レッキス
1242465803232442.jpgミニレッキス目属科 ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属(家畜カイウサギ)
改良地 アメリカ
体長 オス 約35cm
メス 約35cm
体重 オス 約1.8kg
メス 約1.9kg
寿命 5〜10年 最長:13〜15年
  
食事(飼育下)主食:ウサギ専用フード・牧草
副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)
 
特徴全身が光沢のあるベルベット(ビロード)状の密度の濃い短毛でおおわれ、バランスのとれた筋肉質な体形が特徴。カラーバリエーションも豊富で、ブラック・ブルー・ライラック・キャスター・チョコレートなどさまざまである。レッキス種はほかの品種と違い髭が少し退化しており、この特徴は短毛で美しい毛並みを重視し改良されたためと考えられる。86年のARBAで披露され、88年に認められた比較的新しい種類。ノーマルタイプの入手は比較的簡単だが、ショータイプは困難である。繁殖期は通年であり、1度の出産で1〜10匹(平均6〜8匹)の子供を産む。夏場は母子ともに負担がかかるため繁殖は避けたほうがよい。
 
なれやすさ★★★★★
スタンダードタイプより若干気が強いともいわれるが、神経質な個体は少なく全体的に穏やかな性格が多い。聴覚・臭覚が発達しているため、名前を呼んでからエサやおやつを与えることを繰り返すと、呼ぶと来るようになったりする。なれてくると頭をなでると喜んだり、催促したりする姿がとても愛らしい。甘えん坊で感情表現豊かなところも魅力である。
 
飼育のしやすさ★★★★★
基本的な飼育は他種のウサギ同様だが、この種は中型で足裏が繊細なため、網スノコ・木製スノコを使っての飼育は、飛節びらんなどの脚に関わる病気に注意すること。ベビーはデリケートなため飼育には少々コツがいる。飼育はじめは、触りすぎたり長時間遊ばせたりすると、急激な体力消耗やストレスで体調を崩しやすい。よって過度な運動やスキンシップは避け、成長とともに徐々に段階を踏んで接すること。適温はベビーで26〜27℃、ヤング&アダルトで20〜25℃。湿度は40〜60%で保ってあげてほしい。食欲旺盛で食べる量も多く、肥満を防止するためにもバランスのよい食事を心がけよう。
 
おすすめ度★★★★★
見た目の可愛らしさ以外にも、ビロードのような手触りが、ほかのウサギにはない特徴で非常に人気がある。スタンダードのレッキスより小型化され飼育しやすく、短毛種で抜け毛も少ないため、ブラッシングの手間が少なくてすむところも魅力のひとつである。カラーバリエーション豊かなので、気に入ったカラーを選ぶ楽しみもある。
 
アドバイス
足裏の毛に厚みがなく飛節びらんになりやすいため、足場が安定したスノコや床材を使用するとよい。
 
2009/05/19
ミニウサギ

1242465734303411.jpgミニウサギ目属科 ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属(家畜化家ウサギ)
原産国 色々なタイプの交雑種なので不明。
体長 オス 26〜40cm
メス 26〜40cm
体重 オス 1.5〜3kg
メス 1.5〜3kg
寿命 5〜10年 最長:13〜15年
  
食事(飼育下)主食:ウサギ専用フード・牧草
副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)

特徴さまざまな品種の交雑種を総称したウサギと考えられており、体格・毛の長さ・色などにかなりの個体差がある。“ミニウサギ”という品種は存在しない。体が丈夫な個体が多いことも特徴。繁殖期は通年であり、1度の出産で1〜10匹(平均6〜8匹)の子供を産む。夏場の繁殖は、母体と子供の負担を考えると避けたほうがよい。ベビーの時期は生殖器が成長途中のため、オスメスの判別が難しい。繁殖可能にまで成長すると、オスは肛門の両脇に縦長の精巣(睾丸)が見えるようになり、メスはその特徴がなく、首周りの肉付きがよくなる。

 

なれやすさ★★★★★

臆病な個体もいるが、基本的にはなつきやすい。聴覚・嗅覚が発達しているため、名前を呼んでからエサやおやつを与えることを繰り返すと、呼ぶと来るようになる。なついてくると頭をなでると喜んだり、催促したりする姿も見られる。おとなしいイメージがあるが、おっとりした一面以外にも、機嫌が悪くなると後ろ足で床をたたいたり(スタンピング)、ブゥーやクゥーと、うなってアピールしたりするなど、感情表現豊かである。

 

飼育のしやすさ★★★★★

アダルトサイズは丈夫で飼育しやすいといえるが、ベビーサイズの飼育は、暑さ寒さに弱くデリケートなので多少難易度が高いといえる。とくに冬場はペットヒーターなどで十分保温する(ベビーの適温約24〜26℃が目安)。飼育はじめは、触り過ぎたり長時間遊ばせたりすると、急激な体力消耗やストレスで体調を崩しやすい。よって過度な運動やスキンシップは避け、成長とともに徐々に段階を踏んで接すること。

 

おすすめ度★★★★★

見た目が可愛らしく、価格が比較的リーズナブルなため、ウサギの中でも人気が高い。体色・毛質・体形(大きさ)が非常にバラエティーに富んだウサギで、好みの個体を選ぶ楽しさがある。ヤング〜アダルトは、飼育しやすく体もガッシリして丈夫であるため、初心者のかたにおすすめ。

 

アドバイス

大人になってからの複数飼育は、相性が合わないとケンカをし、ケガをしたりストレスを受けることがあるため、複数飼育よりも単独飼育がおすすめ。

2009/05/18
ホーランド・ロップ

1242465669082931.jpgホーランドロップイヤー目属科 ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属(家畜化イエウサギ)
原産国 オランダ
体長 オス 30〜35cm(体高:10〜14cm)
メス 30〜35cm(体高:10〜14cm)
体重 オス 約1.3kg
メス 約1.3kg
寿命 5〜10年 最長:13〜15年
  
食事(野生下)ほぼ完全な草食性/草・果物・ごく少量の動物性たんぱく質など

食事(飼育下)主食:ウサギ専用フード・牧草
副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)

特徴耳の垂れたウサギで有名なロップイヤー。その愛くるしいスタイルが大人気。成長がやや遅い傾向があるため、ゆっくりと飼育する必要がある。また、大型のロップイヤー系の中では最も小さい種類のロップイヤー。入手難易度はノーマルタイプは簡単だが、ショータイプは難しい。繁殖時期は通年であり、1度1〜10匹(6〜8匹が多い)の子供を産む。夏場の繁殖は母体の負担を考えると見送るほうがよい。

 

なれやすさ★★★★★

性格は大まかに以下の3タイプに分類される。
1.落ちつきのないタイプ(常に周囲に好奇心が向く冒険家)
2.人間が大好きなタイプ(飼い主に抱っこしてもらいたい甘えん坊)
3.あまり動き回らないタイプ(いつもボーっとしているのんびりタイプ)
個体によって極端に違う性格である。ただし成長して小さいうちにどのタイプの個体であるかは判断が難しい。自分が飼育している個体は、どのタイプなのかを見極めて、その個体の性格に合った接し方をしていくとよい。

 

飼育のしやすさ★★★★★

短毛種ではあるがブラッシングはきちんと行う必要がある。また耳が垂れていることもあり、耳の通気性が悪いため、耳掃除はまめに行う。性格は物静かでおとなしく、とても甘えん坊。またのんびりとした性格なので、その性格に合わせて接するとよいだろう。初心者でも楽しく飼育することができる種類。しつけは生後4ヶ月くらいから行うことをおすすめする。また、ウサギの場合、ケーブルなどをかじる癖があるため、お部屋内で遊ばせるときは注意が必要。

 

おすすめ度★★★★★

大型種が多いロップイヤー系の中では最も小さい種類で、物静かでおとなしく、愛くるしいスタイルによって、ウサギの中でもとくに可愛いペットとしての要素をもっている。

 

アドバイス

大人になってからの複数飼育は、相性が合わないとケンカをし、ケガをしたりストレスを受けることがあるため、複数飼育よりも単独飼育がおすすめ。

 

2009/05/17
ネザーランド・ドワーフ

1242465564043360.jpgネザーランドドワーフ目属科 ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属(家畜化家ウサギ)
改良地 オランダ
体長 オス 約26cm(メスより頭部がやや大きい)
メス 約26cm
体重 オス 約1200g ショータイプ:約900g
メス 約1200g ショータイプ:約900g
寿命 5〜10年 最長:13〜15年
  
食事(野生下)ほぼ完全な草食性/草・果物・ごく少量の動物性たんぱく質など

食事(飼育下)主食:ウサギ専用フード・牧草
副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)

特徴カイウサギの中で最小のウサギ。耳が短く顔が丸いのが特徴。ウサギの品種の中で最もカラーバリエーションが豊かである。毛色にはオターとマーチンという色があり、オターは耳の裏側の三角部分にもカラーがあり、マーチンは三角部分の毛色が白い。毛並みはほかの品種に比べてアンダーコートの密度が非常に高いため、逆なでしてもゆっくりもとの状態に戻る、ロールバックという性質をもっている。もともとはダッチから生まれた白毛で、赤目の突然変異(ポーリッシュ)を野生のウサギと交配した後、さらに大型種と交配してできた品種。(品種として認可されたのは1969年)最終改良地はオランダといわれているが、現在では世界中で繁殖している。ノーマルタイプの入手は簡単だが、ショータイプは比較的入手難易度・価格ともに高め。多少神経質な面があるが、よくなつく個体が多い。繁殖期は通年であり、1度の出産で1〜10匹(6〜8匹)の子供を産む。

 

なれやすさ★★★★★

性格は極端に分かれ、すぐに人なれするタイプと、少々気が強く独立心旺盛なタイプが存在する。聴覚・嗅覚が発達しているため、名前を呼んでからエサやおやつを与えることを繰り返すと、呼ぶと来るようになる。なついてくると頭をなでると喜んだり、催促したりする姿も見られる。おとなしいイメージがあるが、おっとりした一面以外にも、機嫌が悪くなると後ろ足で床をたたいたり(スタンピング)、ブゥーやクゥーと、うなってアピールしたりするなど、感情表現豊かである。

 

飼育のしやすさ★★★★★

アダルトサイズは丈夫で飼育しやすいといえるが、ベビーの飼育は、暑さ寒さに弱くデリケートなので多少難易度が高いといえる。とくに冬場はペットヒーターなどで十分保温する(ベビーの適温約24〜26℃が目安)。飼育はじめは、触り過ぎたり長時間遊ばせたりすると、急激な体力消耗やストレスで体調を崩しやすい。よって過度な運動やスキンシップは避け、成長とともに徐々に段階を踏んで接すること。

 

おすすめ度★★★★★

短い耳と小さく丸い体つきがとても可愛らしいため、人気は非常に高い。カイウサギの中では最も小さく、ほかの品種に比べ、飼育スペースをとらないことも魅力的。カラーバリエーションも豊富で、気に入ったカラーを探すのも楽しみのひとつである。

 

アドバイス

大人になってからの複数飼育は、相性が合わないとケンカをし、ケガをしたりストレスを受けることがあるため、複数飼育よりも単独飼育がおすすめ。

 

2009/05/16
うさぎとは?

ウサギ(兎)とはウサギ科に属する草食哺乳類の総称である。広義には、ウサギ目のもう一つの科で耳の小さいナキウサギ科も含むが、ここでは主にウサギ科について述べる。

外敵から身を守るために発達した四方に旋回する大きな耳と脱兎の如(ごと)くなどと例えられるような俊足ぶりや、立って遠くの音を聞くことが出来るように発達した長い足が特徴的である。門歯が伸びることなど、ネズミ目に類縁が深く、ウサギ目とネズミ目はグリレスと総称される。