マリー 享年16歳(♀)
友人宅のワンコです。
つい先日、
眠るように天国へ旅立ったとのこと・・。
マリーは、
友人のご実家、
北海道から遠く離れたところで
暮らしていたので
私は直接会ったことはない。
ないけれど、すっかり私は
マリーを
「お友達犬」のような気持ちでいる。
なぜなら。
友人から帰省するたびに
必ずファックスやメールで
マリー報告が流れてきていて、
マリー情報がそのたび少しずつ
インプットされていったから。
それはたわいのない、
マリーと散歩行ったこととか
マリーのやきもちのこととか
本当に日常的なもので
それだけマリーは彼女にとって
あたりまえに家族だったんだなと。
そういうのが
ニンゲンと暮らすワンコにとって、
ワンコと暮らすニンゲンにとって、
どれだけ幸せなことか。
幸せって、大げさなものじゃなくて
毎日の生活の中に
たくさんたくさんあるんだと思う。
動物、子ども、だんなさん、奥さん
お父さんお母さん、爺ちゃん婆ちゃん、
兄ちゃん姉ちゃん、弟妹・・・(キリない)
愛するヒトや動物たちと暮らすことで、
その普通の毎日の中で
大切にしたい、愛しいと思う瞬間が
たくさんあればあるほど
幸せなのかもしれない。
うまくいえないけれど。
そういうのを、
アタマじゃなくてココロでちゃんとわかっている人のところで
16年間生きてきて
マリーはきっと幸せな生涯だったね。
大切なひとつの生命。
がんばったね。
おつかれさま。