とりあえず、忘れないうちに、病院レポを載せます。
上の写真はちょっと見にくいでしょうが、血液検査表と、その下は獣医さんが説明時に書き込んだものです。
抜粋して書くと、血液検査で異常が見つかったもの。()内は通常値です。
ALT 729U/L (31−53)
AST 高値の為測定不能 (42−98)
LIPA 5338U/L (ウサギの正確な数値データは不明)
専門的な用語解説は、各自で調べていただくとして、簡単に言うと、ALT、ASTは肝臓を。LIPAは膵臓を意味します。
通常値と比べるとかなり異常な数値を示していることが解りますでしょうか。
特に、獣医が注意したのは、膵臓の値。
昨年の今頃に血尿騒ぎがあり、くぅ兄が血液検査したデータと比較すると
一目瞭然です。
茶々丸 5338U/L
くぅ兄 512U/L
何と、10倍の数値です。犬猫の数値と比べても、ここまでの数値はあり得ないと言っていいほどのものだそうです。
一応、その他の内臓疾患は数値には出なかったそうです。
確かに他の全ては正常値。多少はみ出ていても、食事などで変化しやすいので、一概に即治療が必要と判断できないと言われました。
どのみち、今の茶々丸の状態では、もう1回は最低することになるでしょう。
こう言ったことから考えるに、朝元気だったのが、夕方にはぐったりというのは、この肝臓、膵臓の異常だろうということです。
それも、徐々に悪くなったわけではなく、急性だろうということです。
ですから、病名が急性肝機能障害。となるわけです。
毛球症は、徐々に食欲を無くす為、重度になるまで飼い主が気付きにくいそうです。
ちょっと食欲がない=暑いから夏バテかな?と、思いがちだからだそうです。
悔やんでも悔やみきれない。
何故でしょうか。もう、2ヶ月以上も別の病院で通院していたというのに。
血液検査は不要ですからやりません。と言われた結果がこれです。
確かにあそこでやっていた治療は、真菌の治療。
ですから、不要な検査はやらないのが当たり前です。
私だって、ぼったくりと疑うでしょう。
でも……今回の病院のように、他の病気の可能性を考えていれば、この異常なほどの数値になる前に、気付くことが出来たかもしれない。
あの病院だって、決して間違ったことをしているわけではない。
私が一言言うべきだったのだろうか。
万が一のことを考え、血液検査をしてくださいと。
頼めば検査はしてくれるだろう。
しかし、採血はウサギにとって問題が多い。
まずは、血管が細く、やりにくいという事。
そして、採血時の苦痛から、パニックを起こしやすいと言うこと。
だから、獣医も手術前など必要最低限で行う検査なのだ。