芋家のうさぎ達と、ハクビシンの襲われ足を2本失くしてても懸命に生きようした子うさぎチャミの記録

2010年11月
-
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
-
-
-
-
PROFILE
芋すけ

庭でうさぎを多頭飼い。現在、子供も含めて8羽!

MYALBUM
CATEGORY
RECENT
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
ARCHIVES
LINK
SEARCH
PR




2本足のチャミ

5月13日

ついに手術の日がやってきた。

チャミが手術に耐えられるのか不安が募る。

 

今日の手術では、両足の皮膚や肉の壊死した部分の切除と、両足の食いちぎられた部分の骨が微妙に残っているので切開して骨を切断する。うさぎにしては大手術。

時間も2時間位かかるらしい。

チャミの小さな体で2時間の大手術を耐えてくれるように祈ることしかできない。

先生が「立会いもできますよ。」と言ってくれたので立ち会うことにした。

本当は血を見るだけでクラクラしてしまう私だけど、今回はそんなことを言っている暇はない。

立ち会うしかない。チャミが頑張っているのだから私も頑張る。

先生曰く お子さんが大丈夫なら見せてあげるといいですよ。

      学校では学べないことがたくさんありますから。

確かに命のやり取りは想像では計り知れない部分がある。

どんなに命の大切さを唱えても想像では実感できない。

人間の力ではどうしようもないことがあることを実感できるいい機会なのかもしれない。

あゆ(小1)は、「チャミの手術見る!」と言った。拓(小4)は「怖くて見れないからお家で応援する」と言って留守番に決まった。

3時頃から手術開始。

麻酔はガスのものを使っているので安全とのこと、大きく息をしながらグッタリと横たわるチャミを見て何故か『大丈夫。』と思えた。

手術は左後ろ足から始まった。怪我の大きい方から・・・ということらしい。

壊死している部分を切除していく。チャミの体にしては多いと思う。

いよいよ大腿骨の切断に入る。

チャミは、時々「キュー、キュー」と鳴いた。

普段なら鳴いていたら心配してしまうけれど、今は生きている大事な証。大きな声は痛みを伴ってだと思うけど、痛みを感じることも鳴くことも生きている証なのだ。

大腿骨は根元を少しだけの残して後は切断してしまう。

骨を残しておくと先が尖っているので肉を傷つけてしまうのだ。

細い大腿骨は大きなリッパーでポキリと折れた。

後は縫合していくだけ。

ここまでで2時間近く経過している。

しっかりしていた呼吸が急に弱くなり止まった。チャミの体は限界だったと思う。

先生は、こう言いながら心臓マッサージを始めた。心臓は動いている。自発呼吸が止まっただけ、だから呼吸は必ず戻ってくる。

私もあゆも「がんばれ!」と応援した。

ここまで頑張ったんだから、もう少しだけがんばれ!チャミ、生きて!

願いが届いたのかチャミは自発呼吸を取り戻して無事に縫合も終えた。

本来ならば、両足とも手術するはずだったが時間と体力の関係で後日になった。

「死なせてしまうことがこの手術の目的ではないので。」と言われ納得した。

死んでしまっては元も子もない。生きるための手術なのだ。

これから、長い療養生活が始まるのを覚悟して病院を後にした。

スポンサード リンク


◇ 返信フォーム


名前 :   情報を保存する
メール : 
URL : 
題名 : 

内容 :