どう判断するは人それぞれですが、自分の場合だったらどうかな。と少しでも考えてみてくださいね。
茶々丸の症状悪化で、もはや、後ろ足の毛がほとんど無い状態。病院探しに奔走する日々を重ねていましたが、先週近隣の良心的な獣医と遭遇。
なぜ、良心的か。
自分がウサギに対して専門ではないこと。
専門的に知識が必要で高度な医療技術を必要とする場合は、詳しい獣医に連絡し、そちらに行ってもらうという条件で、普段の健康チェックや、一般的な対処療法、ケアなどはやりますと、最初から説明したから。
人間で言う、ホームドクターならやりますという獣医。
私はそれで良いと思いました。
職務放棄ではないのですよ。獣医は人間と違い、分業化されていません。同じ症状でも、犬とウサギでは設備もまた変わってくるものもありますからね。
で、診察姿勢も好感が持てました。
「そこまでしなくても・・・」と、思うほど、危険性を考え、床に座り込んでの診察でした。(保定は助手が同じく床に座り込んで)
ですが、見方を変えれば、悪いほうにも取れるわけでして。
全てに対応していない獣医など意味が無い。緊急時につれてゆけない。とも考えられます。
その辺は飼い主の判断でしょうね。
そして、その獣医が茶々丸を診て、こちらの獣医の診察を受けたらどうかと薦めたのが、同じ市内のウサギに詳しいともっぱら評判の獣医。確かに来院する患畜の大半がウサギという状態。
そこで、茶々丸の診察を受けました。
体重を量り、問診をしながらの触診、視診。
体重・・・この1週間で、激烈に減っていました。1.35キロです。
状態を一目見て、血液検査とレントゲン撮影に早速入りました。
説明も細かに、レントゲンも健康な個体のものとの比較でわかりやすい。
結果としては、異常なほどの肝臓(おそらく)の肥大が見られる。
触診しても肥大がわかる。
本当に何が異常なのかを調べるには、開腹しかない。さらに、治療としての開腹は行うが、診るためだけの開腹は、リスクが大きいからやらない。と付け加えていました。
その辺は至極まともだと思いましたね。
ただ、天寿を全うした後に病理解剖を希望されていました。
繰り返しね^^;
私はその辺に対しては、医学的探究心(勉強熱心)と解釈できますし、受け入れることはできますが、飼い主によっては、ちょいと引っかかるかなぁとは思っていました。
それほどまでに茶々丸は特異なケースだと思いますけどね。
ある意味獣医さんも感心して、不思議がっていましたから。
元々2年前に引導を渡されて以来、私はできる限りのことをしてきたつもりで、でも、最終的にはいつも茶々丸の生命力に頼るしかなかったことは、骨身にしみています。
そろそろ限界なのかもしれません。
ですが、今現状の私には、生きようとする姿に引導は渡せれません。
最終的にそうなるしか選択がないときは、私が全ての責を引き受けるつもりでいますが。