木枯らし1号も吹き、そろそろ本格的な冬の訪れといったところでしょうか。
今週末の24日はさくらのお迎え記念日に当たります。
初めてお迎えしたうさぎ、それがさくらでした。
私は垂れ耳、ダンナ氏は立ち耳が良いと意見は分かれたものの垂れ耳に決定
今度は垂れ耳でも白系の子とブルーの子のどちらを迎えるか、お店で揉めました
そしてちょっぴり無愛想だった白系の子を我が家に・・・それがさくらでした。
お迎えしてからも名前を付けるのに揉め・・・
ダンナ氏は「耳が葉っぱのような形だから、リーフちゃんが良い!」
私は「もう名前は、さくらに決まっている!」
そんなこんなで6年前に我が家にやってきたのが、さくらなのでした
初めはペットショップに言われたとおりに、ペレットやクッキーなどを与えてしまっていました。
ペレットもあまりよろしくない量販ペレット、今では絶対に与えない様な小麦粉原料のクッキー。
今ほどうさぎのサイトは多くなかったけど、色々と調べて改善していったことを覚えています。
手厚く?いや、甘やかして育てたかいあって?飼い主依存の激しい子に成長したさくら。
とても飼い主の気持ちや変化に敏感で、彼女の体調を左右することもしばしば・・・。
と同時に私が悩んだことのひとつに、避妊手術がありました。
オンナノコは子宮疾患になることが多い、そしてそれは避妊手術をすることで防げる。
避妊手術をせず、病気も発症せず長生きしているオンナノコがいるのも事実。
避妊手術をしていたとしても癌を発症しないわけでもない。
どうしよう・・・でも大丈夫なんじゃないか・・・そう思っているうちに年齢も年齢に。
子宮疾患=血尿と思い、ウリエースで潜血チェックも行っていました。
血液の反応もなく、検診などで異常も確認されず・・・・。
今となれば見逃してしまっていた部分もあると思います。
うさぎの7・5・3といわれるのは、体調に変化が出やすいといわれる年齢。
さくら3歳・・・うっ滞で体調を崩し、入院しました。
そして5歳となり・・・・
完全に私自身がさくらは大丈夫と油断していたことが仇となり、5歳で癌を患うことに。
しかも腎臓にも転移してしまっており、腫瘍細胞はびまん性増殖をしているとの病理結果。
いつまた腫瘍が再発をしてもおかしくないという検査結果。
ある程度の年齢のオンナノコが子宮に異常を発見、手術となれば病理にまわさないとしても、
ほぼ8割方は病理の結果、悪性の結果が出てくるんじゃないかと思います。
この時ほど自分の浅はかさを悔やんだことはありませんでした。
もしいつかオンナノコをお迎えする時がきたとしたら、迷わず避妊手術を選択します。
ちょうど去年の今頃・・・さくらは入院、そして大手術に挑んでおりました。
大変な手術を乗り越え、元気を取り戻し・・・。
3歳、5歳と病気を乗り越えて、次は7歳の節目を迎えるのかと思ってました。
そしてそれから8ヶ月後、さくらはお月様に旅立つこととなりました。
私自身としては、たとえ動けなくなっても、目が見えなくなっても・・・
ずっとずっと一緒にいたかったというのが正直な気持ちでもあります。
元気だった頃の那須でのうさんぽ@換毛中
さくらとお別れして4ヶ月・・・。未だに悲しくて仕方がありません。
写真のさくらに話しかけてばかりいます。
悲しみと絶望感、自分の不甲斐なさを感じてばかりです。
でも杏太郎がいるおかげで救われるところもとても多く・・・。
反面、杏太郎との楽しい時間を過ごせば過ごすほど、寂しさもあり・・・。
こんなままではさくらが悲しむよとダンナ氏にもいつも言われているのですが
これがさくらの決められた運命だったのでしょうか・・・・。
そういえばいつだったか愛兎を亡くしたほっしゃん。のブログを見ました。
そこに書いてあったことに共感しました。
ペットロスの悲しみ、僕個人に関してはどんだけ時がたっても消えることなんてありません。
ただ、出逢えてない方がもっともっと悲しい・・・。
失って悲しい、寂しいばかり思っていたけど、さくらと出会ってなければもっと悲しいこと・・・。
さくらと出会えたことに・・・ありがとう。楽しかったいくつもの思い出にありがとう。
頑張り屋さんのさくら・・・ありがとう。。。