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November, 2010
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PROFILE
     ★Lammtarra★♂

時々タテガミが消える、お坊ちゃま気質の小さな銀色ライオンうさ

   ★炎龍(ふぉーろん)★♀

体と耳の大きさ、性格のよさは一番!日本白色種のワケありうさ

     ****Lin****

    兎道修験行者
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Sep 29, 2006
Happy Happy Happy Birthday!
今日は一応の、にこ満8歳の誕生日と定めている日です。
もしかしたら10歳以上、もしかしたらまだ7歳かもしれないけれど、
とにかく3年前のこの日、にこが私に抱かれてO村の道の駅の片隅から、
私の家にやってきた日です。

背中にたくさんの毛玉ボールを載せて、
糞尿まみれの汚い体からはすえた匂いがぷんぷんとし、
四肢の爪は恐ろしいまでに伸び放題、
門歯の1本は上あごを突き破るかと思うほど伸び、
やせてお腹の皮膚がだぶだぶに垂れ下がっている状態でした。

その、不幸丸出し(笑)のやせこけたウサギは、
車の中の私の膝の上のダンボールの中で、
息も絶え絶え、横倒しに伏せったまま硬く目を閉じていたのでした。

それからにこは見る見る輝くばかりに元気に、明るく、
そして本来の優しい気持ちを取り戻して、
私とテポに幸せをいっぱい実感させてくれる大きな存在になってくれました。

3年を過ぎようとしている今、
にこはまたなんだか3年前のみすぼらしい風情が戻ってきたようで、
体の衰えが隠せない状態になってしまったけれど、
でも、
にこのおがあは幸せです。
おまえの老い行く時間を私の手もとで送らせてもらえるから。


     今日はにこのために朝からタンポポを摘みに。
     HANAちゃんが付き合ってくれて、たくさん摘めました。
     「小さいけんど、柔らかくてうまいべ」

前の飼い主さんが亡くなってから、
暗く、騒がしく、誰も名前すら呼んでくれない場所で
2年間以上もじっと耐えていた、にこ。
テポやラムちゃまなら1ヶ月と持たないと思う。
そんな強靭な体力と精神力があったからこそ、私たちは出会うことができた。

これからは病気と闘う毎日になるかもしれない。
だけど、おがあは信じているよ。
おまえは決して諦めない、一番強いウサギだって。



     もう1兎の親不孝息子は、今日はペレットも少し食べるようになりました。
Sep 28, 2006
今度はキミか
あーあ。完全にやらかしたわ…

ラムちゃま、カンペキ頑固絶食状態です。
食欲増進剤を入れても、僅かに葉野菜をほんの少し口にする程度で、
あとは毎日野菜ジュースやスポーツドリンクを強制的に飲ませられるだけ。
今日は病院でリンゲルを入れてきた。

相変わらず―病気らしい兆候は何もなく…
熱もないし、低体温でもない。
なので、これだけ食べていないのにやつれる様子もなく、
その点はたった3日ほどでげっそりやつれたにことは大違い。
本兎も元気だけれど、さすがに今日あたりは食べていないからおなしくなってきた。

これは…テポがこれまで何度も繰り返してきた食欲不振と全く同じ。
どこも原因がなさそうなのに、とにかく頑として食べない。
いや、何か原因があるから食べないのだろうけど、
どうしてもそれがわからないってヤツ。
テポはもう1年以上起こしていないけれど、ひどい時は半年近く続いた。

こうして食べないまま、どんどん体力を落としていって、
何かこんな時に感染症にでも罹ったら―



     さぁ、だんだん不機嫌な顔になってきました〜
     「だって、マミーに無理矢理ジュッチュ飲ませられるんだもん…」


しかも―
これまで迎えた子の中でも一番手をかけるヒマがなくて、
テポは迎えたときから、ペレットや牧草が食べられなくても
他に食べられるレパートリーがたくさんある子にしようと、
とにかくなんでも食べられるようみっちり仕込んで来たけれど、
ラムちゃまにはそんなことする余裕がなかったため、
こうなると、ほんとにお手上げ。
あーあ、こんな時に手抜き育児のツケが・・・


相変わらず何時間でもとろとろと抱かれっぱなしでいる。
まだメルヘン足りないでしょうか…

今日はにこも一緒に病院に連れていった。
体重が100gだけ戻って、2.7kgになっていた。
「にこくん、よく頑張って持ちなおしたね〜」と主治医の院長先生にもほめてもらった。
本当は、あれから順調に食べているんだからもっと体重が戻っていてもいいくらいと思っていたけど、
やっぱり少しずつ、で当然なのかも。
少しずつではあっても、食べれば体重が戻るということは
少なくとも悪化していない証拠だもの。

かわいい、大事な息子達。
早く母さんにラクをさせておくれよ〜
Sep 25, 2006
ラムちゃま、頑として食べず。
にこの食欲は引き続き十分で、●もいつも通り。
食べる方はもうほとんど心配ないけれど、
やっぱり…どうも比較的調子の良さげな日と、
かなりしんどそうに見える日と、ほとんど1日おきに繰り返している感じ。
完全に体調を取り戻すにはまだまだ時間がかかりそう。
まぁ、じっくりゆっくり行きましょう…

今日は隣町に住むうさモル友だちのはるみさんから、
にこにとたくさんの野草が届けられた。
うれすぃ。
にこの大好きなタンポポがいっぱい。

先週、私も野草採りに出かけたのだけど、
お盆の頃に草刈をしたあとなので、ちょうどいい感じの柔らかいタンポポを探したけれど、
思ったほど生えてなくて、ほんの少ししか摘めなかったので、ほんとに嬉しいわ〜

やっぱり、スーパーの人間用の野菜より、
自然の野草をできるだけたくさん食べさせた方がウサギには力になる気がするのよね。


     テポにこの食卓に割り込むハイジ。
     「なんで残してるの?もったいないでちょ?え?
      あたちの分じゃない?もう食べちゃったわ〜ぷきゃっ」
     

そして…今ではにこと同じくらい気掛かりなのが、ラムちゃま。
かつての故ちゃやテポが繰り返してきた食欲不振とおんなじ。

口中にもお腹にも問題があるようには見えず―
熱があるわけでも低体温でもない。
なのに―頑として食べない―

丸々ころころと太ったままで、ここまで食べないのに一切やつれる気配がないのは、
やっぱり何か疾患が原因での食欲不振とは思えない。
それでも、昨日の夜はなんだか瞼のふちがいつもより赤く充血しているようだったので、
用心のために抗生剤を昨日から飲ませている。

昨日の夜は僅かにバナナとグチャマンマと牧草を一口ずつ口にしていたけれど、
今日は全く食べる気配がないので、抱いてニンジン&リンゴジュースを飲ませた。
その後は春菊を1本食べてくれたけど…
しばらくはこうして強制的に水分&栄養を補給させなきゃ。


      ダイエットしてるんですか?全然やせてませんけど。
      「ほっといてほしいでちっ」

…何か心因的なものがあるのではないかと思ってるんだけど…

今日も日中、いつもはないことなのに、自分の時間じゃないのに
しつこくサークルから出たいと騒ぎ、
出ると妙におだって走りまわってるし、
それでも私が抱こうとすると一切逃げようとせず、
嬉しそうにむにゃむにゃ抱かれるし。

もしかして、しばらくにこにばかり私の気持ちが集中していたことが
何か関係してる…?

いや。それはメルヘンだ。
…で、あってほしい…

ほんとに、早くちゃんと食べてよ〜
Sep 22, 2006
大きな動物たち
今日はりえちゃんに付き合ってもらって、隣の町の観光牧場へ行って来た。
しばらくにこにつきっきりだったため気持ち的にリフレッシュの必要性を感じていたことと、
そこでは動物にさわれる、というので、
久々大きな生きものにむしゃぶりつきたい欲求があって…

べこの赤ちゃん。ミルキーちゃん。
生後1ヶ月半。

     おっぱいがほしくてほしくて、服の裾をしゃぶられる。
     おっぱい出せ〜とすがりつく子牛を抱きしめてぶちゅ〜しまくる。
     ごめんね…あなたのおっぱい、いつも私が飲んじゃって。
     ちと胸が痛む。。。



     りえちゃんなど、手をしゃぶられ逃れられなくなる!
     何にも出てこないよ〜


     にゃんこもいっぱいいた。テポみたいな白黒配色の一族。
     「今日もヒマなお客さんがいっぱいだにゃあ」

このほかにもアンゴラウサギ2羽、ポニーとミニホース、ヤギと羊がいました。
馬ともチューしまくった。むふ。
観光牧場の動物たちなので、みな愛想はバツグン。
久しぶりに大きな体の動物と体当たり?で触れ合うことができて、
とっても癒されました…私はね。
相手をさせられた動物たちはどうだったか…


今日もにこはよく食べている。
特に葉野菜が好きで、グチャマンマもよく食べているのに、
なぜか水もこれまで以上にたくさん飲むのはなぜなのかな。。。

今日は昨日より、不自然な行動は目立たない。
やはり、日によって体調に波があるということなのかな。

それよりも…ラムちゃま。
そろそろ、この子の事も問題になりつつある!
―食べない。
昨日までちょろちょろグチャマンマとバナナだけは食べていたけど、
今日の日中はついに、牧草をほんの僅かにつまんだだけだった。

でも、病気とは思えない。
元気も活気もある。
その証拠に、こういった状態では何も食べなくても、全くやつれない。
なんとなく気に入ったものがない、という気分らしい。

こういう時には食欲増進剤がよく効くので、
仕方がないのでさっき一口飲ませた。
このままでは胃腸障害を引き起こす心配が出てくる。
なんというムラ食い野郎なんだ・・・ウサギとして不真面目である!


     「結局、小さいボクちゃまが一番かわいいでちね」
     マジメに食べなさい、マジメに!
Sep 21, 2006
うさ飼いのシビアな目…
食べることにものすごい執念を燃やして落ちつかなかったにこも、
ようやくいつもの食べ方と量に戻った。
お腹のだぶだぶの皮膚もあまり目立たなくなったから、
多分にこの内部の生命維持装置?が、とりあえずここまで戻れば大丈夫、と
アクセルを少し戻したという感じ。

それでも、相変わらず順調に食べているし、●チッコにも異常は感じられないので、
ひとまず安心。。。

と、言いたいところなんだけど、実はそうでもなくて。
ダテにうさ飼いを12年以上もやっているわけではないんで、
私の目にごまかしは効かないんですね…ニクイことに。


     お、おら、別にごまかしてなんか…
     お、おがあ、妄想とちがうべか?

まず、さらに視力が落ちてしまったらしいことも関係しているのか、
あらぬ場所であらぬ方向に顔を向けてボーっとしていることが多くなった。
部屋の隅で、その壁に頭をつけて、ただ茫然と座ってる。

けだるそうにしているのに、今までのようにすぐ横にはならず、
なぜか立ち座りのまま呆然としている。

2、3歩歩いた先で、その歩いている途中の不自然な姿勢のままでぼーっとしている…

永年ウサギと暮らしてきた人なら、これは不自然だ、と気がつくと思う。

…なので、ここで完全復帰を宣言できたらどんなにいいだろうとは思うものの、
実情は…明日にもまた急変しても少しもおかしくない状態にある。

もちろん、そうならないよう、食べられる今のうちに少しでもストレスのない生活をさせてあげて、
体調を早くホンモノに戻してあげないと、と思っている。

でも、ひとまず危機は脱したのはたしかなので、
にこを心配してくれた皆さまも安心してください。
本当ににこと私を励まし、心配してくれてありがとうございました。

今日も、市内のうさ友だちのみゆきさんが、高価でレアなペレットと牧草を
にこにと送ってくれました。
あんたは幸せ者よ〜にこ。

さすがに飼い主の方もバテ気味。
私も体調管理気をつけなきゃね。。。
Sep 18, 2006
メンテナンス?仕上げ中
夕べはゴハンタイムの後ずっと、にこの呼吸が速いままで、
今にも心臓発作が起こるのではないか、と、
これまでとはまた別の心配で胸が塞がれそうだった。

でも、今日も朝からずっとひっきりなしに食べ続け、
私が撫でようと手を差し出すだけで「なんかくれるんだべか?」と
そわそわわたわたしていたものの…
そんな調子なのに、今日は昨日のようにハッハッしてへたばる様子が少なくなった。
息切れしてへたばっても、昨日とは比べものにならないくらいすぐに回復するし。

やっぱり…「権さん」のおっしゃる通り、
これまで食べられなかった数日間で体力を極端に消耗していたせいだったみたい。
一生懸命食べるだけで精一杯の体力しかなかったのが、
少しずつ回復してきているのかもしれない。

あるいは、もしかしたら10歳以上であっても不思議はないにこなので、
80歳のおじいさんに100m全力で走ってもらったら、
そりゃ心臓病ではなくても動悸・息切れは当然するのだろうし―

短期間のうちにギリギリのところまで体力を消耗して、
そして今、本能的に急いで回復しようと、こんなに夢中になって食べているんだろうと思う。
と、希望的観測。

そんなわけで、今日の病院の予約もキャンセルし、
主治医にも電話で状況を説明して木曜日の奥歯の麻酔処置もキャンセルした。
主治医は「削るような状態の奥歯じゃないし、
潰瘍も古い状態のもので、今になって突然食べられないというのもおかしなことだった。
やっぱり、筋組織に影響している現在の病状が
何か関係していたのかもしれないですね」と言っていた。

でも、抗生剤を続けている今、確かに以前ほど左側への傾き・ふらつきは少し良くなっている。
筋肉の炎症を和らげているのかもしれない。
今後、抗生剤は1ヶ月は継続することにする。

今日、ペレットやウッドチップの大量の買い物に付き合ってくれたりえちゃんも、
4日前の夜に見たにこの様子との大きな違いに驚いて喜んでくれた。

たくさんの人に心配かけたんだから、
早く床上げ宣言できるように、にこにはもう少し頑張ってもらいます。
Sep 17, 2006
もしや―心臓も・・・
よしよし…けっこう、よしよし、である。

今朝も朝のゴハンタイムにはすごい勢いで野菜に食らいついていたので、
ほとんど心配なく仕事に出ることができた。
そして11時過ぎに帰ってきたら…何ヶ月ぶりのことか、
「たらま〜」とドアを開けたら、にこがドタドタと玄関先まで走ってきてお迎え!
もう、ニッコニコ!かなり機嫌もいい。

朝に用意した、いつもの倍の野菜も完食、グチャマンマもきれいになくなっていた。
嬉しそうに私の前で頭を振るにこの顔を、
いつものように両手で挟んでブチュ〜として気がついた。
口の周りが全然濡れてない…完全に涎も止まったようだ。

それから急いで夜のゴハンの用意をしている間も、
待ちきれない様子で乾燥ペレットをぽりぽり。
おかしいなぁ…口の中の痛みが全くなくなったようだ。

そうして野菜やバナナにすごい勢いで飛びついて、必死に食べる。
まるでこの4日間の絶食分を取り戻そうとしているかのような焦り方で食べる。
この分じゃ、明日の通院も必要ないかも。
木曜日に予約している麻酔処置も後にしたい。
せっかく問題なく食べられるようなのだから、下手に歯をいじって、
麻酔処置で体力を失わせて、逆にまた食べなくなってしまったら何にもならない。
いずれ処置をすることになるとしても、まずは少しでも体力・体重を戻してからにしよう。

だけど…食欲の方はこれで一安心なんだけど、
夕べから気になっているのが、こうして興奮してひとしきりむさぼったあと―
よたよたと部屋の隅に崩れるように倒れこみ、はっはっはっはっ…と
例の速くて浅い呼吸で苦しそうにへたれこむのだ。

興奮して騒いだり、緊張したり、こうして大喜びで夢中でゴハンを食べた後は、
いつも必ずこうなる。

最近までの気温の高いときまでは「暑いんだ」とあまり気にしていなかったけれど、
どうもそうではないらしい。
…心臓が悪いのでは―。

人間で言うと、まさに動悸・息切れ状態。


     おら、なんか変?しばらくしたら普通の呼吸に戻るべども…

とにかく―にこを不用意に興奮させたり緊張させたりは禁物のような気がする。。。

明日もこのまま食欲を維持してくれますように・・・
一つ一つ、ゆっくり良くなっていってくれるといいから。
Sep 16, 2006
意地を見せたか、にこ
夕べはまた特設サークルの中に布団を敷いてにこの傍についていたけれど、
特設ベッドに伏せったまま全く動くこともできない状態で、
手を伸ばして、そんなにこのゴツゴツした背中を撫でながら、
「…もしかしたら」といやな予感すらしていた。

でも、私も連日の介護疲れで朝方に一度起きて納豆菌を飲ませた以外は、
にこがやっぱり何も食べていないこと、
でも下痢はしていないことを確認してまた寝ちゃったものの、
ものすごく大きなお腹の鳴る音が、果たして自分のお腹なのか、にこのお腹からなのか、
それがすごく不安だった。

今日も当然のように仕事を休んで、何とか少しでもにこの口に何か入れて、
夜、予約している通院をして―という段取りだった。

なのに…朝起きて、にこを特設サークルから解放してテポの元に戻してから、
俄然元気に駈け出すにこに驚いた。
にこはいつもの自分達のゴハントレイに乗っかるようにして
「なんかないんだべか?」とそわそわ。
あわててレタスをあげると、うまく噛み千切れないものの、必死に食べる。
グチャマンマをあげたら、一気に5、6口食べた。
なんだか表情も明るい。

おお、いい兆候だ…と日中はそんな感じに少しずつ食べさせ、
それから私も疲れていたので、通院前に昼寝をして2時間ぐらいした頃―
食器がガチャン!と鳴る音で目が覚めた。

にこが、なんとまあ、普通の乾燥しているペレットまでぽりぽり食べているではないか!
体調を崩す前から、グチャマンマの方がずっと好きで、乾燥ペレットはあまり喜ばなかったのに、
しかも口の中が痛いはずなのに、必死にぽりぽり食べている!


     ペレットをむさぼる!

こ、これは相当食べたいんだ、と気がついて、
せっせとレタスやグチャマンマをお給仕したら、
にこは必死の勢いで食らいつく!
門歯をカットしたばかりでうまく葉っぱを噛めないのに、
それでも諦めずに、必死に懸命にがっつく。
テポが来て新しいグチャマンマを食べ始めると、それにつられるようにして、
自分もグチャマンマの器に顔を突っ込む!

これだったら、リンゲルの注射をしてもらいに病院に連れていかなくてもいいんじゃないか、
逆に連れ出すことでストレスになり、
昨日のように帰ってきたあと塞ぎこまれても困る、と、
急遽、動物病院にキャンセルの電話を入れた。

そして、そんなに食べてくれるんなら、お母さん急いで春菊買占めに走るわ、と
大急ぎでスーパーに走って春菊3束ゲットして与えたら、食べる食べる…


      お母さんが買ってきた春菊、おいしいかい?
      
結局、この時間までに春菊4本、ロメインレタス葉3枚、そしてグチャマンマを平らげた。
口もクチャクチャしていない。
涎もほとんど止まっている。なぜかはわからないものの。

やたっ!
今回も苦労を舐め尽くした?うさ飼いの勝利でしょうか?
それとも、昨日病院で主治医に注射されながら
「キミね〜長生きしてLinさんに恩返ししなくちゃダメなんじゃないの?」と
チクリチクリと諭されたのが効いたのでしょうか…
はたまた、テポとの連携で、相当ひどい状態になったらテポからも離して私がつきっきり、
少し回復するとテポに返してテポに任せる、という作戦がよかったのでしょうか。


     じゃ、テポ、あとは頼んだよ。
    「ダメだったら、また返品するわよ〜」


いや…苦労を舐め尽くした私ですから、これはほんの一時的なことでしかないと
なんとなくわかっています…

多分、にこは今「このままでは死んでしまう、なんとしても食べないと」という
ある種の本能で興奮状態にあるだけかもしれない。
みんなそうだったから。

実際、今のにこは普段にはないほど興奮していて、
私が差し出す野菜やグチャマンマに、待ちきれないという様子で飛びついてくる。
そして、ひとしきり食べた後は過呼吸状態で、はっはっはっ…
…明らかに普通じゃない。

大体、舌に潰瘍があるとわかっていて、
歯もカットしていないのに、急に治るわけもないんだし。
(もっとも、こんなに問題なさそうな歯でなぜ舌に傷がつくのかも不思議だったんだけど)

だから、これで治ったと安心せず、この勢いを通常のリズムに持っていくまで、
辛抱強く、慎重に様子を見守らなくては。

それでも、とにかくひとまず、ほっとした…
明日はやっと仕事に出れそう…(これ以上は休めないよ…)
Sep 15, 2006
垂れ下がるお腹の皮膚
夕べはあれから、りえちゃんが届けてくれた納豆菌のおかげで下痢も次第に治まり、
グチャマンマも3口ほど口にしてくれた。
涎もかなり量が減ってきた。
食べたい意欲はあるようなのだけど、でもやはり舌が痛いのか、なかなか進まない。

今日もリンゲルを注射してもらいに病院に。
一番暑い時間帯だったせいか、帰って来た後は昨日以上にへたばってしまって、
今も特設ベッドに伏せったままほとんど動かない…
でも、昨日より顔つきはしっかりしているように思うし、
病院から帰ってきた後もグチャマンマ3口ほどと、バナナ、ロメインレタスを一口食べた。

少しずつ食べるようにはなっているものの、逆に食べていないことでのダメージと、
左側に大きく頭を傾ける様子が目立つようになってきた。
やっぱり…ただ単に舌が痛いことだけが原因とは思えないなぁ。


     全身投げ出したいような疲れがあるみたいだね…

今日、病院で一応、奥歯の麻酔処置の予約を入れてきた。
来週の木曜日。
仕方がない。月曜日も祝日のせいで、本当ならもっと後になるところを前倒ししても
どうしても木曜日になってしまうという。
なんとか少しでも食べられるようにして、
あとはリンゲルでしのいで、木曜日まで頑張ってもらうしかないな。。。


今日、病院から帰ってきて、寝室の方に駆けていったにこの姿を見て、ちょっとショックを受けた。
はっきりと―お腹の下、皮膚が垂れ下がっていた。。。
3年前連れてきた時とおんなじだ。

その垂れ下がるお腹の皮膚の事を主治医に聞いたら、
「以前はこの皮膚がパンパンに張るほど太っていたのに、
ろくに食べさせてもらえないような飢餓状態か、
あるいは消耗性疾患のせいで急激にやせたため」と言っていた。
それで私は、何としても、早々に、
この垂れた皮膚がパンパンに張るほど太らせてみせる、と決意した。

実際、割合短期間のうちに体重を増やさせ、お腹の皮膚は垂れなくなった。
そんな他愛のないことが、私には実感として嬉しかった。
なのに―3年後の今、また同じ姿を見ることになるなんて・・・
また、パンパンに張るほどの体に戻してあげられるだろうか。。。
いや、やせ衰えたまま死なせるなんて事だけはしない。


    「ぴゃぴゃの姿が見えないのはどうちてかちら〜?」
    にこパパは面会謝絶なのよ…

夕べはサークルで仕切った中に布団を敷いて、にこと二人だけで寝た。
布団が下痢フンまみれになってもかまうもんか、と思って。
そうしたら、意外にもにこは急に嬉しそうに布団に上がってきて、
一晩中私の枕もとにぴったりくっついて離れなかった。
なぜそんなにも嬉しかったのかな。

今晩も、これからにこと二人だけで寝ます。
疲れているから、今晩は熟睡しちゃいそうだわ…

今日はご近所のウサギ友だちbrownちゃんが、
私が疲れているだろうと、ゼリーや水羊羹など甘いお菓子を差し入れてくれた。
みんな、励ましてくれてありがとう。
Sep 14, 2006
決戦のとき、かな
まいったな。
ここ数日が勝負かも。

夕べ遅くから下痢までしだしたため、結局ほとんど眠ることもできずに、朝一番で病院に。
下痢は怖い。
水様というほどではないけれど、流れるような黒い便が点々と床に落ちて、
肛門付近もでろでろ…
それでも朝までには乳酸菌が少しは効いたのか、軟便に近い程度には収まった。
でも、相変わらず下あごは涎でぐちゃぐちゃ、一切何も食べていない。

去年も同じような口の状態があって、スコープで調べてもらったけれど、
結局口中に傷らしいものは何も発見できなかった。
今回もまた同じなのかな…と思っていたら、意外にも左側面の舌に潰瘍があるという。
当然、普通は奥歯の噛み合わせが悪くて起こる現象のはずなのに、
でも奥歯自体はまっすぐで噛み合わせも問題あるようには見えないという。
何かクセのある噛み方、あるいは体全体が左側に傾くという今の病状が関係しているのか…
明日まで様子を見て、やはり食べられそうもなかったら、
こんな状態で不安だけれど、麻酔をして奥歯を処置するしかない。
悪い噛み合わせではないのに処置をすることで、後々また問題になるかもしれないけど、
現状打破はこれしかない…


     病院から帰ってからは、ぐったり疲れて寝こむ…

その後日中はぐったりしていたのだけど、
夕方から落ちつかなくあちこち走りまわっては、しきりに力んでチッコをしたがる。
リンゲル液をたっぷり入れたので尿意があるのだろうけど、どうもうまく排泄できない様子。
そうこうしているうちに、また流れるような下痢便が再開。
その度にお尻を濡れティッシュで拭いて、便が肛門や尿道を塞がないようにしているのだけど、
その度にひどく嫌がって暴れるので、私も下痢●まみれ(笑)

ちょうど納豆菌も切れて不安に思っていたら、
夜中にもかかわらず、さっきりえちゃんがわざわざ届けに来てくれた。
日中は、ウサギ友だちのふのりママときょろさんが
生チモシーや色んな食材をお土産にお見舞いに来てくれた。
みんな、ありがとう〜


今は大分落ちついている。
グチャマンマも一口だけ食べてくれた。


     ふのりママに抱っこされた。
     なに?キミの恨めしげな目付きは(笑)


     ばっちいお腹全開。今日もお笑いの王道を突っ走っていました。


明日の病院で、多分歯の処置の予約をすることになると思う。
ぐずぐずしていても好転の兆しが見えないなら仕方ないものね。
元々の病気の正体も原因もわからないままで不安なのはどうしようもないけれど…

それにしても、今日一番ショックを受けたのは、にこの体重。
やせたとは感じていたけれど、なんと2.6kgしかなかった―
3週間前より300グラムも落ちていた。
3年前ガリガリにやせて、お腹の皮膚がタルタルに垂れ下がる状態だった時で2.4kgだった。
下手をすると、その時の体重より落ちてしまいかねない。
何とかしなけりゃ。
みんな応援してくれているんだから、意地を見せろ、にこ。
Sep 13, 2006
食べないにこと、ちゃっぴー一周忌
昨日からほとんど何も食べなくなってしまった、にこ。
全く原因がわからない。
いや、多分いまのにこの病が関係しているのは間違いないのだろうけど、
昨日は仕事に出る前に抗生剤を飲ませているし、
夕べも今朝も飲ませているけど、変化なし。
体の傾きなどには大きな変化は見られないけれど、
いつも口の周りが涎で汚れている。
なにか一口食べると、口中に違和感があるらしく、クチャクチャ舌でしごくようにする。
それで、まだほとんど伸びていなかったけれど、
いつも自分でカットしている門歯をさらに短くカットしてみたけれど、
以後も全く変化なし。

たしか…昨年末当たりに体調を崩したときも、口中に違和感があって食べられない様子だったっけ…

今日は心配で家を空けられず、仕事をドタキャンしてずっとそばにいた。

抱き上げると、びっくりするほど軽く感じる。
先日の病院での測定では2.9kgだったけれど、
これまで順調に食べていたはずだけれど―
やっぱり…かなりやせてしまったみたい…
後肢の付け根の脇も大きくへこんでいる。

さらに―どういうわけか、今日はテポもラムちゃまもほとんど食べない。
まるでにこに付き合っているみたいに。
もちろん、いつもと違うものは一つもないし、昨日今日になって封を開けたものでもない。

みんなして、にこを心配しているのかな。。。
明日、病院でリンゲルを入れてもらわなきゃね…


     にこ、がんばれ。みんな、おまえが元気がないと食べる気もなくなるんだって…


月が美しくなってきた、と思ったら、今日はちゃっぴーの一周忌。
そう、ちゃっぴーだって、亡くなる前日でも今のにこほどやつれてはいなかった。

去年の今ごろは、夜はもっとずっと冷えこんでいた。
雨が降っていた。

ちゃっぴー。
おまえに会いたいよ…
Sep 11, 2006
ほどほどユニット
ウサギの本気のケンカは、ハンパじゃありません。
大怪我どころか、どちらかが殺されることもあるほど。
それほどウサギにとって受け入れられる仲間か、そうでなければ同族であっても敵か、と
実に過酷なほどはっきり線引きされるものらしい。

実際、故あちゃとその娘のタバサは、母子関係にありながら、
その上2兎とも避妊手術済みでも、いったん接触する機会があると、
流血なしには済まないバトルとなったし、
生まれつきの障害を持つ(つまり繁殖に適さないDNAを持つ)野茂さんなどは、
同じオスの水戸泉だけじゃなくメスウサギからも徹底的に攻撃の対象とされた。

だから…たまたまテポとにこがこんなに仲良くできるのも、
よっぽど相性がよかったという結果なのだけど、
ただ、後からやってきたラムちゃまは、
やはり2兎から激しく攻撃される立場となるのだろうなぁ…と初めから観念していた。

それで今もあえてラムちゃまとテポにこをくっつけようとはしていないのだけど、、、
でも実を言うと、本当はラムちゃまとテポにこ、敵同士でも決してないのよね。


      サークルの仕切りの一部は、鼻をくっつけ合えるよう
      あえて隙間を作っている。

なぜかというと…本気で相手を敵視している場合は、
サークルやケージのフェンス越しにでも容赦なく相手の鼻先に齧りつく。
だから、私はいつもフェンスに、カジカジ防止と、
ケンカによるケガ防止のために網目の細かいバーベキュー網を張るのだけど、
いつの頃からか、ラムちゃまとテポにこのスペースを仕切るフェンスの一部が
鼻先をずぼっと出せるくらいの隙間があるままになっていたのに、
決してお互いが鼻先の毛を抜かれることすらないことに気がついた。

特にテポは、ラムちゃまがフガフガその隙間から鼻を出すと
ぷぎっと威嚇して噛みつきそうにするのだけど―
にこもフン!と鼻を鳴らして興奮することもあるのだけど、
実際に噛まれたことはお互いに一度もない。
多分、ポーズというか、立場上そうしなくてはならない程度の習慣みたいだ。
本当にラムちゃまを敵視していたら、今ごろラムちゃまの鼻は消えているはず。
そうじゃなくても、昔、あちゃ以外の子達の鼻先にはみんなあちゃから噛み付かれた痕があったけれど、
ラムちゃまにも、テポにこにも噛まれた痕もない。


     ふふふ。ほんとはボクちゃまがツオイと知ってるからでちね〜?


それに、暑い間ラムちゃまのサークルをテポにこの居場所とは少し離れた場所に設置して、
それをまた涼しくなってテポにこの隣に戻したら、
すっかりラムちゃまが嬉しがって大はしゃぎしているし、
それに、体調を崩したにこも、またラムちゃまが隣に戻ってきたら、
フェンス越しにお互いにフガフガしあって、
ちょうどいい程度の刺激をにこに与えてくれているように見える。
塞ぎがちな雰囲気でいたにこにとって、この点は本当にいいことだと思う。

べったりするほどの仲良しユニットではなくとも、
ほどほどユニット?というのも、まあいいかも。と思う…
ラムちゃま、あんたの役割は大きいのよ…



    あ、ハイジ?
    びゃーびゃーご飯をねだって泣いていたけど、「まだ時間じゃないでしょ」と
    しばらく放っておいたら…すっかりひねくれてしまいました…
Sep 08, 2006
ヒゲの存在価値
にこはよく食べてくれる。
今はむしろテポ以上に食べてくれている。
(ラムちゃま…今日はバナナ以外口にしなかったよ!)
体調も落ちついているようなので、
抗生剤投与の加減をもう少し長期的に見極めたいんだけど…
でも私が不在の日には心配で飲ませないわけにも行かなくて。
そういうところの度胸がないのよね〜私は。

にこが倒れてから、ほとんど皆さんのところに書きこみする余裕もなくしていましたが、
これからまた少しずついつもの日常に戻していくようにしようと思っています。
本当に、にこを心配してくれて、私を励ましてくれてありがとう!


     もりもり食べていたかと思うと、食後はこの通り行き倒れ風に寝て動かない。
     あんまり長時間このままなので、ついつい心配になって起こしてしまう…


それにしても…ほんとうにかなり見えなくなっているようだ。
私がテポにこのサークルの中に入って行くと、
にこはまるで「誰が来たんだべか?」と緊張した顔で走り寄ってきて、
それからじっくり顔を見たり匂いを嗅いだりして、ようやく私だと気がついている。
毎日微妙に位置が変わる椅子の脚なども、相当近くに来て初めて気がついている。

1メートルも離れるとなかなか見極められないようだ。
にこを不安がらせないよう、驚かせないよう、
近くに寄ったり体を触るときには必ず声をかけるようにしている。
こうなるとやっぱりヒゲは重要なはず…


     にこのおひげ、食べちゃダメだからね。
     「あたちのお世話の一部なのに?」
Sep 07, 2006
なみだ
ここしばらくは体調も落ちついているように見える、にこ。
もちろん筋力が侵されている病気には間違いないので油断はできないけれど、
今のうちに私もこれからのことをゆっくりじっくり冷静に考えていこうと思っている。

ただ…本当に視力が一気に落ちたらしく、
声をかけずに体にさわろうとすると、びくっと驚いて反射的に手を噛もうとしたりする。
私の手だとわかると、とたんに体の力を抜くのだけど、
急に視力が落ちたことでいつも緊張しているようだ。

私のとっても数少ない長所の一つは、
簡単に諦めてメソメソしないところだと思っている。
だから、うちの子たちが一大事の時は泣いてなんかいないで、
できることを、助けられることを信じて、果敢に闘う。

だけど…少し元気になったにこに、
少しでも私の顔が見えるようにドアップで顔を寄せ、
野菜やオヤツを手ずから食べさせていると…
嬉しそうにニコニコしながら、鼻を鳴らして食べるにこを見ていると、涙が出る。

「おがあはね、にこがいてくれるだけで幸せだよ。
にこがおいしそうに食べてくれるだけで嬉しくて仕方ないよ」と話しかけ、
それに応えるように嬉しそうに食べるにこを見ていると涙があふれる。


     ほとんど動くこともなくなったけれど、
     機嫌よく、たくさんゴハンを食べてくれている。

あぁ、やだやだ。
6年前の夏、パスツレラの高熱で意識朦朧となっていた故あちゃを抱いて、
同じようなことを何度も繰り返しては涙がポロポロこぼれて仕方なかったっけ…


でも、私は信じている。
きっと、にこが快適に生活を続けていける道を絶対に見つけてあげられると。
そして、これからも家族みんなで楽しくにぎやかに暮らしていくんだと。
だから、にこの先々を心配して泣くなんてことは絶対にしない―。



   十分に涼しくなったので、居間のラムちゃまのサークルを撤去し、
   テポにこのいる和室に戻った。
   テポにこの傍に戻って嬉しいらしく、ずいぶんはしゃいでた。
Sep 04, 2006
にこの視力の現実
今日は1日家にいられるので、試しに朝も夜もにこの投薬をストップしてみた。
夕べから調子がいいようだし、
このまま大過なければ一時的にも投薬を止められればそれに越したことはない。
継続の結果、慣性が出て、いざというときに効かなくなったら困るもの。
夜も今のところ調子が悪そうではないし、食欲も十分。
でも…明日の朝は飲ませます。
留守中の急変だけは避けたいから。

今日ちょっとショックだったのは…
朝いつものようにグチャマンマを作って(これまでは夜だけだったのを
今はたくさん食べてもらうために朝晩作ってあげている)、
2mほど離れていたにこに「マンマだよ」と呼びかけたら―
ホカホカグチャマンマの匂いに気がついて飛び起きたものの―
私が「ほら、おいで」とグチャマンマの器をかざしても、
にこは匂いと私の声のするこちら側に必死に顔をあちこちきょろきょろするだけ。
どうやら私の姿がほとんど見えていないようだった…
たった2mぐらいの距離なのに。
午前中は天気が悪くて暗かったせいもあるのだけど。

普段は物にぶつかったりということもなく過ごしているので、
大分瞳は白くなってきたものの、まだまだ見えているんだとばかり思っていた…


     体調がいいと、テポへのサービスもしっかり。
     これまでテポが一生懸命守ってくれていたんだものね、当然よ〜

どういう条件でなら見えて、どういう条件になると危ないのか、
これからはにこが思わぬ怪我をしないよう、もっと気を遣ってあげなくちゃ…


   ますますタテガミが短くなってきました。

相変わらず、私を避けまくるラム坊。
でも、テレビを見ていた1時間ほどの間、ずっと気持ちよさげに抱っこされてました。
というか、相変わらずいったんつかまると
蹴るとか噛むとかしてまで抵抗しようということが一切ない。
そこまで人間に歯向かう必要性も感じないまま大きくなったみたい・・・
ほんとに、正真証明のお坊ちゃまうさですね。



     漁師の叔父さんが、立派!な毛蟹を3ばいも送ってくれた!
     朝に1ぱい食べて、昼に1ぱい、夜にも1ぱい食べて…もうお腹いっぱい。
     やっぱり、カニは毛蟹に限ります…叔父さん、感謝!

Sep 03, 2006
いのちの重み
昨日まで元気がない…というか、それが普通とも言うべき状態のにこだったけれど、
今日は仕事から帰ってきたら、とても明るい表情で迎えてくれた。
「おがっおらのゴハンは?」と私の足の周囲を、よろけながらもドタドタ。

とにかく、例の謎?の葉野菜がお気に入りで、いい食べっぷり。
オヤツの乾麺もテポにとられないよう必死にぽりぽり。


    もう少し元気になったら下半身をシャンプーしたい…
    感覚が衰えているせいか、自分のズルチッコした所に平気で寝ちゃうから
    ひどいことになってる。

今週、様子を見て一度抗生剤をストップしてみて、その影響を確認しようと思っている。
タイミングが難しいし、怖いんだけどね…

…こうして人間以外の生きものとどっぷり体当たりで暮らし、
いつもいつも何かと心配が絶えない状態を繰り返してきた十数年。
今、話題の坂東真砂子のエッセイと、それを巡る論争?を見聞きすると、
なんだか私って相当変な部類の人間になっていたんだな、と半ば感心してしまう。

坂東真砂子という作家の考え方や主張についてあれこれコメントすることは避けることにする。
だって…こうしてあちこちで彼女の“仔猫殺し”を話題にすることは結局彼女の思う壺だと思うし、
話題にするほど深い内容のエッセイとは思えないから。
まるで高校生あたりが自己陶酔して書きなぐった、矛盾だらけのヘタクソな文章だと思った。

ただ…これからどんなに動物やペットに対する社会的意義や価値観が高まったとしても、
それでも彼女のような人は必ずいつの世にも存在するという事を忘れてはならないと思う。
動物と一緒に生きることの意味が、みな同じと思ってはならない。
「飼ってやっている」という意識で暮らしている人もいれば、
私のように「一緒にいてもらっている」という意識がぬぐえない人間もいる。

ただ…今も印象深く覚えていることがある。

親元を離れてから、初めてペットとして買ったのはハムスターだった。
ただただ、そのかわいらしさに抗しきれず買った。
10年以上自分の心配しかしない生活だったのに、
初めて自分以外の生きものが生活の中に飛びこんできた。
980円のその小さな子は、私が着ている服や履いているクツよりも安い。
だけど…その子の頭ををおずおずと撫でたとき、彼は「ちー」と小さく鳴いて私をじっと見た。

その時、「ああ、これはおもちゃじゃないんだ。生きてる命なんだ」と実感した。
そして、ひどく重たいものを引き受けてしまったんだ、
私がこの命を守る唯一の人間なんだ、と思ったとき、なんだか身震いした。
怖い、と思った。

以来、たくさんの命との出会いを繰り返してきたけれど、
いつも出会いのときにはこの時のことを思い出す。
他者の命を引き受けることは、重い。



    最近ボクちゃまの登場も少ないでちよ〜?
    
Sep 01, 2006
太陽の女の子
満6歳おめでとう、テポ。
おかあちゃま、本当に嬉しい。
5歳直前で急死したタバサ、病気を山ほど抱えて闘いぬいて6歳3ヶ月で亡くなったあちゃ、
その直後に迎えた女の子だから、「今度こそ」健康で長生きしてくれる女の子になってほしくて、
不謹慎きわまる名前までつけたのに、
まるであちゃの後釜を継ぐかのように、1歳前から病院通いが絶えない子になってしまった。
特に、うっ滞で手術をした直後は、本当におまえのせいで発狂する寸前まで打ちのめされたっけ。

でも、野茂さんが死の病に伏せっていたときも、
おまえはいつも明るくひょうきんに振舞って私を笑わせてくれたね。
にこを迎えたときも、おまえはまるで私の考えを知っているように、
にこを優しく迎えて受け入れてくれたね。

私とにこにとって、テポは太陽のような女の子。
いつもとびきり甘い、日向の匂いを振りまいてきた。
そして、「もしやタバサやあちゃほども生きることができないのではないか」と
心配した時期もあったのに、今こうしてハツラツと元気に6歳の誕生日を迎えてくれた。

時々その頭のよさや複雑な心模様に悩まされることもあるけど、
テポは今では一番の私の理解者だね。

ペットショップにメスウサギを買いに行ったとき、
たくさんの兄弟の中からおまえは飛び出してきて「あたちはここよ」とアピールしたっけ。

私を選んでくれてありがとう。
どうかこれからも私と一緒に、楽しいことも辛い事もつきあってください。


    そして来年もまた元気に7歳の誕生日を迎える事ができますように…


さて、今日のにこは1日中ほとんど横になっていた。
昨日ほどの元気がない…けど、仕方ないよね。明らかに病気なんだもの。
昨日は本当に一時的に気分がよかっただけだったのかもしれないけれど、
それでもそんなにしんどそうな雰囲気ではないし、食欲も十分にある。


    おがあだん、おら、最近いつもよりたっくさんオヤツもらってるんでないべか?
    おらがそんなにかわいいべか?

今はとにかく―できればなんとか抗生剤が病状の悪化を防いでくれることを確認したい。
そうだと確信できれば、にこにとって辛い検査や治療も避けられるから…



     最近、なんであたちの登場が少ないのかちら〜?
     顔が汚いせい〜?この顔のせい〜?