ご無沙汰しておりました。
毎日寒い日が続いておりますが、みなさまそして愛兎さんはお元気でしょうか
この一週間弱、このブログに向かうことが出来ずにいました。
サボっていた訳ではないのですけどね。
私自身、大きな決断をしなくてはならない状況に立たされておりました。
下の画像は自家製乾燥セロリの葉っぱを食べるさくらです。
ここから先はだいぶというか、かなり長くなってしまいますことご了承下さい。
さくらのおできはすっかりとよくなりました。
あとは皮膚の再生を待つのみです。
このおできの診察の際、お腹の張りが気になるので触診をしてもらいました。
3人の先生にそれぞれ触診してもらったのですが、
まず一人目、二人目の先生はちょっとお腹にガスが溜まっているとの診断でした。
そして最後の三人目の先生の触診によってあるモノが発見されました。
それは子宮の腫瘍らしきもの、そして右腎臓の不正形です。
そのまま血液検査・エコー検査を行いました。
それが先週末のことです。
エコー検査の結果ですが、お腹内には液体貯留領域を散見、
右腎臓は内部構造が不明瞭という結果となりました。
そして血液検査ですが、HCT(ヘマクリット)HGB(ヘモグロビン)の値が低く、
GOT/AST(肝酵素)が増加し、ALB(アルブミン)が減少という結果でした。
HCT(ヘマクリット)HGB(ヘモグロビン)値が低いということは、貧血の兆候が見られるということです。
GOT/AST(肝酵素)の増加は溶血があること、ALB(アルブミン)の減少は
高齢が影響しているとのことでした。
血液検査においてその他はすべて正常値でした。
開腹してみないと断言は出来ないけど、
おそらくは子宮の腫瘍だろうとのことです。
このような結果となり、私には手術の選択が余儀なくされました。
その場では手術の決断をすることが出来ずに、通院をして注射による投薬を続けておりました。
こんな風に子宮系の病気にかかってしまったことにおいて、
「避妊手術をしなかったあんたが悪い。」そのように思う方もいると思います。
「飼い主として失格だ。」との意見もあるかもしれません。
それについてはその通りでもあると思います。
しかし、避妊手術においては私もものすごく悩んだことも事実です。
この場で避妊手術の是否を問うことは避けさせていただきます。
通院での投薬を続けながら今までの子宮疾患の症例を読み、そしてまた獣医の話も聞き、
開腹手術、麻酔のメリットデメリットについても調べ考えました。
内科的な治療には限界があり、
やはり今回のような場合は外科的処置がいちばんであるということ。
もちろん大きなリスクを伴うことは承知の上です。
そしてようやく決断するに至りました。
「さくらの生きる力」と病院の先生を信じて…。
それに伴いましてさくらは昨日から入院しました。
年齢も高いということもあり、万全の体制で望みたいという先生の意向からです。
ゆっくりと点滴を流し、手術と麻酔に耐えるための体力の底上げをしていくということです。
明日11/20(月)の16時からさくらは手術します。
どれくらいの時間が掛かるかは分かりません。
場合によっては腫瘍の摘出をすることが出来ずに、
そのままお腹を閉じる場合もあるということです。
今日の夕方、手術前最後の面会に行って参ります。
さくらの大好きな野菜、ハーブを持って…。
がんばれっていっぱいナデナデして、声をかけてあげたいと思います。
入院期間もどれくらいになるか分かりませんが、
明日以降ここに良い報告ができることを祈っています。
私の大好きなさくら、辛い思いをさせてしまってごめんなさい。
最後になりますが、長文を読んで下さった方、そして相談に乗って下さったうさ友さん達…
どうもありがとうございました。