今日は、少し前にした『花子の話。。。』の続きで、
へーたの話でもしましょうか
へーたとの出会いはとっても単純って言うか、
簡単って言うか、これまでにない早さでした。
花子がお月様に帰って４日目の事でした。
私のあまりの落ち込み様に、乳母が元気付けようと、
近くのホームセンターに、
花子の毛色とそっくりなうさぎがいるから
見に行こう
と、うるさかったんですよ
私は、花子を亡くしてしまったばかりで、
他のうさぎを眺める心境でもなかったんですけど、
乳母も花子が大好きだったし、
寂しいのだろうと思い、
シブシブ着いて行きました。
そこに居たのがへーたです。
わたしとしては、生きている命を迎えるにあたって、
『寂しいから』という理由は許されなかったのですが、
その理由の前に、
花子と別れて４日目に、
新しい命を迎えては、花子にも失礼だと思ったんですよ
見に行くだけで、お迎えする気は
サラサラありませんでした。
へーたを見た第一印象は
「不細工な子だなぁ・・・。やっぱり花子が１番かわいいや。。。」
でした。。。
でも、乳母はあきらめませんでした（笑）
「ちょっと抱っこしてみなさいよ」
「別にいいって。。。」
「すいませ〜ん！！ちょっとこの仔、
触らせてくださ〜〜い」
「をい、をい、をい・・・
」
あっと言う間に その不細工な仔がわたしの腕の中に。。。
「かわいいね〜、かわいいね〜、
花子が入っとぉね〜〜
」
乳母はとっても満足気でした。
そして、店員さんにこの仔をケージに戻してもらおうとしたんですけど、
どうしても、またあの狭いケージに
閉じ込めておけない、というか、
急に可哀相になって、
つい口に出た言葉が、
すいません、連れて帰ります。
でした。。。
帰ってから、ものすごい自己嫌悪でしたよ。
花子に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
でも、
連れて帰ってすぐに へーたの顔つきが変わったんです。
２〜３日後から、コロンコロンし始めて、
リラックスしまくりでした
そんなへーたを見ているうちに、
どんどん癒されている自分に気付いて、
これは、
花子が導いてくれた出会いなんだと
思うようになりました。
花子に手を合わせた朝に見た虹は、
花子が虹の橋の前で、
私を待ってるから、心配しないでって言ってくれてるんだと
思えるようになりました
今でも時々
「花子が居たら、へーたが居なくて、
へーたが居たら、花子が居ない・・・」って、
複雑な気持ちになるんですけどね。
それでも、今では、
へーたを最速４日目でお迎えした事は
後悔していません。
逆に、お迎えして良かったって思います。
花ちゃん、へーたに会わせてくれて、
これからも、へーたを守ってあげてね
こんな出会いがあってもいいかな？って思います
