ボク、留守番。
久しぶりに
のんびり〜。
まあ、昨日今日と、関東方面に行きました。
で、せっかくだからと、家族で上野動物園に。
私的には、○十五年ぶりの上野動物園。久しぶりの印象は・・・・。
広すぎて、動物の数が少ないような・・・・。
種類、数、共に東山動物園の方が多い気がしました。
展示スペース一個、一個みると、動物を色んな角度で見れる工夫がされているため、そう言う意味では、仕事的には参考になりました。
ぎゅうぎゅう詰めの感じはないですねえ・・・。
さて、その中で、は虫類の建物の中で、見つけた事。
携帯だったため、はっきりしなくてごめんなさい。もし、上野動物園にいけれる方は、是非とも、この看板を見て欲しいです。
でも、一番上の文字読めますよね。
日本は世界有数のペット消費国
いいですか?ペット保有国ではなく、消費国なんですよ。
解りますか? 消費するというのは、購入後いなくなること。
死なす。捨てる。で、新しいペットを購入する。
・・・そう言うことなんです。
カメなんて、一五〇年から二〇〇年生きる種類多いんですよ。
そんな生き物を、生後数ヶ月の段階で手に入れて、ペットにして、最後まで面倒見れますか?
人の一生だと無理なんですよ。孫の代まで、しっかりと面倒見無いと駄目なんですよ。で、最近その捨てカメが問題になっています。
外でも十分生きられるから、本当に問題になっているんですよ。
でも、それって、うさぎではないから、関係ないでしょ。
今、そう呟いたあなた。まだ気付きませんか?
カメでさえ、捨てられるって事は、ウサギも同じ事。
ただ、ウサギの場合は、生存確率が低い草食動物のため、生き延びたウサギが畑を荒らしたとか、人間が噛みつかれたとか、そういう話が出てこないだけです。
カメは犬に襲われても、大抵無事だが、ウサギはそうはいかない。
ウサギは、人間の保護の手から離れたら、10中8,9(本当は、おそらく全部)死ななければならない。
さらに・・・一般の人が知らない事実がある。これは、仕事で、動物園の関係者と話をしたときに聞いた実話。
1:一日に何十件モノ「いらなくなったペットを引き取って欲しい」という、
相談の電話が来る。
流石に犬猫では来ないようだが、国際保護動物や希少価値のあるペットは、以下のような内容の電話がかかってくる
「珍しいでしょう?そちらで引き取って展示してください。あ、出来るなら、それなりの代金も払って欲しいんですが・・・(つまり、買い取って欲しい)」
2:動物園(&一部の業者)は、不正輸入された国際保護動物の保護管理をやっている。
不正輸入された動物は、一応の調べ(どこの出身か)が済んだあと、生存していた国と、コンタクトを取り、相手国が引き取るといった場合、戻されます。それまで、警察、検察、外務省の委託を受け、面倒を見ているのです。
場合によっては・・・そのまま一生面倒を見る事も・・・。
展示されている動物の中に、よく、「国際保護動物」とか、「ワシントン条約指定動物」とかの表示、ありますよね。
そう言った動物は、希少価値があるとして、マニアたちの垂涎の的。
だから、それを不正に輸入(出)して、儲けようという、密輸業者も存在する。
余りにもそういう動物たちの頻度が高いため、露骨に違法行為の犠牲になった動物として、展示されているところもあります。
(例:東山動物園。鳥羽水族館)
動物園は、動物を見て楽しむところ。それでもいいですが、たまには、よくよく展示を見て欲しいです。
私はそう言うことを、必ずおねーちゃんに読んで聞かせます。(え〜え〜、〇歳の時からやりましたよ。赤ん坊には解らないって?それは違います。解らないと、大人が感じているだけです)
そして、尋ねます。
「あなただったら、コレをどう思う?」
答えは、その時その時で違います。ですが、必ず出るのは、可哀想です。
大抵の子供はそう答えるでしょう。では、何故、現実は、このようなことが多く発生するのでしょうね。
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