ま、あいつなりに色々考えていることだってあるさ。
烏龍の乱入に、一番拗ねていたのは、実はくぅ兄ではなく、茶々丸だった。
ということが本日判明。
別段、今までの通り接していたし、順番も烏龍が一番最後にしていたのだが……。
最近、茶々丸の様子がおかしいと思い始めていた。新しく設置したかまくらに引きこもっている時間が多くなっていた。
もっとも、それは、ご飯タイム以外のことなので、私は、別段深く気にしていなかった。ご飯タイムはそれこそ、全く普通だったし、単に、薬を嫌がっている程度にしか思わなかったのだ。
……が、本日あることに気付いた。
私一人だと、かまくらにいる。おねーちゃんが居間にいるときだけ、サークルにへばりついているのだ。最初はご飯の催促だと思った。ご飯はおねーちゃんがやる。最近はほぼ毎回おねーちゃんだ。
しかし……。ごはんがでたあとでも、茶々丸はご飯を食べると、サークルの前に座り込んでいる。
そして、おねーちゃんの顔がサークルに向く度にアピールをするのだ。(アピール:ちょこんと座り、顔だけ上を向いて鼻ぴくぴくする)
見ていていじらしいほどなのだが、それにおねーちゃんが気付かないとなると、サークルにつかまって立つ。
犬だったら、きゃんきゃん鳴いておねだりするような、そんな感じなのだ。
で、その視線の向かう先は……おねーちゃんと……。
おねーちゃんは、最近烏龍をよく見ている。
おねーちゃん曰く、「足が悪いから、何かあるとイケナイと思ってしまう」
それが茶々丸には気に入らないのだ。
ここ2,3日、観察していて気付いた。
おねーちゃんは、決して、くぅ兄や茶々丸を忘れたわけではないのだが、おねーちゃんが名前を呼ぶ中に、烏龍が混ざっているのが、気になるようだ。
で、烏龍をナデナデしているおねーちゃんを必ずじっと見ている。
本日も部屋散歩中に、烏龍は寝転がったおねーちゃんの顔をくんくんしていた。
その直後である。必死になって牧草入れをひっくり返そうとしている茶々丸……。
止めさせるために、抱っこすると、余りにも烏龍より大きいことに気付いた。
私が抱っこをし、おねーちゃんが茶々丸をナデナデしていたら、ぴょんと、おねーちゃんに向かってジャンプ。
しっかり胸にしがみついたその姿は、まるで、ママに縋り付く赤ちゃんのよう。
そこで、はっと、気付いた。
ようは、おねーちゃんが、烏龍をかまっているのが、茶々丸には気に入らなかったらしい>爆
うちのうさぎたちは、おねーちゃんに特別な思いを抱いているのは、気付いていたが、ここまでとはねえと、苦笑してしまいました。
ますます、自分の立場がないよなあ。と、実感した私でした>爆