明日晴れだったら、うさんぽ行こうかねえ。
前回、歯を折っちゃったから、中途半端に終わったう散歩。
今度は二匹で行こうかねえ。
と、いうより、くぅ兄の外でのう散歩はやったことが……ないなあ。
くぅ兄は1匹だけだと、途轍もないフトレス……げほげほ。ストレスを感じるようだ。(病院しか外に出ていないから、外=病院なのかもしれない)
一度チャレンジしてみたのだが、もう、どうしようもないほどの緊張で、暴れるから、以来試したことはない。
茶々丸はそれなりにしているからいいけど、あまり、風は気に入らないようだ。
まあ、涙目になるしね。
♂♂の2匹飼い。しかも仲良く同居というのは、とても珍しいのだそうだ。
確かに、最初の頃のくぅ兄の攻撃は凄まじかった。
初対面で、パンチとケリをカマしたモノなあ。
一緒にすると、必ず攻撃をするのがくぅ兄。茶々丸は逃げまどう。
だから未だに、サークルの中に茶々丸の避難所というのがある。
以前は、くぅ兄が太っていたため、入れなかった(汗)木製ハウスがそうだったのだが、最近では、くぅ兄も入り込めるようになった。
だから、茶々丸の避難所は避難所ではなくなったが。
茶々丸を去勢したあとで、そろそろ本格的な顔合わせが始まった。
しかし、無惨な結果が続く。
会わせては、10秒後に引き離し。を繰り返していた。
毛をむしるなんて可愛いモノではなかったからだ。
皮膚に噛みつき、それで、体ごと捩るのだ。
茶々丸の皮膚がちぎれそうになるから、一瞬でも目が離せず、噛みつこうとする瞬間に阻止し続けていた。
その頃に、くぅ兄の♂が発覚。(♀は獣医の誤診だった。しくしく)
茶々丸は、くぅ兄に興味津々。仲間だと言うことですり寄ろうとする。
しかし、くぅ兄は、断固として拒む。
それを繰り返すウチに、徐々にだが、くぅ兄にも変化が見られてきた。
茶々丸をライバル視しなくなったのだ。
無論、そのための自分たちの態度もはっきりとさせていた。
この家の中の順序は徹底して守った。おねーちゃんや旦那にも守らせた。
何をするにしても、くぅ兄を優先した。特にご飯がそうだった。
ウサギでは、くぅ兄が上という順序を崩せば、トラブルになるのは当たり前。
でも、それでは、茶々丸のストレスは無くならない。
だから、茶々丸のテリトリーだけは確保し続けた。
その名残が、木製ハウスなのだ。
今のような状態になるとは、夢にも思わなかった。
これが3匹以上だったら、状況もまた違っていただろう。
茶々丸が類を見ないほどの、ぼへら〜だったのも幸いしたに違いない。
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