日本うさぎ祭bにて、色んなウサ飼い主さんたちから様々な質問を浴びました。
中でも筆頭格は「抱っこ(したいのに)できない」
うちのぼへら〜さんを初めとする、うさぎーずは特別。
今回希望者全てに抱っこをさせました。
必然的に、「どうすれば、こんなにおとなしくさせてくれるのか」質問がとびました。
コミュニケーションとしての抱っこは、本来必要なしだと思っています。
しかし、以下の理由で、私はウチのウサギたち全てに抱っこを受容させています。
1:病院に連れて行く・投薬
2:うさんぽなどでの緊急避難
3:様々な身体チェック
皆さん、理由はすんなり納得されていましたね。
方法などは、本でも詳しく書かれているものもありますし、うさぎさんの性格、飼い主さんの体格などもありますから、そう言うところでは書かれていないことをちょろっと書きます。
掴みました。暴れました。怖い(骨折などの恐れ)ので離してしまいました。
失敗談を聞くと大抵はそう言う経過を聞きます。
そうすると、うさぎさんの中では、嫌なことは暴れたら、逃げれる。
そう言う学習をしてしまいます。
確かにうさぎの骨はもろいです。そして、必死になって逃げようとします。
これは、うさぎの中では本能に近いので、仕方のないことです。
必死に逃げようとするのを無理に押さえ込んだときに、不幸な事故は起こりやすい。飼い主たちはそれを恐れます。
これは双方とも、当たり前のことです。
しかし、これを何とかしないことには、いざというときにどうするのかが解りません。
そんなことをしなくても……という意見もあるでしょう。
そんなことをしなくても済むのならば、それでいいのです。
それと、うさぎ様々でも良いのですが、だったら、うさぎが言うことを聞かない。と嘆かないでください。
自分より格が下の言うことを、聞くことの出来るのは人間(それもごく一部)だけです。
自分で望んで下になったのです。動物社会で下克上は、殺し合いを意味します。諦めましょう。
では、そうではないのよ。頑張るわという人のために。
これは飼い主さんの心構えです。
怯えた人間の感情は、簡単に動物に伝わる。
あくまでも、うさぎより飼い主(人間)が上。
自信がない……。それは当たり前です。
ですから、掴む場所を間違えないように繰り返し練習が必要です。
ぬいぐるみでも良いですが、うさぎの骨格を的確に表現したぬいぐるみというのは私は知りません。
なので、実際に掴まないでも、指がその位置に触れる練習をするのがよいかと思います。
一応参考までに、その場に二人以上の人間がいる場合で書きます。
まず最初に、うさぎさんに、練習するよと言います。
説明もねこなで声も要りません。
そして、座った両足の間にうさぎをいれ、座った人の体の方に体を向かせます。
その状態で、他の人が、その位置を探るのです。
位置は、前足の骨の下。人間で言う脇の下です。そこに指をツッコミ、体を掴むのです。
最初はすぐに解らないでしょう。馴れると、日頃見慣れているうさぎですから、この位置ね。とカンが教えてくれるでしょう。
そうして、それがうまくいったら、うさぎさんを「よく我慢したね」と、褒めて離す。
このときに重要なのは、おやつで機嫌を取らないこと。
あくまでも言葉とかナデナデ。おやつで機嫌を取るのは簡単ですが、うちも人のことを言えませんが、ペットとしてのうさぎさんたちは大抵はぽっちゃりタイプです。
太らせたら行けない。という方も多いでしょう。
何か気に入らないと、表現すれば、すぐにおやつが貰える。と学習したら大変ですよ。
結論
甘やかさない、怯えない、褒める所は褒める。
すぐに出来ないのが当たり前。根気よく。
頑張ってください。