９月２日（水曜日）夜、みやびは天国へと引っ越しました。

１歳５ヶ月１３日の一生でした。

私の知らない間にひとりで旅立っていました。

体勢も表情も全然苦しんだ様子がなく、本当に寝ているみたいでした。

ここ最近は体調もよく、体重も３５グラムまで増えて喜んでいたのに。

それに夕方まで元気いっぱいだったのは確認してたのに。

先生に電話したら心臓発作の可能性があるとのこと。

ハムスターのように小さい子には割りとあることらしい。

悲しいけど、みやび本人が苦しまず旅立てたのが一番だよね。

そうは思ってももうあの可愛いみやびに逢えないかと思うと寂しくて寂しくて。

いつもと変わらない日常を過ごしていたはずなのに…。

朝ごはんの時も「ご飯早く〜！」って大騒ぎして。

手に乗ったら私の指をペロペロしてくれて。ほっぺいっぱいご飯詰めて。

夕方に起きてきた時も

急いでトイレ入って、ケージを両手で持って鼻先をふんふん出して

回し車に乗って、で、またお気に入りのベッドでまた寝る。

そんな感じで本当に絶好調な感じだったのに。

夕方１８時３０分頃何気にみやびを見たら、ハウスでおねんね。

ちょうど後ろ足とお腹の下が入り口から見えて、息してるのがわかった。

「みーちゃん、ねんねしよん？」って声かけてから

私はそのまま自分のことしてて。

ハムスターって寝るのが仕事みたいな生活してるから何も思わなかったんだけど

ふと２３時頃になって覗いてみたら、１８時３０分の足のまま。

寝返りたくさんする子だから一瞬息が詰まりました。

ハウスの屋根とってみるとそこには、寝てるかのようなみやびが。

声かけてみたけど起きないし、呼吸してないし。

「ダンナー。」っていうのがやっとでした。

私のその一声で尋常じゃない事が起きたってわかった旦那は

ウトウトしてたのに一瞬で目が覚めたそうです。

人間びっくりしすぎると、悲しくても涙出ないのね。

もしかしたら仮死状態じゃないか、とか思っちゃう。

この時期、仮死状態はありえないのに。

明日の朝起きたらいつもどおりご飯おねだりされるんじゃないか、とか。

でもそんな事あるわけもなく。

みやびがいなくなった事実が飲み込めてくると涙いっぱい。

涙が枯れるまで、とか言うけど、涙は枯れないんだよね。

一日家にいるので、一旦スイッチが入ると１時間くらい泣きっぱなし。

夜ベッドに入っても泣きっぱなし。

旦那と、何もわからずナデコをねだるはながいたのでなぐさめられたけど、

あんなに小さくても、家族の一員だったので、娘だったので、

私より先に死んでしまう存在だとわかっていても、やっぱり悲しすぎる。

３日昼前、お葬式してきました。

動物のお葬式は初めてだったのですが、

きちんと祭壇があって簡単ですがお経もあげてくれるんですね。

で、お焼香して、最後のお別れして。

ペット斎場に連れて行く時、小さな箱にみやびと、白い小菊、

天国でご飯に困らないようにペレットや大好きなひま種など入れました。

火葬場に入れるときは、お骨をきちんと拾えるように箱から出すのだけど

その時、手の下にがっちりペレットを押さえ込んでました。

みやびらしいなぁと。

あと　みやびらしいと言えば、

おねんねから起きたらまずお尻に口つけて●をぽーいと飛ばすのが日課だったのですが、

最期もきちんとお尻に●つけてました。

起きたら「うんこぽーい」するつもりだったのでしょうね。

まさか天国でぽーいするとは思ってなかっただろうけど。

１５分くらいで小さい体が更に更に小さくなって帰ってきました。

頭蓋骨の上、小さくて可愛い歯がちょこんとついてました。下あごも。

あとあばら骨のあたり。

一番小さな骨壷を用意してもらったのですが、一体みやび何人入る？ってくらい

ハムスター用には大きかったです。

今は骨壷に入って本棚の上にいます。

でも魂はまだケージ内にいるようで、朝晩ペパレミをカサッと言わせたり

寝言をキュッって言ったりしてます。

だからケージはまだあの日のままにしてあります。

寝ているみたいに見えるでしょ？

ほっぺもぷっくり。どんだけ食いしん坊さんなんだ！って話よ。

耳はぴんとしたままで、私の「みーちゃん、ねんねしよん？」の声は

きちんと聞こえてたかな。