くーの日々を見て下さった皆さん、ありがとうございます。
8月4日、くーはお月様に帰ってしまいました。7年と6ヶ月でした。
朝、夏バテ気味だったくー。部屋にクーラーをつけて、親にくーの事を頼むと、私は仕事に行きました。親の話では、突然くーの容態が急変したは夜の8時頃だったそうです。私は定時に上がれず、残業をして家に帰ったのは夜の9時過ぎでした。
くーのぐったりした姿を見て、後悔だけが襲いました。なんで朝、病院に連れていかなかったんだろう。くーの小さなサインに気づけなかった自分を責めました。
いつもお世話になっている病院は閉まっており、私はどうすることもできませんでした。くーをだっこすると、いつもは大暴れして嫌がるのに、ぐったりとしていました。すごく軽く感じました。
明日の朝、明日の朝までがんばって!そうしたら病院に連れていけるから。
くーの生命力を信じてました。今までどんなに具合が悪くなっても、くーは何度も生還してきました。毛玉症で2週間もまともに食べなかった時も、不正交互で全身麻酔に耐えてきた時も、熱中症でぐったりした時も、全部乗り越えてがんばってきました。
くーは強い子だから、頑張れ!
私が家に帰ってから1時間後、くーはバタっと横になると1回「キー」と高い鳴き声を上げました。くーの鳴き声を聞い瞬間、ボロボロと涙が溢れてきました。うさぎは鳴かない動物です。ですが一生に1度だけ鳴きます。それはお別れの時です。私は、くーの時間が止まるその時まで、じっと見守りました。
何も出来なくてごめんね。つらい思いをさせてごめんね。病院に連れていってあげられなくてごめんね。
ゆっくり呼吸をするお腹を撫でながら、くーは静かに息を引き取りました。
「くーはね、あんたが帰ってくるのをずっと待ってたんだよ」と、親は言いました。
ずっと涙が止まりませんでした。7年前、ペットショップでくーと出会った時の事を、昨日の事のように覚えてます。
ここでは書ききれないたくさんの幸せを、楽しい思い出を、くーはいっぱい贈ってくれました。
7年と6ヶ月、たくさんの思い出をいっぱいいっぱいありがとね。
ゆっくり休んでね。
ありがとう、くーちゃん。
8月4日。
朝に撮影した最後の写真。
大好きだよ、くーちゃん。