コレは、すぐ近くの塩竃神社です。
昨日、う散歩に行った折りに、小さい子供(おそらく3歳ぐらい)連れのお母さんから、うさぎを飼う際の色んな事を質問されました。
その時に、こういわれました。
「そろそろ、子供の情操教育に、動物を飼いたいんだけど・・・犬だと散歩とか面倒で、うるさいし・・・猫だと、家具とか傷付けられたり、いたずらされるから・・・ウサギはどうですか?」
「じゃあ、飼うのをやめてください」
「え?!」
私はこういう理由で、ペットを飼うことには反対です。無論、飼い始めの理由はたとえそうだったとしても、その魅力にハマって、寿命が尽きるまでかわいがるヒトもいるでしょう。でもね・・・・。
そう言う親たちは、身勝手な理由で、いともたやすくペットを捨ててゆく。
曰く、「飽きたから」「世話が面倒だ」「子供になつかない」「アレルギーが出た(別段、命に関わらないのに)」「引っ越すから」「情操教育の必要が無くなった」「金がかかる」etc・・・。
ウサギにかかわらず、生き物は全て生きているんです。
ペットは、ニンゲンが世話をしないと、自力では生きてゆけない物がほとんどです。貴方が安易に飼い始め、捨てるのならば、そのペットたちは生きてゆけないのです。
子供の情操教育ですか?
情操教育って何ですか?
ペットを飼わなければ得られないモノですか?
今すぐにでもやらなければならないほどの、そこまで必要な事ですか?
動物とふれあうことだけで良いのなら、そう言うところは幾らでもあります。そちらに行ってください。
もしくは、ペットショップに行き、どれほどの手間と費用がかかるのか、聞いてみてください。
そして・・・出来るならば、同居している家族全員、事前にアレルギーチェックをしてください。
それでもなお、ペットを飼いたいと思われるのでしたら、そこで、何を飼うのがよいかを、ご家族ととことん話し合ってください。
何を飼うのか決めたら、少なくとも飼い方の本を最低3冊は読んでから、初めて、どの子を迎えるのかを探してください。
これだけ話すと、向こうのお母さんは、安易な考え方を恥じていらしたようですが・・・。
流行なのですかねえ。
子供の行く保育園でも、よく同じ質問をされます。
ペットとて、ある意味、子供と同じです。可愛いだけでは済まされないことを、肝に銘じてから、ペットを飼って欲しいです。
可哀想なペットたちを増やしたくはないですからねえ。