嫌だなあ。
これは、病院で聞いた嫌な話がメイン。でも、大抵の話は、他の人のブログにも載っているようです。
こういうのを書くのもどうかなあと思いましたが、自分もブログをやっていると、こういう風に他者に影響を与えるんだと、ちょっと考えてしまった話です。
これから書く話は、全て実話で、実際に医者に担ぎ込まれたケースです。
言い換えれば、同じ事をして、医者に連れて行かない(または手遅れになった)潜在的ケースも多数あると言えるわけでしょう。
コレをした人たちは、自分が心から「うさぎを愛している」と、信じ込み、「たまたまの事故」と言い張っているわけです。
医者の言葉を借りれば、「虐待」に他ならないのですが・・・。
まともな人たちは、絶体にしないことを、平気でやり、それを公然(平然)と口に出来る神経が私には解りません。
ので、これ以降は、読む読まないのはお任せします。ここのブログを読む人たちでしたら、絶体にしていないと、私は信じていますから。
1:どうしてそんなことをするの?
ブログに載せる写真を撮影するため、ほぼうさぎと同サイズのぬいぐるみを、うさぎの背中に乗せて、押さえつけ、骨折させた飼い主。
過去数回、同じ事をやっていたが、骨折は初めてらしい。
うさぎの体重2キロ弱、対してそのぬいぐるみ、ほぼ700グラム。1/3の重量プラス人間の力なんだから、うさぎの骨なんぞひとたまりもありません。
何で、うさぎの上にモノを載せたがるのか?必要性がないのに、嫌がって逃げている事を、どうしてやろうとするのか。
初回の治療のみで、その後、連れてこないので、経過は不明だそうです。
一度再診のTELを留守電に入れたが、無視されたとのこと。最悪の事態になっていないことを祈りたいです。
2:普通、おかしいと思わないのか?
スライスして乾燥したパパイヤを、形状が似ていることから、一部の人たちは、それを「さきいか」と呼んで、自分のブログ、仲のいい人のレスに書き込んでいるようですが、それを、タマタマ見た人が、本物の「さきいか」と思いこみ、自分のうさぎにそれを与えて、体調を崩させた飼い主。(←のちに、このうさぎは死亡したようである。死因は不明)
草食動物に、動物性タンパク質を与える必要があるのだろうか。ましては、人間用に加工された食品である。
「おかしいと思ったが、少量なら大丈夫かと思った。ブログには、コレで元気になったとか書いてあったから・・・」
与えた理由について、最初にそう言い訳をしたそうです。(そもそも、与えたとはなかなか言わなかった)
3:必要経費(食費)も出せないのなら、飼うな!
うさぎは、齧歯類という思いこみ(生物学上の分類としては、現在はハズされているはず・・・)から、今まで飼っていたリスやハムスターに与えるエサ(主としてナッツ類)を与え、病気にさせた飼い主。
「(飼っていたリス、ハムスターが)死んでしまって、残っているエサが勿体ないから・・・」
という言い訳に、医者は絶句したそうです。
加えて、その飼い主は自分が飲まないからと言って、うさぎに人間用のサプリ(ビタミン、ミネラル)を与えていた模様。
即刻中止を言い渡したそうです。それに従ったかどうかは不明。
トイレ用にウッドチップを使う程度なら解るが、何故、たかだか1000円前後のものをケチるのか。残ったエサが勿体ないというのなら、同じリス、ハムスターを飼っている人に譲る方が、有効活用だと思うのですが・・・。
うさぎは残飯整理係ではない!!
4:そこまでして、注目を浴びたいのか?
コレは、私自身が見たブログでのお話。たまたま1〜3の話をしてくださった医者も、このブログを見たそうです。(だから、こういう話になった)
うさぎというのは、目の前に持ってきたモノを囓る癖(必ずではない)があります。
その習性を利用してなのか、次から次へと、色んな食べ物をうさぎの目の前に置き、写真を撮り、食べたか食べなかったかを連綿とつづっているブログがある。
最初の頃は、野菜、果物類で、一応うさぎにセーフなものだった。(おそらく、その子の嗜好を確認するためか?)それが、段々とおかしな方向になり、今では人間の食するモノ(味付けされた加工品)を次々と与えている。
大半は、匂いをかぐだけで終わっているが、中には舐めたりしているようだ。
やめさせたいと思ったのだが、そのブログに書き込まれているレスを読んで断念。書き込み者の意図があるのかは解らないが、賛同し、奨励する意見ばかりだからだ。堪りかねて、医者が一度中止のレスを書き込んだらしいが、削除されていたらしい。
そこまでして、ブログのランキングを上げたいのか?そこまでして、他者から注目を浴びたいのか?
だったら、自分で食べたレポートにすればいいのに、何故、うさぎに与えているのか。
5:本当にうさぎを愛しているのか?
最後に・・・これだけは穏和な医者も怒ったそうです。
「お揃いにしたかった」
それだけの理由で、うさぎの耳にピアスを付けた飼い主(怒!)
穴を開け、ピアスを装着したあと、さんざんに暴れ、そのピアスを取ろうとしきりに掻いていたが、しばらくしたら、慣れるだろうと放って置いたところ、穴を開けた周囲が変色(壊死?)しかかっていた為、連れてきた。
よくもショック死しなかったと、医者は思ったそうです。
しかも!ピアスは完全に傷口と癒着し、切除しないと取れなくなっていたそうです。
片方だけだった(両方の予定を断念したらしい)が、変な風にねじれ、耳の付け根の骨も異常が見られた。(長時間重いモノをぶら下げていたためと思われる)
その他、奥歯の不正咬合も発見。
「治すのが医者の仕事だから治すが、健康になったこの子を飼い主に戻すのにためらいを感じた」
悲しい言葉です・・・。