なにげにニュースを見ていたら、こういうモノがあった。
モスクワで12/1に行われた、犬のファッションショー秋冬コレクション
(↑をクリックするとリンクします)
この表題でピンと来る人は中々鋭いかな。
ただのペットファッションショー。それだけだったら、ニュースネタにはならないだろう。
しかも、発信元がロイター通信だ。
どこぞの掲示板からコピーして、事実確認もせずに掲載するような日本のマスコミとはちがい、エセニュースネタではないことは確か。
さて、リンクを開いた人は解っただろう。
写真を見れば、一目瞭然。
犬に毛皮のコートである。(毛皮が何なのかは不明。犬ではないだろう)
ニュースのうたい文句も、
毛皮の上に毛皮? 犬のファッションショー開催
となっている。
勿論、犬が自主的に着るはずもない。着せて欲しいと言うはずもない。
だから、これを考えたのも、作ったのも、着せているのも人間である。
犬に他の動物の毛皮……。
購入者がいたら、購入の理由を聞いてみたいモノだ。
可愛いペットのためには犠牲も止む無しと、購入者は言うのだろう。
散歩で凍死されてはかなわないと。
あと、ファッションか……。
どうせ、こういうモノを購入する人は裕福な方達だから、きっと、ステータスのつもりなのかなあ。(馬○日本人が飛びつきそうだ)
これについて、毛皮反対運動の方々はどう反応するのだろうか。
厳寒地のモスクワだから仕方がないとするのだろうか。
そもそも、ああいった土地に住む方達は、家の中は完全な暖房体勢。
犬だって、家の中に住まわせるでしょうに。
何のために必要なモノなの?
でも、日本でも、犬用に毛皮を使ったコートとかの実物を見たことがある。
人間で良くある、フード部分の縁取りに毛皮が使われている奴だ。
さらに、私はフェイクファーを使ったウサギ用ハーネスというモノを見たことがある。素人が作ったモノではなく、ウサギグッズをメインに作っている零細企業といったところか。(HPあるから、知っている方もいるかも)
見た目的に、もろに毛皮ノリ。実際にウサギでありそうな毛色(私が見たのはオレンジだった)なのだ。
これを装着すると、遠目には生きている体から、リードが出ているように見えるのだろう。
何が楽しいのだろう。こんなモノを作って。と、思った記憶がある。
事実、それはいつまで経っても売れ残っている。値段は通常より1000円高めだが。
これは、動物愛護なのだろうか。それとも、人間の愚行なのだろうか。
私の意見では、後者に属してしまうのだが。