知っている人は知っている。
こういうひどい獣医がいるんだよと言う話。
誤診、誤治療、強制入院させ、治療も水も餌もやらない。
なのに、ペットの命を人質に法外な治療費請求。
可愛いペットの命を助けるために必死な飼い主から、命を助けようとはせず、金を搾り取るだけ搾り取ろうという、悪質な獣医。
中には100万単位のお金を取られた人もいる。
しかし、適正な治療で、そこまで金がかかる場合も勿論あるだろう。高額な治療をしたからといって、治るという保障はどこにもないから、最終的には死亡と言うこともあり得るだろう。
でも、そこにかかり、疑いを持った飼い主が別の病院で診て貰って、全く違う診断を貰うというのはどういう事か。
引き取ると電話で伝えて、10数分後引き取りに行くと、「たった今なくなりました」といって、暖かい遺体を渡されるというのはどういう事だろうか。
実際に、私はこの医者にはかかったことがない。
だから、これに関しての意見は、ただただ私の感情、不快に思うだけ。
実際、この獣医は、2006/9/20に、詐欺的診療を行っていると言うことで、裁判沙汰になり、約半年後、2007/3/22に、原告側の完全勝利となった。
この悪徳獣医は、問題がかなり多く、それを知っている近隣の人間は、まず行かない。
しかし、獣医という職種に絶大なる信頼をして、ただ看板を見かけたという理由から、下調べもせずに駆け込む人。もしくは、ほんの少し遠方の人、車で1,2時間の距離の人は、HP検索などで、この病院を知り、24時間、365日対応という看板に、ペットを助ける望みをかけ、駆け込むという。
余りにも問題が多く、被害者の会が発足するというのは、もはやその時点で、問題有りの獣医と見れるだろう。
詳しくはこちらをご参照に。下をクリックするとリンクできます。
○摩センター動物被害者の会
実は、このHP、私は去年の秋に知って、裁判の成り行きと共に、ずっと見続けていた会だった。
最初の考えでは、良くある獣医と患畜の飼い主とのコミュニケーション不足による、トラブルだと思っていた。
豊富な知識と経験に基づき、適切な治療を施したにもかかわらず、ペットは運悪く死亡した。
しかし、愛するペットを「殺された」と信じ込んだ飼い主は、獣医の説明を頑として聞き入れない。そして、ネットで騒いだため、同じような思いをした飼い主達が集まったのだろうと。
実際、2○hで騒がれ、それで廃業寸前まで追い込まれた、可哀想な獣医もいるのだ。(患畜に優しく、飼い主に厳しかったため、逆恨みした飼い主がやったらしい)
しかし……。幾日かが過ぎて、私の考えも変わった。
確かに最初は、HPを立ち上げた人、ほか数人だけの書き込みが、どんどん他の人の書き込みも増えてゆくのだ。それが、全部、この病院での被害者というところが、私の認識を変えていった。
そもそも、この病院、HPでの集客率が高いのだ。
ということは、同じようにこの病院を検索すれば、被害者の会のHPにヒットする。そこで、大抵の人は、その被害者の会のHPを見ようとするだろう。
獣医と被害者達の争いは、とうとう、それは法廷に持ち込まれた。
法廷で争うというのは、もはやそれは、個人の思いこみによるものではないということ。
被害者側も、それなりに証拠を揃えなければならないから。
驚いたことに、被害者側の証人で、近隣の獣医達が参加しているのだ。
ああいう職種の方達は、意外と結束力が高い。
お仲間意識が強く、出来ることならば、庇おうとするのが常だ。
それが、そうではないというのは、相当に獣医の世界では悪評が有名だということだ。特に飼い主とのトラブルは、自分たちの明日にも関わること。あっという間に噂は広がっているのだろう。
実際に自分の非がないというのならば、獣医側も自分のHPに何らかの意思表示をすればいいのだが、それは全くない。
無用の誤解を招かぬ為と、良心的解釈してもいいが、それにしても……。
ちなみに、問題の獣医のHPも載せておこう。これも下の名前をクリックすると見れます。確かにこのサイトを見る限りには、問題がないように思うのだが……。
○摩センター動物病院
一つ二つ気になったのは、こういうHPにあるべき、メールフォーム、BBS、またはブログが無いと言うこと。つまり、お客様の声が全く届かない。さてさて、それはどういう事でしょうねえ。
本当に実力があり、患畜で賑わう人気の動物病院ならば、そう言う類のものを載せても、問題はないかと思う。まあ、頭がおかしい輩が攻撃する可能性はあるにしても。載せていなくても、色んな所のブログやHPで、褒め称えられるだろう。
院長の紹介も経歴も、ちょっと見た感じ凄いなあと思うが、私から見て、?な気になったのは、エキゾチックアニマル経験の証拠→海外の動物園なのである。
ゾウやライオンを見れるからって、兎やフェレットの病気などに詳しいとは限らないでしょう。
他の獣医達のHP見ると、実際の診療活動風景とかの写真がほとんど。
それにね〜ああいう写真なんて、TVのタレントが作業着着て、動物園のお手伝い〜とかいう番組で良くある風景だよ。
事実、そこで診療活動していないしね。(日本の獣医師免許では、特定の申請がない限り、海外での診療活動出来ない。特に米国は)
裁判終了後、早速獣医は業務再開。
営業停止命令でていないしねえ。
被害者の会では、獣医師免許剥奪の動きが出ている。
最後まで成り行きを見てゆこうと思う。