朝、ケージを開けたら…こんな感じでなんちゃって牧草入れにちょこんって座って大人しくまっていたむくさん。
かなりこの入れ物が気に入った模様です。
ペレットあげてもこの中から出ずに食べてました。
万が一…この入れ物をぬいぐるみと同様に…ケージから撤去したら…またストレスで膿が溜まっちゃうかも…
う〜ん、私の思惑通りの役割果たしてくれないからケージ狭くなってしまうだけだから撤去したいけど…できない…
さて、雑誌の通りのペレット中心の食生活を親子にさせたらどうなるのかをシュミレーションをしてみようかなぁって。
ホントに実験しちゃうと…実験終了後に牧草食べないとか肥満児とかの問題になってしまうのであくまでも仮想で!!!
現在…ペレット1日10g前後。
雑誌通りの食生活にすると…そら:70g むく:97.5g
写真はそらの分量で比較しました。
こんなにあげるのね…
おやつ的の少量の牧草・・・ってこんな量でしょうか?????
雑誌の写真を見るとこれぐらいか、もしくはこれでも多いのかも…重量は17gでした。
これを全部食べるわけではないだろう(牧草入れからこぼれたりするのを考えると…17gも摂取しないだろうね)
大人うさぎは夜1回って書いてあるのだ。
この70gをそれも一気食いしないといけないのか!?
牧草は?????朝にあげるのかしら??????
胃腸を常に動かさないといけないうさぎさん。
この時点で…ムリがありますね。
17gの牧草なんて1hもしないうちに親子は食べちゃうもの。
朝、牧草をあげたとして…夜まで持たないし、ストレスになり、胃腸も動かないね。
胃腸がきちんと動かせないと…●がこれぐらいの大きさに変化するだろうなぁ
比較するのに…小さい●がないか探して…一番小さい●と大きな●を並べてみたが。(健康でも稀にちっちゃい●出るから)
小さい●でも近所のペレット食べ放題にされてるホームセンターの仔ウサギの●に比べたら大きいなぁ…
そら:1.4〜1.5kgが適正な体重 むく:2kg前後が適正体重
ペレット中心で牧草をおやつ的な量しか摂取しなけらば…確実に太るよね〜
元々、ロップ系は食肉用に改良された品種だから肉が付きやすい…半年もしない内に少なくても2〜300gは体重の増加があるのではないかな。
写真は単純に全体的に大きくしただけだから…実際に肥満になったらお腹に脂肪が付き食糞が出来なくなるだろうね〜
ロップ自体、元から丸いから…あまり差がわからない…
野菜が1〜2口って事だからこんなもの???もっと小さいかぁ…
野菜で繊維を摂るというよりは…水分摂取をしてもらいたいという意味もあるから…これじゃ水分とれないね〜
足ダンの嵐になりそうな…特にむくが!!!
成長期には確かに高エネルギーを摂取しないと骨格や歯の成長などに影響はあるだろう。
歯や骨の成長がきちんとできなければ不正咬合を起こすし、骨折しやすくなるだろう。
ペレットは必要なものだろう。
しかし、雑誌通りの食生活で繊維が少なすぎますね〜
ペレットで20%以上の粗繊維があってもホントに繊維が数字通り摂取できるかは疑問です。
ペレット一気食いなんてさせたら消化するのに負荷がかかり腸炎などを引き起こしかねないですね〜
常に胃腸を動かし、消化を促すのに牧草を食べて繊維を体内に取り込み微生物くん達がビタミン類やタンパク質などのうさぎに必要な栄養素を体内で作り食糞して再度、体内に栄養を取り込むのよね。
胃腸が動かなければ、コロコロも出なく、盲腸便もきちんと作られなくなり、便秘になってしまいますね〜
低栄養素でもOKというのはダイエット目的ではなく体の構造上、粗食だからなのよね〜
野菜と草の繊維質に違いがあるが…歯の動かし方は同じである。
牧草を食べる時、切歯で上下に動かして切って口の中に牧草を入れて臼歯で左右に動かし繊維を擂り潰し、歯を削り、体内へ繊維を取り込むのだ。
ペレットでは上下運動が多くなり、左右運動が減り歯は削れなくなり、不正咬合になってしまうだろう。
特に短頭種のうさぎにとっては先天性の不正咬合がなくても他の種に比べ食餌内容で不正咬合になりやすいだろう。
不正咬合は歯が伸びるだけではなく、歯が伸び口を傷つけたり、食べれなくなり必要な繊維が摂れなくなり消化器系の疾患が発症してしまう。
歯は生命線ですね。
野うさぎに不正咬合というものがいないと言われるのは常に草木を食べ、歯を削ってるからだろう。
常に繊維を体内に送り込み必要なエネルギーを作り食糞して体を作ってるのだ。
新芽や種子を食べてタンパク質や脂質を摂ったりもしてるけどそれこそおやつ的に食べてるだけで1日中食べてるの草なはず。
切歯は1ヶ月0.8〜1cmに伸びると言われてるから…牧草をおやつ的だと1年以内には不正咬合になるのではないかなぁ。
もしかするともっと早い月日でなるかもしれないけど…
幸い不正咬合になってないから速度がイマイチ図りにくい…
不正咬合という疾患はカイウサギ特有の疾患ではないかなぁ。
野うさぎと同じ食餌内容にするのは難しいでしょう。
生の草を食べさせるのも生牧草が購入できる時期が限られてるし栽培するにも…限界があるでしょう。
草と一口にいっても色んな種類の草(ハーブ系なども含め)を食べてるだろうから。
木の皮の固めのものを食べても噛み切れる丈夫な歯を持ってるわけだから干草を常時食してれば代用になるのではないかなぁ、枯れ葉も食べてるしね、十分役立つよね、牧草。
生の草が食べれないなら水分と柔らかい食感を野菜で役に立たすことが出来るのではないかなぁ。
ペレットは新芽や種子の代わりの栄養補給としての代わりと考えれば…
まぁ、ペレットで歯が削れるようなものがあるなら別だけど、やはりペレット中心には疑問が残るね〜
そらもむく(まだ1歳になってないけど)も牧草&野菜中心でもちゃんと成長はした。
冬には若干増え、夏には若干減るという通常の体重の変動があるだけで病気的な体重の変動はない。
そらにしてもむくにしても…体格に合った体重なので牧草&野菜中心の食生活でもきちんと肉・筋肉もちゃんと付いてるから牧草&野菜中心で問題はないのではなかろうか。
野菜に関しては賛否は分かれるが(牧草と野菜では摂取できる繊維質が違うからだろう)…野菜のみで不正咬合にもならず元気な子もいるので野菜でも確実に歯も削れ、繊維や栄養も摂取できるのでしょう。
ペレット中心でも不正咬合にならない子もいるかもしれないが稀なケースではなかろうか。
ハードタイプ(メーカーにより定義が違うだろうが)が歯根に強い圧力をかけ(上下運動は強い圧力に弱いから)不正咬合を起こす可能性も否めない。
牧草は歯を削り盲腸便を作るために必要な繊維を摂取するものと考えれば、ペレット中心はやっぱり怖い。
牧草も栄養価は低くてもあるわけだから…思う存分食べさせよ!
*一個人の考えだから間違えてる部分もあるだろう。
雑誌も何かしらの裏づける資料があって記事にしてるのだろうからね。