さくらへの応援メッセージ、またご心配をいただきまして本当にありがとうございます。
相変わらずの通院続きの毎日ですが、体調の方もかなり改善されてきました。
先週の通院時の1枚、ダンナ氏に抱っこされているさくら
お話が長くなってしまいますので・・・
今回のさくらの不調ですが、尿検査で「シュウ酸カルシウム」の結晶が検出されました。
砂状の結晶で、尿砂症とも呼ばれていると思います。
さくらのおしっこに結晶が含まれていたこともあって排尿時の力みや頻尿・残尿感があり、
上手くおしっこをすることが困難であるいわゆる膀胱炎の症状がみられておりました。
排尿が辛いということから、飲水量の低下や食欲不振などを引き起こしてしまったようです。
ご存知のとおり、うさぎさんの体内カルシウム代謝は独特といわれます。
人のように摂取したカルシウムを骨に蓄えるということはなく、
体内に入った必要以外のカルシウムはおしっことして排出されます。
その余剰カルシウムが上手く体外に排出することができないと、
腎臓や膀胱内で結晶化され、結石等を起こす原因となります。
だからといってカルシウムがワルモノというわけではないのですが・・・
我が家のさくらはお野菜が大好きなことは、承知のとおりです。
素人ながらお野菜を与える際には、それぞれカルシウムやシュウ酸含有量など
バランスを考慮して与えておりました。(そのつもりなのですが・・・)
シュウ酸とカルシウム、この2つが結合してしまうとシュウ酸カルシウムになります。
この2つの物質は適量であればお互いにいい仕事をしあって
余剰なシュウ酸やカルシウムを●や尿として排出するようですが、
過剰に摂りすぎてしまうと腎臓などに負担をかけて結石などの原因、
尿路系疾患となってしまうようです。
たいがいの場合は、生野菜に含まれる水分で体外に排出されちゃうといいますけどね。
なんで今回さくらの尿中濃度が上がってしまったのか?と考えてみたところ・・・
私の中でいくつか思い当たる節がありました。
通常バランスを考え、日替わりで4〜5種類の野菜を組み合わせて与えていたのですが、
夕方まで仕事を始めた飼い主都合で、立て続けに同じ野菜を与えてしまったこと。
そして同じく、野菜の買い物が間に合わなかったことにより、
市販されている乾燥野菜などを生野菜の代替えとして与えてしまったこと、
少なくともこれらの要因が考えられると思います。
おそらく普段より生野菜の摂取が少なくなってしまい、水分摂取量が減ってしまった。
結果、シュウ酸やカルシウムの排出が水分と供に上手く排出することができず
膀胱内に残留し結晶化してしまったのではないかと・・・・
さくらは腎臓を片方摘出していることもあり、1つの腎臓ではやはり健康体に比べると
かかる負担も大きいのではないかと思いました。
これは明らかに私の管理不足でおきてしまったことと反省しております。
現在のさくらですが、毎日通院し皮下輸液の注射を受けています。
水分を多く摂取させおしっこをたくさん排出させることに重点をおいております。
今日の診察でおしっこの色や濃度を調べたところ、状態はよくなってきています。
しかしまださくら自身の飲水量が少ないこともあり、シリンジでお水を飲ませたり、
乳児用のポカリスエットを与え、代謝をアップさせるようにしております。
またおしっこを膀胱に溜め込んでしまうので、膀胱の様子と排尿の回数を見て
軽めに膀胱を圧迫し、排尿を促したりとしています。
完全復活まではもうしばらく時間は掛かってしまうかと思いますが、
本来の排尿ができるように頑張っていきたいと思っております。
みなさまにはご心配をお掛けしてしまって、本当に申し訳ありません。
まずは、ご報告まで・・・・。読みにくくてスミマセン。