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PROFILE
     ★Lammtarra★♂

時々タテガミが消える、お坊ちゃま気質の小さな銀色ライオンうさ

   ★炎龍(ふぉーろん)★♀

体と耳の大きさ、性格のよさは一番!日本白色種のワケありうさ

     ****Lin****

    兎道修験行者
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Nov 30, 2006
ごぶさたしています
忙しくしてご無沙汰しています。
テポもラムちゃまもハイジも元気にしているのでご心配なく。

あの子の優しい温かい眼差しが、
あの子の温かくて広くてふかふかの背中が、特に特に…恋しいこの頃です。

Nov 24, 2006
ものぐさアンニュイ・モル女(じょ)
原因は…どうやら恋煩いのようです…ハイジ。
昨日、ひょんなことからお尻の割れ目(割れ目!_(*_ _)ノ彡☆ギャハハハ!!バンバン!!)の
真上の僅かなちっぽを触ったら、くいっとお尻を突き上げるしぐさを。
・・・多分、これでしょう…
これのせいでため息ついたりしてアンニュイ・モルになっていたと思います。

まあ、もう少ししたらきっといつものハイジに戻ってくれるでしょう。
ハイジもオトナになったってことだものね。


     ほら、割れ目。

それにしても…ウサギは交尾排卵だけど、モルはどうなんだろう。
ウサギにはないけど他の動物のように、こうして発情期というものがあるのかしら。
メスウサギは妊娠・出産が自然な状態で行われないと
子宮の病気が必然に近いくらい多いけど、モル女はどうなんだろ〜
そういう心配もあるし、あまり辛いようなら避妊手術も考えようと思うけれど〜
でも、友だちにも聞いてもらったけれどモルの避妊手術ってほとんど例がないのか、
めったに行われないようだし。


     「あたちの息子、かわいいでちょ〜」
     こづくように、がんがんなめるテポ。

しかも…さっき、さらにハイジにびっくりさせられました。

うちに来たときから、ハイジの耳の内側、すっごく複雑にグチャグチャの形状で、
モルは初めてだから、みんなこんなものだろうとずっと思っていたのだけど…
たまたま昨日、耳を触っていたらポロリと黒いゴミのようなものが取れたので、
今日いよいよ不退転の決意でローションで湿らせながらハイジの耳掃除に臨んだら―

ぎゃーーーーーーっ
耳の皮膚の一部と思っていたものほとんど全部が耳垢だったっ
ひらひらの耳の内側全部に硬くこびりつき、
溝という溝が硬くなった耳垢で埋められていたっ!
ほんとに、ごっそり、びっくりするほど取れました…

どどど、どういうこと?
それにしても足も届くはずなのに、なぜこんなに溜まるまで放っておいてるのかしら〜
ものぐさ、ここに極まれり?
モルってみんなこんなに耳垢を溜めるものなのかな〜
中耳炎か耳疥癬の心配がないか、一度診てもらわなきゃ・・・


    息子さんも一生懸命母を舐めます。
    時々歯を立てちゃうらしく、「痛いっ」と叱られてます。

なぜモルってウサギのように丁寧に毛繕いしたりしないのかな〜
1時間もそうしてハイジを膝の上に抱いて格闘していたら、
フケと抜け毛もいっぱい。。。

故・野茂さんも別に病気ではないのに異常に耳垢が溜まる子で、
「もう〜手がかかるんだから」と文句言いつつ、
1ヶ月に一度の耳掃除でごっそり耳垢が取れると、
なんだかすっごく爽快だったっけ…
Nov 21, 2006
やだっ
朝にはいつもほどの迫力ではないものの、少しねだり鳴きして、
みると夕べあげたレタスもリンゴも完食していた。
昨日よりなんだか動きも活発。

頼むよ〜この調子で元気でいてね〜と薬を飲ませて仕事へ。
で、万一の病院に間に合う時間に仕事を早退して帰ってきた。

なんだか、またぐったりしてるけど、
夕ゴハンのグチャマンマとキューリは一生懸命食べていた。
私が不在の間に牧草もけっこう食べていたみたい。
●もちっこも食べた分はちゃんと出ているようだし…

だけど、夕ゴハン時もか細くしか鳴かなかったのよね…

あ゛ー、やだやだやだっ
こんなのはぁちゃんじゃないっ!
こんな小さな子が病気なんて耐えられないっ!

このあと、プロポリスリキッドを飲ませてみます…
今夜も寝ずに、じーーーーーーとハイジを眺めることになりそう…
Nov 20, 2006
ありえない事態
やっぱり…思い過ごしではなかったよう。
ハイジ、体調を崩しています。

夕べも何ら変わった様子はなかったのだけど、
私が冷蔵庫を開けてもびゃーびゃー鳴かないし。
そして今日は、なんとこと!
朝にあげたレタスと大好きなリンゴを食べ残してる!
牧草もペレットもほとんど食べていないし…
ありえない。ハイジがリンゴを食べないなんてあり得ない!

だけど、●が出ていないとか、下痢をしてるとか、
はたまた咳・クシャミ・鼻水もなく…
あるいはどこか痛がってる様子もなく。
それでも、いつもよりおとなしくウッドハウスの中で寝てばかり。
たまに出てきてもなんとなくけだるそう。

夕方、鼠類に詳しいらしい、にこを診てもらっていたセカンド病院に連れていった。
でも熱もないし、お腹も問題はなさそう。
でも何か原因はあるはず…ということで、抗生剤を処方された。
これで急変を避ける。
もしかしたら、何かメンタル的な問題もあるかもしれないとのこと…

今ごろになって、にこぴゃぴゃがいなくなったのが寂しくてたまらない?
…ずいぶんタイミングを逸したメルヘンですね…

帰宅後、夕食のいつものメニューのレタスとバナナはやはり口もつけないけれど、
久しぶりに作ったグチャマンマとキューリとブロッコリーは完食。
明日にはいつものように元気にねだり鳴きしてくれますように…


何かおかしい気がする…という直感みたいなもの、
やっぱりハイジにも通用するみたいで、なんだか自分で自分に感心した。。。
人間に対しては鈍感過ぎる私のアンテナも、
ウサギとモルモットに対してだけは感度良好なようなので、
しばらくビンビンに周波数を合わせておかなくちゃ…

はぁちゃん、早くいつものはぁちゃんに戻って、おかあちゃんを喜ばせてちょうだい。。。
(写真なしでごめんなさい)
Nov 19, 2006
今日も心配、明日も心配
1年半もの間、ずっとにこの健康が心配で気掛かりで、
結局はどうにもできないまま死なせてしまい―
でも、これでしばらくはそんな心配もなく過ごせるかな、と少しほっとした気持ちもあった。

だけど…生きものと暮らしている以上、
ほとんど毎日あれこれ心配が尽きることなんて実際はないのよね…


おととい、テポのお尻が匂うので、また盲腸糞をくっつけたままだな、と、
4日ぶりくらいにお尻洗いをしたら―
またひどくお尻をいたがる。
そんなに床を汚すほどの状態ではなかったから大したことないと思っていたのに、
実際は盲腸糞が毛の生えていない部分までべったり乾燥してくっついてる状態だった。

そしてお風呂の後ひっくり返してその部分を見たら…
うわぁぁぁぁぁ…
これまでにないほどひどい赤むくれでただれていた…!

これじゃあベビーオイルでも間に合わない、と、
おとといからはオロナイン軟膏を塗ってあげている。

これじゃあ痛いはずだわ。
ごめんね、テポ。
いつも清潔にしておかなきゃいけないのに、
おかあちゃま、サボっちゃったんだ…

というわけで、さらに厳しくテポのダイエットは敢行しなけりゃ。
ラムちゃまと一緒に過ごすようにになったとはいえ、
幸いラムちゃまの好きなペレットはテポの嫌いなペレットなので、
ラムちゃまの分まで食べてしまうという事はないようだし、
テポと一緒になってから、ラムちゃまの食欲も勢いがあるし。


    ぶっぶっと鼻を鳴らすのは、食べるのに夢中だからよ〜

その上―夕べはハイジにまで心配なことが起こって。
ハイジよ、ハイジ!

夢中で夜のゴハンを、ぷふっぶふっと鼻を鳴らして食べていた。
…野菜がなくなると、今度は牧草をぶふっぶふっと食べていた。

灯りを消して、布団に入ってから―まだずーっとぶふっぶふっという
ハイジの鼻息というか鳴き声がケージから聞こえ続けているのに気がついた。
ゴハンの時間からもうずいぶん経っているのに、どういうこと?
興奮してそんな音を出しているのかと思っていたけど、
もしや、そうではなくて、肺が悪いか、鼻が詰まってそんな音を出しているのでは―

とたんに心配になって起きだし、ハイジの様子を見たけれど、
いつものと特別違った様子もなく、鼻の下も濡れていない。
だけどまだ、ぶふっぶふっと鳴いている。

もし風邪でも引いていたら大変だ、と念のためにニューキノロンを飲ませた。
室内の温度設定も高くした。

だけど…ニューキノロンを飲ませる前からなぜかぴたっと音は止んでいたのよね。
その後も全く音は出さなくなり、今朝も今も音は全くしなくなったけれど―

モルモットの体調不良なんて私はまだ経験したこともないから、
実際はどうだったのかわからない。
薬を飲ませる前に音はしなくなったのだし、
咳もくしゃみも全くしていないのだから、やっぱり私の思いすごしだったのだとは思うけど。
けれど、モルがほんの数時間でウソのように死んでしまった、なんて話をよく聞くから、
本当に今日は1日ハイジが心配でたまらなかった。

明日は今度はラムちゃまが何か心配の種をまくかもしれない。
結局…私はウサギと(モルも)暮らすようになってから、
気が休まるヒマなんてほとんどない、というのが実際のところだわ…
Nov 17, 2006
●まみれの一夜
テポ、すっかり元気になったと思う。
若いラムちゃまが家中あちこち走りまわる後を追って、自分も少し動くようになった。
歳と共にだんだん動かなくなるのは仕方ないとしても、
にこが亡くなってからは頑固にウサギ部屋の和室から出ることもなくなっていたから、
それが心配だった。
でも今はラムちゃまの後を追って、廊下もドタドタ走り、
途中でラムちゃまはなぜかテポが怒って自分を追いかけているのかと勘違いして、
パニック走りになってるけど(笑)


    ゴハンも一緒に、ケンカもせず仲良く食べています。

だからもう、休日の前夜テポと一緒に寝る必要はなくなったのだけど、
テポが期待していたら悪いと思って、
夕べも和室に布団を敷いて寝た。

そしたら…テポはいつものごとくとして―
ラムちゃま―
添い寝は大嫌いなのに、“布団”というシロモノが楽しくて仕方なかったらしく、
一晩中布団の上を駆けまわり―朝起きたら、テポだけの時は足元だけの●&チッコ、
今日はもう枕の周りから布団の上まで、ラムちゃまの●だらけっ!
本当に私、●まみれで寝てたんだわ…
もうみんなと一緒に寝るのはやめる…
ラムちゃまが布団の上まで遠慮なく走り回る子とは意外でした。


      ちゃま…お皿の中でウトウトするのはやめなさい。
      キミは小さいからお皿の大きさがジャストサイズなのはわかるけど…

テポにべったりくっついて大満足のラムちゃまですが、
それでも今も私の後をテコテコついて歩いたり、
抱っこされるとうっとりしています。
…が、そのうち「マミーなんかいらない」と言われたらどうしよう。

ま、私にはハイジがいるわよ。


     テポがラムちゃまにもたれるのは…ほんと似合わない!
     息子盲愛中の母みたいな図…
Nov 16, 2006
親子ですね
はい。もう、完全にべったり。

必要もなくなったので、テポラムのスペースを分けるサークルも撤去しました。

見ていると、ラムちゃまはまだおずおずと遠慮しがちながらも、
テポの体の傍にいられるのが嬉しくて嬉しくて、ぽぁ〜…としてます。
テポがナメナメしてくれようものなら、失神寸前の恍惚とした表情でもたれかかってる。。。


     「ままままま、ままん…」
     「・・・・・・・え、そうなの?」
     ちゃま?大丈夫か?

テポも、まだ少しラムちゃまをうざそうにすることもあるけれど、
それでももう威嚇することもなくなり、
しょっちゅうラムちゃまをなめてあげている。

どうも見ていると…この二人は擬親子といった感じ。
ひたすらラムちゃまがテポに頼りきり、
テポは面倒と思いつつも甘えん坊の息子の世話を焼いてるように見える。

テポにこユニットの時の雰囲気とはやっぱりかなり違う。
ま、テポ。
今まではにこに甘えて頼っていたけど、
今度は甘えられる立場になるのも人(兎)生に張り合いが出ていいものだと思うわよ。


      ちゃま、ちゃま、そんなに気持ちいいの?
      「仕方ないわね〜・・・」
       テポのお尻、換毛でハゲチャビンになってます。

テポ、さっそくラムちゃまの爪噛みに意欲を見せています。
あぁ、これでラムちゃまの爪切りをしなくて済むんだわ〜

とにかく…2兎が予想以上に早く仲良くなってくれて、
これでテポの落ちこみもかなり解消されて本当によかった。
焦って、新たにお嫁さん・お婿さん兎を迎えなくてよかった…( ̄□ ̄;)!!
Nov 13, 2006
ダイエット事情…と、急転!
昨日は初雪となりました。
街の中心部はみぞれがぱらついただけだったけど、
最終便のバスで降りたら一面うっすらと白く積もっていた。
空気もまるで冷水で洗ったようにしゃきっと清々しかった。
あぁ、冬だ。
早くどこもここも真っ白になればいいのに。
吹雪や氷点下の夜に帰ってくると、
温かい室内で気持ちよさげに寝転んで私を迎えるウサギたちの様子がなんとも好きなのです。

それにしても、温暖化の影響なのか、
年々初雪も遅くなっていると思うし、気温も高いし、
気温が高いから逆に降雪量も増えている。
しかも、湿った重たい雪。
今年はきりりと空気が凍るほどの気持ちいい冬が早く来てほしい。。。


さて、にこの死後テポラムにエンセファリトゾーン予防として飲ませていた
フェンベンダゾールも1クールきっちり終了した。
これでほぼ一生、テポラムにエンセファの心配はなくなったはず。
もちろん100%駆虫できるものかどうかは未知数だけれど、当分は気にしないでいい。


     あたち、またきれいになったでちょ〜?
     この間お風呂に入ったんだもの〜
     でも、こうして柿なんか食べるとね〜ぷきゃ

で、テポにはかなりペレットの量を制限するダイエットも続けていて、
(その分野菜が多くなったけど)
抱き上げると、ほんのすこーし…軽くなった“気”が。
あ、気持ち。気持ちの作用よ。

そんなに大食いというわけではなかったにこがいなくなって、
特別食餌量に大きな変化などない、と思っていたけど、
たしかにハイジがいるので生野菜量は全く変わらないけれど、
もうグチャマンマを毎度せっせと作る必要もなくなって、
こうしてテポのペレット量も制限すると、
ペレット消費量が各段に少なくなった。

テポはもうこれからは何かあるとすぐに体重を落とす年齢なので、
これ以上太りさえしなけりゃいいかと思っている。
ラムちゃまは量も適正に順調に食べているけど、
なぜかダイエットタイプのペレットが好きなので、
むしろ体が引き締まったくらいに見える最近なので、
このまま維持してくれればいいと思っている。


     今日ははぁちに頭突きされるし、テポちゃまに追っ払われるし…
     

…問題は、ハイジ。
ハイジとて絶対にこれ以上太らせるわけにはいかないから、
テポ同様、食餌量に気をつけてはいるんだけど―
私が家にいる時は始終ぴゃーぴゃーねだり鳴きされるので、
今のところ、夜のゴハンタイム後は絶対に追加しない、という程度にしかできていない…

ぴゃーぴゃー鳴かれる声と、ケージの中で切なげな顔で立ち上がって私を見るハイジの姿、
これに抵抗するには私の心臓をカメノコタワシ製にでもしないと絶対にムリ…



【追記】
血を見るようなケンカにはならないので、最近は私がいるときには
テポラムを同時にフリーにしているのだけど…
ふと、2兎ともおとなしいと気がつき、見てみると…


     ありゃりゃりゃりゃ〜
     テポがラムちゃまを舐めてあげてる〜っ

テポがダイエット中だし、仲良くなるにもまだまだ時間がかかるから
しばらくはこのままでいいや、と思っていたら。

テポの根負け?
ラムちゃまの粘り勝ち?

ま、いいや…
少し時間はかかったけど、2兎ともほっぺをくっつけ合って
かつてのテポにこのように安心しきった顔で目を閉じている様子を見ていたら、
なんだか嬉しくて涙が出てきた。。。

にこ、にこ、よかったね。
おまえもこれで本当にほっとしたでしょう。
あんなにしょんぼりしていたテポが、ようやく安らいだ顔になったよ…


     あらまぁ…2兎ともようやく落ちついたね。

…もっとも、にこのときとは違って、
ラムちゃまはまだまだおっかなびっくり、
テポもまだついついぷきっと威嚇したりしてるけど。

さて、ダイエット、どうしましょう。
明日からもうフェンスは外しましょうか…

でも、でも。
よかった…ほんとによかったね、テポ、ラムちゃま。
Nov 10, 2006
1ヶ月を経て
今日でにこが亡くなって1ヶ月。
この節目に、このままというわけにも…という気持ちでHPやブログのあちこちを修正した。
そうでもしないと、いつまでもにこの姿を追い求めてしまうばかりだし。
だけど…ほんとに寂しい。
HPからもにこの姿が消えていく…
(でも、“おたけび”の画像は迷った末、にこの画像はそのまま残した。
最盛期の立派な姿なんだもの)

こういうふうに区切りをつけた上で、
にこの生涯を“Moon of the heaven”に早くUPしたいという狙いもあるわけで。
そこはうちのウサギたちの墓地。
そこでなら、いつでも思う存分思い出に浸って、思う存分なつかしい姿を眺められる。
だけど…それまた切ない作業だわ…

気持ちはほとんど…停止状態というのが本当のところ。実を言うと。
少しも元気になっていない気がするし、
いや、元々元気を失っていたわけでもないような気もする。
ただ、にこがいないことが、にこの体に触れられないことが、
にこの笑顔を見れないことが、にこの匂いを吸えないことがやりきれないだけ…

まったく…なんで兎ごときにこんなに心を奪われてしまったのか。
なぜもっと軽く“ペット”という位置付けで済ますことができなかったのか。
いつもいつも兎を見送るたびにそう思ってきたけれど、
今回ほど寂しいという思いをしたことはなかった。。。
これまでは、寂しい以上に後悔や怒りや哀しみがいっぱいだった。
逆にそうした思いのせいで、これほどの寂しさを感じないで済んできたのかもしれない。

もし、もしも―ほんの5秒だけでもにこに会わせてくれるというのなら、
私はテポラムハイジの命と幸せ以外に惜しむものなんて1つもないのに…
Nov 09, 2006
甘あまちゃん
うちのちゃま坊、どうしたんでしょう。

ついこの間までは―どちらかというと
私からは一線を引いた位置で満足していたように見えていたのに、
にこの死後いつのまにかべったり甘あまちゃんになっちゃった。
「ちゃま〜」と呼ぶと、嬉しそうにトコトコ走ってくる姿のかわいい事といったら。
私が床に座っていると、傍にくっついて離れなくなった。


     マミーのお膝の中が好きなんでちよ〜ぷひっ


私の体から、テポの匂いはしても、オスのにこの匂いがしなくなった事、
そして、にこの死後、ラムちゃまと触れ合う時間も増えた事が関係してると思うけど、、、
思い出すのは、にこがなくなって3日目の頃、
自分からはめったに寄ってくることのないラムちゃまが、
泣いている私の膝元にトコトコ走ってきて、
すごく哀しげな顔でじっと見上げ―
それから突然、理由もなく連続ジャンプを見せてくれた事。
私の表情を心配げにうかがいながら、しゅたっ、しゅたっ、と。

あぁ、この子、私がなぜ泣いているのかわかってる、
わかってて励まそうとしているんだ、と思った。

すごいなぁ、
こんな小さな子でも、こんな兎でも、
相手の心を推し量る事ができるんだ、と半ばあっけにとられた。


    ナデナデされると、うれちいお顔になりまちよ〜

あんなにほしくてほしくて迎えた子なのに、
心ならずもほとんど放ったらかしで育ててしまい、
この子はめろめろに甘えるタイプではなく、クールにかまえる子なんだ、と決めていたけど、
実際はやっぱり…私がもっともっとかわいがらなきゃならなかった、という結果だと思う。

…昔、ライバル関係のオス兎がいなくなって、オスは故・野茂さんだけになったら、
それまで声もかけられないほど卑屈で臆病で暗い子だったのが、
表情まで明るく自信たっぷりになって、
めちゃくちゃ私に甘えまくる子になったっけ。

ラムちゃまは決してにこに圧迫されていたわけではないけれど、
それでも…にこがいなくなった事はラムちゃまに大きな心境の変化を与えているみたい。。。 
Nov 06, 2006
テポの恋
今日は半日ほどテポもラムちゃまも自由にさせてみた。

相変わらず…テポはラムちゃまが近づくと怒る。
ただ、見ているとうがっと攻撃しているように見えて、
実際には口すら開けてないから、やはり本気で攻撃しようという意志はなく、
ラムちゃまがケガする怖れもほとんどないとわかっているのだけど・・・
ラムちゃまも次第に諦めモードになって、なんだか萎縮しちゃってる。

ケガをするほどのケンカにはなりそうもないのだから、
この分なら時間をかければどうにか仲良くなりそうな気もしないでもないけれど、、、

でも…
初めてにこをテポが見たとき、この子スタンピングすらせず、
目を輝かせてじっと見つめていたのよね。
興奮して走り寄っていく事すらせず、ただ、遠くからじっとうっとり見つめていた。
その様子にすごく驚いた記憶がある。
そして、確信した。
テポ、にこに一目ぼれした…と。



    はぁちゃん…その顎の下は…あぁ…
    「にょろっと青虫風ってやつ〜?」

まさか、と思ったけど、
その後2兎とも避妊手術を終えてから初めて直に対面させたときも、
テポはぶっとも何とも言わず、嬉しそうににこに静かに寄り添って―
本当にテポらしくない、でも本当にかわいい姿に驚かされた。

それからしばらくは、にこがまだ緊張していても
テポはくっついて離れなくなった。

そんなことを知っているから、
テポが基本的に今はラムちゃまを受け入れる心境ではないのだな、ということが
本当によくわかるのよね…

ま。先々を考えてみると、
やがて順番からいくとテポが天寿を全うしたら、今度はラムちゃまが一人残る事になる。
下手にべったり仲良くしていて、今度ラムちゃまが一人残されると
今のテポどころではない落ちこみようになってしまうのは間違いない。

人間界も同じだけど、
老いた男やもめはなかなか立ち直れないのよね〜
だから、下手に無理強いせず、このままサークル越しにだけ仲良し…という関係でも
いいのかな…と、まだ私は悩んでる…


     お股もバッチイし…でも1ヶ月くらいお風呂に入れてないから、
     これでもかなりきれいに留めている方です。
     …でももう限界。青虫から脱皮すべく、この後お風呂となりました。
Nov 03, 2006
3年ぶりに復活
昨日の子ネコの死を目の当たりにすると、つくづく思う。

動物たちの命や尊厳を尊べない社会が、
動物たちの感情を理解しようとしない社会が、何が「人権」か、と。

まだ泣くことでしか意思を表示できない乳幼児に対する虐待とか、
小中学生のいじめ問題とか、見捨てられる老人とか、
みんな小さきもの、弱いものに対する慈愛というものを
全く社会が教えてこなかったツケじゃないかと思う。
やがてはみんな老いて体の自由も効かなくなり、言葉も発せられなくなる日が来るかもしれない。
それは人間も動物もまったく同じこと。
それでも、動物はまだかわいい?からいいけれど、
そのような状態になったら人間が一番醜悪だと思う。
そのような人に対しても、心を感じ通じ合わせることは、
理屈や義務だけでできることではないと思う。

動物の命を大事にできない人が、
人の命を大事にできるとは、私には到底思えない。



さて、
イマイチ元気が戻らないテポのために、いいことを思いついた。

ずっとにこがいなくなってから、にこがいない、というマイナス面ばかり考えてきたけれど、
でも反面…よくよく思い出すと、
3年前ににこが登場してから逆に断念した習慣だってあった。

そう。テポとの添い寝。うふふ。

にこが来てからは、たまに布団を敷いて寝ると、
2兎して布団の上で大暴れ、
2兎して両側から私を挟み撃ち…と、とてもそんなことができなくなっていた。
それまでは毎晩テポが枕の横にはべり、
ぎゅ〜とおおきなお尻を私の顔に押し付けて、
私はテポのお尻をくんくんしながら、柔らかい鼻や口を撫でまわして寝ていた。

にこがいなくなったんだもの、できるじゃない。



     おかぁちゃま、やらしぃぃ。
     あたちのお尻にむしゃぶりつくのよ…

ま、色々ありました。一晩中。
テポだけでなく、枕の横すぐのサークル越しにはラムちゃまが飛び跳ねてるし、
布団の足元の方ではハイジがびょっびょっとこれまた興奮して走りまわるし。

それでもテポははしゃぎ気味に何度も枕にはべり、
「撫でなさい」とわざわざ私を起こし、
嬉しそうに撫でられ、お尻を押し付けられる私は首を痛め…
―安眠は全くできないけど、まぁ、よかったかな。

ただ…朝起きたら、布団の足元―テポの●とチッコでスゴイことになってましたわ。。。

オフ日前夜だけに限るイベントという事にしました。
Nov 02, 2006
運のなかった命と、新ヒーロー
今朝、ゴミを出しに外に出て、
ふとゴミステーションの背後のベランダの下を見ると、黒い小さな塊が。
子ネコの死体だった…もしや息があるのでは、と期待するまでもない姿で、
ベランダの下の土と枯葉に半ば埋もれるようにして、グリーンの目をうっすらと開けたまま息絶えていた。
まだ生後3ヶ月程度のような、テポのように全身黒い毛に白い差し毛が鼻と首のあたりに入っていた。

急いで戻って小さなダンボール箱とタオルを持ってきて、
そのまましばらく遺体の傍にいた。
ゴミ収集の日はカラスが集まっているし、
管理人さんも巡回中で不在。
このままタオルに包んでダンボールにいれたら、
まるで私が飼い猫の死体を捨てたと思われるかもしれないし。
でも、このままもかわいそうだし―

と、30分ほど逡巡しているうちに管理人さんが通りかかったので、
事情を話し、状況を見せ、自分で箱に入れてから持っていくと告げた。

…前肢を胸の中に折りたたむようにしていた。
やせてガリガリ、ポロポロの被毛…間違いなく野良ちゃんだったと思う。
まだ硬直していたから、きっと夕べのうちに息絶えたのだと思う。
病気だったのか、飢えていたのか(ケガをしている様子はなかった)、
夕べはとても冷え込んで、私も12時ごろに震えながら帰宅したのだった。

タオルに包んで箱に入れながら、
「バカな子。どうして夕べ鳴いて私に居場所を教えなかったの。
寒かったでしょう。お腹空いていたでしょう。痛かったでしょう。
怖かったでしょう。今こうしてタオルに包んであげるより、
もっとしてあげたいことがいっぱいあったのに」と話しかけた…

札幌では野良猫はほとんど存在しません。
厳しい冬を乗り越えられない事、
そしてコンクリートで整備され厳しくゴミ出しも管理されているこの街では
ネコは自力では生きていけないから。。。

哀しい朝となってしまった…


なるほどなぁ…と、ちょっと感心してるのはラムちゃま。

にこがいなくなってから、俄然愛想満点の子になりました。


     ボクちゃま、Lin家唯一の男の子でちからねっ
     にこちゃまの後はまかせてオッケーでちよっ!

なぜにこがいなくなったのか、
なぜテポと私がしょんぼりしてるのか、
きっとラムちゃまなりに理解しているのだと思う。
そして、この家では直接的なライバルとなるオスウサギが他にいなくなったことも。
と言って、にこは全然ラムちゃまにも攻撃的な事はなかったけどね。

これまでどちらかというと、1歩距離を置いて付き合う姿勢の子だったのに、
今では全くそんな雰囲気もなくなって、
今では私の膝の上に自分から登って来たり、
私が別の部屋にいくたびダッシュして後をついてくるようになった。


    うふふマミー、ボクちゃまナデナデと抱っこはいつでもオッケーでちから、
    テポちゃまもマミーも早く元気になって〜

たしかに…にこが亡くなって、テポとラムちゃまとゆっくり過ごす時間が増えて、
ようやくラムちゃまもそこそこ満足できる程度に
スキンシップができるようになって来たのも要因かもしれないけど…

今となっては、にこが亡くなる1年前にこの子と巡り会ったのも、
にこが亡くなった後の私を支えてくれる存在として
絶対不可欠な事だったのかもしれないなぁ。

ほんっと、やたらかわいい、愛しい、最近のラムちゃま。
若いから、かつてのテポにこのように家中かっ飛びしまくるのもステキ♪


     抱っこ大好きなのは相変わらず。
     小さいので、いつもこうして片手抱きだけど、
     ラムちゃま、これで十分なんだって。

今、にこに代わってしつこいブチュ〜も、体中くんくんも
ラムちゃまが全部引きうけてくれています。