このネタが1週間置きなのは、金曜日に受診するからです。
くぅ兄の症状は相変わらず。頚の傾きもすでに90度。
投薬がまったく効かず、原因はほかにあるだろうという、医師の診断でした。
自力で何とか食べるにしても、普段とは格段に摂取量も減り、
朝晩と何とか私が食べさせていても、今現在体重は1.58キロです。
で、昨日診断した折に、獣医から、CTを撮ってみたいとの提案が。
ただし・・・と、獣医が言うには、
1:何もなければ、言葉は悪いが無駄金。(そこの病院では、1回3万)
2:じっとしてくれなければ、撮影はできない。
(犬猫の場合だと、状態にもよるが大半は麻酔をかけてやる)
くぅ兄の場合だと、年齢、および、この状態で麻酔は不可。
麻酔なしではうまく取れない場合もある。(でも料金は取らねばならない)
3:うさぎのCTははじめてである。
動かないよう、周囲を固定しての撮影となるが、
驚いたり抵抗して、何らかの事故が起きる場合もある。
リスクが高い。
仮に腫瘍があったとしても、それに対しての外科的手術は無理。
投薬にしても、ウサギには劇薬となるため、それもできない。
その上で、獣医がこれを進めたのは、
1:今後の投薬を変えたいが、腫瘍があるとまずい薬
(逆に促進してしまう副作用があるもの)を指示できない。
2:今後の治療方針を固めたい。
腫瘍がなければ、また別の方法を考えたい。
腫瘍があるならば、対応を変える。
3:いわゆる臨床実験。学術的データがとれる。
無麻酔でも兎のCT撮影が可能ならば、ほかの兎の治療に役立つ。
腫瘍があってもなくても、実際のデータがあるのは助かる。
最後にこういわれました。
今回薦める理由に3がある以上、正規の料金は取れない。
しかし、使用料は必要経費としてこちらも必要だから、通常の1/3でいい。
承知した理由は、実は3でした。
今までの投薬が効かない以上、私なりに調べた結果、
原因として考えられるのは、EZと腫瘍。
急激に進行した以上、腫瘍の可能性、ないし、何らかの神経異常、
脳のほうの問題であるかと。
ならば、くぅ兄には申し訳ないが、一時、我慢してもらおう。
そして、本日やってきました。
副院長(この方が小動物専門)自らの陣頭指揮でのCT
3時間ほどかかりましたが、くぅ兄は実に協力的だったそうです。
いったん帰宅し、連絡を持ってからまた病院に行きました。
撮影されたCTを診せてもらっての説明。
副院長の話だと、動物の脳神経の専門家が不在だったため、
はっきりとはいえないが、右の小脳部分に肥大と影が見られる。
何らかの原因での炎症および、腫瘍ではないか。
そういう話でした。
確かに素人の私が見ても、明らかにサイズの違い、影がわかります。
専門家に見せて、検証を再度行い、その結果は3日後にわかるとの返答。
今現在の投薬(いったんクスリを変えてあった)は、続けるようにとのことでした。
少なくても、これで原因がわかったということですね。
打開策が見つかるかどうかは判りませんが、
外科的手術は無理なので、長い闘病になるでしょうね。