|
|
もしかしたら…と、少し前から気になってはいたのよね… テポが座るとき、お尻を突き上げるようにしているのは、 お尻に盲腸糞がくっついて気持ち悪いからだけじゃないと。
夕べお尻を洗うときも、こびりついた●を取るとき、 ずいぶん痛がってびくっとしていたから、 洗い終わった後にひっくり返してしげしげとお股を観察したら…
ありゃりゃ〜…お股の上部部分が赤むくれになってる。 これじゃあ沁みて痛いよねぇ。
実は…3歳半で、つまり2年以上も前の避妊手術時に剃った部分が 未だに毛が生えず、ピンクの地肌が露出しているテポ。 ちょうどその部分にでろり盲腸糞がくっつくので、 そのせいでよけいに生えてこないのか― ちゃんと普通に毛が生えていたら、んなに赤むくれになることもないと思うのだけど…
夕べはとりあえず赤むくれ部分にベビーオイルをすりこんだけど… テポ、しばらく辛そうだった。 ごめん、ごめんね。 もっと早くにちゃんと見てあげてたらよかったのに…。
いつもの3倍優しく撫でてます・・・
対策は―やっぱりでろり盲腸糞をさせないこと、 できれば、盲腸糞でお股を汚しても自分でちゃんとお股をきれいにできるようダイエットさせること。
幸い、今のところ食欲も安定してるから、 お腹のサプリメントと少々のダイエットで赤むくれ対策をスタートすることにした。
ダイエットを思い立って始めると、必ず食欲不振に陥って来たので、今度こそ慎重に続けなきゃ。 でも、ヒリヒリ痛いのは嫌だものね。 がんばろう、テポ!
あたちの顔が相変わらず汚いって? でも、おちりはいつもちゅっきりだわよーん。 |
|
|
ようやく春めいてきた北海道。 桜のつぼみも膨らんできたとか(気付いた事ないけど)。
ウサギたちのペレット、一番好きな高カロリータイプの大袋はまだ余裕があるものの、 それと一緒に混ぜている低カロリータイプのペレットが底をついてきて、 このまま高カロリーのペレットばかりになじんでしまうのも心配なので、 いい陽気だし、と意を決し、バスで大型ホームセンターに買いに行った。 バス停3つほど先でしかない距離なんだけど、大荷物になるので、 今度りえちゃんに付き合ってもらって買出しに行くまでのつなぎ程度…と思っていたけど、 “つなぎ”であっても割安な大袋を買うので、結局ペレット大袋3種3個。
なんだかやっぱり恥ずかしい… 袋からウサギの絵がくっきり見えてるんだもん。 そんなのを3袋も持ってるもんで、バスの乗客から 「あの人、一体何匹ウサギを飼っているんだ」と驚かれたに違いない。 はい。3兎でーす!
ジャストサイズでした。これ以上大きくなったらアウトかも。
ついでに、ハイジ用のキャリーバッグも買った。 冬はソフトバッグでいいけど、これからの季節の事を考えるとやはり通気性のいいものがないとね。 ちょうどいい大きさのプラスチックのランチボックスを探していたけど、 大きすぎたり小さすぎたりでなかなか見つからず、 不本意と感じる値段ながら、仕方なく小動物用キャリーを買うことに。
これでも大きすぎると思っていたら…げっ。超ジャスト! これ以上大きくなったら、もうラムちゃまのお下がりになっちゃうよ〜
そうそう、あのフレミッシュがぐんと大きくなっていたのでびっくりした。 あ゛ー、このままじゃあなんだかかわいそう。 迎えてあげられればいいんだけど…
それと…前々から気になる、例の生きもの、、、 う〜ん、やっぱりほしい・・・けど、今日はバスなのであっさり諦められた・・・
ここずっと、ベランダの片付けで捨てるレンガを何度も運んだり、 今日もペレット3個持って歩いたり、 夜にはまたスーパーでうさ野菜や食品を買ったりで、 重いものばかり運んでいるため、右腕が筋肉痛。
自分でも感心するけど、見た目より私はずっと力持ちだと思う…
「Lin…最近、筋肉質よね」 「ハニーば抱っこするからだべさ…」 |
|
|
しばらく食が細くて、いつもペレットを残したり、 ペレットを完食していたと思ったら、野菜を残していたり…の繰り返しだったラムちゃま。
最近、また突如として食欲旺盛になった。 特にペレットは一気食いの勢い。 野菜も次のゴハンどきまで残してるなんて事もなくなった。 ただ…そうなると牧草をほとんど口にしていないようでそれがまた問題なんだけど…
もう夢中。
ほんとに…急に食が細くなったり、急にモリモリ食べ出したり…というのは、 「これからボクちゃま、しょっちゅうテポたんのように原因不明の食欲不振を起こしますでちよ」と 宣言しているようなもので―
でもねぇ、、、原因は不明であっても、やっぱり原因は絶対にあるはず。 それがわからず何度も何度も困り果ててきた。
だけど、原因不明の食欲不振の家元テポは、 もうずっと食欲不振は起こしていない! ずっと食べ過ぎだわ〜(笑)
ぷは〜っんまいでち〜♪
食欲不振を起こさない⇔原因不明の熱を出さない⇒通院がない、という図式になるわけで、 やはりコンスタントに食べられるというのは基本中の基本なのね。
今のところ、にこも順調に食べてくれていて、やっぱりその結果、元気。 ―ハイジは―間違っても食べ残すなんて事がなく。
でも、そんなハイジにある日「ゴハンいらない…」なんて言われたら、 きっとこれまでのどの子の食欲不振よりも衝撃を受けると思う… |
|
|
ウサギと暮らしてもうすぐ丸12年。 何か事が起こらない限り進んで学ぶこともなく、 なんともイイカゲンな飼い主ぶりは相変わらずなんですが… それでもただ一つだけ、心ひそかに自負することがある。
それは、ウサギたちをケガをさせた事が一度もないこと。
もちろん、危うく!と肝を冷やすような事件は多々あったけれど、 運良くいずれもケガに至る前に事なきを得ている。 こうして人間の生活空間で一緒に暮らしている以上、 ケガをするとしたらそれは人間の不注意の結果でしかない事がほとんどだから、 それなりに危険がないよう家の中の工夫はしてきたつもり。 それに、抱っこをしていて落とさないよう、 抱っこには特に慣らせてきたし。 (昔、故タバサを立って抱いていて、ふいに飛び出されたとき、 捨て身で飛びついて受けとめて、自分の腕を骨折という名誉?の負傷もあった。 いいじゃん。タバサは無傷だった)
だけど…このあいだの夜中…ふと目が醒めた私は喉が乾いてキッチンへ。 そして…ついでにトイレに行こうかどうか一瞬迷ってドアの前に立ち止まって、 それから1歩踏み出したとき― みょ〜に柔らかい毛玉ボールを蹴っていた…
リャリャリャ…りゃぶたっ! トイレについていきたい彼が私の足元にぴったりついていたのに気がつかなかったのです。
寝ぼけていた事、薄暗かった事で、足元にラムちゃまがいるなんて全く意識になかった… まあ、蹴った瞬間から大して強いキックではなかったからダメージはないはずとわかっていたけど、 吹っ飛ばされたラムちゃま…呆然としていました…
踏んだんじゃなくてよかった… でも、こうして事件は起こるんだ、 今までケガさせた事がないのは、単に運がよかっただけなんだ…とつくづく思いました…
「・・・・・・・・・・」 ごめんてばさ〜
今日はおら、おがあだんと昼寝してやったべ。 潰されないようにしないとな。ぷぷっ |
|
|
あまりの忙しさに時の移ろいさえ目に入らず… いつのまにやら雪はなくなり、あと1週間もすると きっと新緑がわっという勢いであたりを覆うはず。 いつのまにか最高気温も10℃を超える日も出てきました。
あと、もう少しで繁忙期も終わって、またいつものリズムの生活が戻る…と、 指折り数えていたら…風邪引いた… 2月に生まれて初めてインフルエンザに罹ったばかりというのに! 元々風邪もめったに引かないのを自慢にしていたのに、 忙しさで疲れが溜まっているからなのか、 恐ろしく免疫力が低下してるということらしい。
インフルエンザよりもただの風邪のほうが辛い気がする… もちろん休めるわけもないし。
ウサギたちは私が忙しいとやたら元気に見える。 私が留守にしてる間、特にテポにこはやりたい放題だもんね〜
にこも食欲十分で、少し肉付きも良くなってきた…けど、 となりにテポがいるんじゃ…
思うに―彼らをじっくり観察できる余裕がある時は 小さなことにも大騒ぎしてあれこれ心配するけど、 こうして私が彼らを観察する時間がないと、 案外ちょっと具合が悪い日があってもそれに気がつかず、 彼らが自力で治癒させているのかもしれない… 私が気がついていないだけなのかも。。。
それとも、そんな程度のことなら下手に気がつかず、 放っておいた方が結果的にはいい、ということでもあるような―
マミーはゲホゲホ、下品な咳をしてまちよ〜うるちゃいっ! |
|
|
(忘れてましたが)この12日に無事に満1歳の誕生日を迎えたラムちゃま。(多分、この頃のお誕生…) 実際にうちの子になったのは7月下旬なので実感はないのですが、 テポのようにすぐ激することもなく、 かといって、にこほどおおらかと言うわけでもなく、 それでいてハイジに頭突きされても反撃もできず―
やはり、うちに来たときと同様、どことなく貴公子然としているのは相変わらず。 だけど…ほんとに手を掛けるヒマがないままで、申し訳ないなぁと思う。 こんなに放ったらかしで育てた子は初めて。
だけど、初めてほしくてほしくて迎えた子。 これからも私の自慢の王子様でいてくださいませ…
誕生日のお祝いは、新しいラムちゃま専用おざぶ。 「ここでボクちゃま以外ちっこしたらダメでちよっ」 ・・・・ボクちゃまもダメだって・・・ |
|
|
はい…毎日、馬車馬のように働いています。。。 怖いもので、かつて企画部門の部長として会社員だった頃がそうだったように、 次第にこんな状況に体も気持ちも慣れていってしまうんですね… 瞬発力だけで生きているはずだったのに。
それでも、こうしてがむしゃらに働けるのも、 みんなが元気にしてくれているから。
特に、にこがとっても元気でハツラツとしている。 ゴハンもよく食べているし、機嫌もいい。 ただ一つ、相変わらず左側に傾いてこけてしまうことだけは心配だけど。 朝にはテポと元気に走りまわって、家中のパトロールも欠かしません。
おら、おがあだんがいない間にたっぷり寝て、 馬力を貯めてるからなっ
テポも2、3日に一度のお尻洗いが欠かせないことと、 相変わらず食べている割に●が恐ろしく小さいこと以外に心配はなく― 彼女は本当はにこ以上に甘ったれさんだから、 私が帰ると、私にくっついてちょっかい出して離れない。
ハイジは―・・・・今さら説明するまでもなく。 時々ラムちゃまに頭突きを食らわしています…
先手必勝ってヤツぅ〜?
その、ハイジの頭突きを食らってはめそめそしてるラムちゃま。 どうも…歴代の食欲不振ウサギのパターン通りで、 一頃から見ると、すごく食が細くなっちゃった。 それでも、少ないながらコンスタントに食べているから心配というほどではないけれど… この先、何かあるとしたら、それはきっとラムちゃま…
くたくたに疲れて、みんなの明るい顔を見ると嬉しくなって 「たらまー、たらまー」と大声で連発する飼い主。 そうよ、みんなの元気が私の元気の素。明日の素。 |
|
|
私にとって、にこは赤ちゃんです。
普段はLin家の家長として泰然と構えている大きな彼ですが、 私と1対1で向き合うときには、 なぜかこれまでのどのウサギよりも、無垢で無力な赤ちゃんを思わせるところがある。
日中じっとうずくまって寝ているにこを移動させたりするとき、 そっと驚かせないように、自分の肩ににこの顎が乗る高さにまで抱き上げる。 たいていのウサギなら、寝ているときに抱き上げられると、 はっと驚いて身を硬くしたりするのが普通だと思うのに、 にこは初めからこうしてそっと抱き上げるのは私だとわかっているようで、 抱き上げられてもぐんにゃり脱力したまま、目も開けない。
そしてそのまま私の肩に顎を乗せたり、 私の首の下に顔をくっつけて、ちいさく「ふぅ〜ん…」と鼻を鳴らす。
そんなにこの背中を軽くポンポンと叩きながらほっぺにちゅぅぅぅすると、 さらに満足げに目を閉じたまま、ぷぅぷぅと甘えた鼻声を出す。
見た目、一番ごつくて大きい子なのに、 一番赤ちゃんを感じさせるなんてね…
おがあだん、おらがめんこくて仕方ないんだべね…ぷっ
おかあちゃんはあたちが一番かわいいんでちゅっ 今日もハイジはスキを見てはにこの毛むしり。 にこは叱りもせず、困った顔をするだけ。。。 |
|
|
朝、ゆっくり寝ていたいときでない限り… やはり私は居間のソファに寝ちゃいます。 眠りが浅い方で、夜中や朝方に2度は目が覚める方なのだけど、 そんな時、内心うるさいと思いながらも、 みんなの気配がすぐに感じられる方がやっぱり、いい。
私がむくっと体を起こすと、 ラムちゃまが「トイレに行く?行く?ボクちゃまも行く?」とそわそわまとわりつき、 サークルの中のテポにこもなんだかウハウハ動き回りだし、 ハイジは「起きたんなら、なんか出してっ」とぎゃーと鳴くんだけど、 …そんなざわめきが夢うつつの私にはなんとなくほっとする。
これで寝室でベッドで一人目を覚ますと、 なんだか…寂しいの半分と心配半分で、結局みんなの様子を見に居間に行くから、 おんなじことなんだけどね。 本当は体のためにはちゃんとベッドで寝るべきなんだけど。
でもねぇ…やっぱり、薄暗がりの中、 身を乗り出して目をらんらんと光らせて私を凝視してるハイジの様子は… ちと鬼気迫るものもあり―
むん?背後に妖怪の気配―また毛をむしりに来たわね〜っ |
|
|
時間が足りない… こうも仕事がたてこんでいると、たまのお休みも掃除・洗濯や 溜まっている資料の片付け、お買い物… それもみーんな表面的にちゃちゃっとやれる程度。 ほんとはもっと根本的にきれいにしなけりゃならない所がいっぱいあるのに。 なんだか、いつもいつも片付かない気がして、いやになってしまう。
しかも、当然体も疲れているので、 体力温存のためにと昼寝をすると4時間も寝てしまうし。 あぁ〜もったいない!
だけど… 日中のウサギたちやハイジもとても静か。 特にハイジは、ハウスの中でよく寝てる。 私が近づいても、夜のようにいちいちゴハンをねだらないし。 テポにこも私が昼寝しているソファの足元でうつらうつら。 気紛れに私が遊ぼう、と誘っても、むしろうるさがられるし。
きっと、私が日中いないことはそんなに問題ではないのね… 忙しいことで一番寂しい思いをしているのは、やっぱり私なんだ…
ハイジと違って、ラムちゃまは口元を汚さないよう グチャマンもそぉ〜っ…と頬張ります。 「品がいいでちから…」 |
|
|
今、どの子も換毛で家中ひどい事になっている。 それでも、にこはどうにか一段落かな。 しばらく体調がよくない日が何度かあったので心配していたけれど、 またご自慢の紫がかった見事な濃いブルーグレーのコートになりました。
ぷぷっおら、テカテカだべさ?
正直…仕事は忙しいわ、4匹もいるわ、となると、 なかなかお手入れが十分にできなくって。 特に、にことラムちゃまは毛並みぐらいしか自慢できるものはないので、 本当はもっともっと手を掛けてあげたいんだけど…
ハイジも昨日のお風呂では、排水溝が完全にふさがるほど毛が抜けました。 どうも…モルちゃん全部がそうなのかは知らないけれど、 この子はずーっと換毛し続けてる気がする。 大して密度のない被毛なのに、毎日こんなに抜けてもいいんだろうか、と不安になるほど。
しかも…せっかく昨日お風呂に入れたのに、 今日にはすでにこの顔・・・・・・・・・・はぁ〜・・・・・・・
あたち、最高にかわいいでちょ? |
|
|
ハイジがうちの子になって半年が過ぎた。 ウサギほどなつく事は難しいと知っていたけれど、 それでも最近はケージの外でもおっかなびっくり私の手に寄ってきては 食べ物をひったくっていきます。 手を伸ばして撫でても逃げなくなった。 ついこの間までは、ケージの中ならともかく、 ケージの外ではなかなか近寄らせてもくれなかったので、 まあモルモットとしては大分親密な間柄になってきたといえるのではないか…な?
今日は久々、1ヶ月ぶりのお風呂。 やっぱり…お風呂の間隔が長くなると、お股の黄ばみがとれません。 あぁ〜爪も切ればよかった( ̄□ ̄;)!!
それにしても… 本当にハイジを見ていると不思議でならない。
普通、人間も含めて生きものというものは、その生体の特性に合わせて進化しているはず。 ウサギだって、一緒に暮らしていると、 なぜウサギがああいう体なのか自然に理解できるようになる。
捕食される側の生きもので、何も武器を持たないから、 敵の接近をすぐに感知できる発達した耳、 ダッシュ力に優れた後肢、 走りやすいよう軽い骨なんだ…と納得できる。
だけど―どう考えてもモルモットという生きものは、どうしてああいう体なのかわからない。。。
ウサギ同様何の武器もないくせに、なぜ足はあんなに短い? 耳だって、特別発達しているようには見えない。 ウサギと違って立派に指が長く分かれているのに、 どうしてハムスターのように食べ物を手に持てない? あるいは、プレーリーやリスのように、 なぜ後ろ肢で立ち上がって周囲を警戒するということもできないの?
それならば、個体はどんどん捕食されてもいいから ウサギ並みに繁殖能力がダントツかというと― 妊娠期間はウサギの倍の2ヶ月で、 しかもウサギほどたくさんの頭数も生まないというし。
ならばならば、1個体は過酷な環境にも順応できる能力を持っているのか?というと、 …ウサギより温度変化に弱く、しかもウサギよりもたくさん食べ、 たくさん排泄するばかりというこの燃費の悪さは何なのっ!
…もはや野生のモルモットは存在せず、今ではすべて人間の手が加わった生きものだというから、 昔の野生種はもっと違っていたのかもしれないけれど…
だけど… これじゃあひたすら捕食する側の“ごちそう”という立場でしかないではないかっ |
|
|
いつからだったろう。 ウサギたちに対して、自分の事を「お母さん」と表現するようになったのは。
そもそも、私は良くも悪くも動物と暮らしている人間として 「飼い主」という表現を、内心疑問を感じながらもあえて使っている。 それは、その動物の命に対してあらゆる意味での責任を有している人間、という意味に捉えているから。 実際には「飼っている」のではなく、「一緒に暮らしている」と思っているけれど、 でもただ一緒に暮らしているのではない、 自分がすべての責任を負っているのだ、という自覚を忘れないためにも、 自分の立場を「飼い主」と表現している。
だけど、実生活で彼らと向かい合うときには、 自分の事を彼らの「お母さん」といつのまにか位置付けてしまっていて…
以前は動物病院やペットショップで、自分の事を「ママ」とか「お母さん」などと呼ばれる事があると、 ぞっとしたし、恥ずかしかったし、「そうじゃない。私は“飼い主”だ」と反発していた。 実際、自分の事をそう感じたこともなかったし。
なのに…いつのまに自分が「お母さん」になったかというと― それは、にこと暮らすようになってから。
にこは私になじむにしたがって、自然に私を「母」という眼差しで見るようになり、 時々心に響いてくる彼の声は、はっきり「おがあ」と呼んでいる。 私もそんな彼の呼び声に、何のためらいもなく否定もせずに応えているうちに、 ついに私は「兎母」になってしまった。
おらのおがあはなんで耳が短いんだべね…
実を言うと、テポは私の事をめったに「母」とは呼ばない。 母ではない、と知っているようだ。 女の子ウサギなだけに、現実的というべきか、状況をよく把握している、と言うべきか。 でも時々、不安なときなどは「おかあちゃま」と呼ぶ。
あたちはウサギから生まれたんです。 あたちはかわいちょうな(?)もらいっ子で、Linは継母なんでちゅ!
ラムちゃまも、いつのまにか自然に私を母と思いこんでいるみたい。 きっと、にこが私を母と信じているから、簡単にだまされちゃったみたい。
ハイジは―・・・・・・はたして私がハイジを食う気はない、ということぐらいは 理解してくれたかどうか・・・・・ 疑問。。。 |
|
|
うちの子達の人間臭さを「気味悪い」と言われることが時々ある。 それはほとんどの場合、ウサギという生きものを絵本や学校ウサギのイメージでしか 知らない人ばかりなんだけど…
特にお客さん大好きなテポにこは、 動物や特にウサギと触れあったことがない人にも積極的に寄っていって 「撫でる?」と頭を突き出したり、 「おら、かわいいべさ?」と膝に手をかけたりするので、 なんだか気味が悪いらしい。 かと思えば、ウサギのイメージをぶち壊すような横寝をして見せたり、 ふざけてウサパンチを繰り出したりするので、ますますギョッとするようだ。
だって、おらLin家のアイドルだべし。ぷぷっ
ハイジはハイジで、最近はすっかりケージの外でも私には安心して触られるようになり、 たとえお客さんがいても、私がキッチンに立つたび 遠慮なしにびゃーびゃー絶叫してはどどど・…と走りまわるので、 これまたモルモットを知らない人には なんだかとってもトゥーンな光景に映るらしい。
「しっかし…あんたはうるさいし、よく食べるし」 「みゃみゃとおんなじでちょ〜」
一番ウサギらしいのは、今のところラムちゃまかな。 彼はまだまだ「ウサギ」だな、と思う。 私以外の人にはめったに近づかないし、表情もまだ乏しいし。
そんなラムちゃまも今月で満1歳になる。 あと1年もしてごらんなさい… テポにこ同様、色んな感情表現を華々しく見せて 結局「妙に人間ぽい」と呆れられるようになるんだから。
ここはボクちゃまの指定席なんでちよっ 誰でちかっ!ここでチッコちたのはっ |
|
|