兎のにほひ:にこの病状　10/07　②

November, 2010

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時々タテガミが消える、お坊ちゃま気質の小さな銀色ライオンうさ

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にこの病状　10/07　②

今日は疲れました…

結局あれからも、下に電気アンカ（野茂さん以来3年半ぶりの活躍）、
上にカイロの入った布団で温めまくっていたけれど、
ひたすらこんこんと眠り続け、時折目覚めても
春菊の葉っぱをようやく1本分食べてくれた程度。

食べないことも大問題だけれど、
実はそれ以上に気掛かりだったのが、昨日の夜からぐったりして何も食べなくなったとはいえ、
以来、1粒の●も出していない事。

それまで順調に食べていた分と、その後だって僅かながらも
春菊の葉っぱを食べていたのだから、
ゴマ粒みたいな●だって絶対に出ないとおかしい。
別に本兎は痛がる様子も全くなく、お腹が張っているわけでもない。
でも…お腹を見ても全く盲腸が動いている様子がなく、
気になりだしてからずっとお腹をマッサージしているのに、
一切する気配がない。

で、夜の診察に連れていこうと電話したら、今日は休診！
一時は諦めたものの、それでもこのままではかなりマズイ気がしてきて、
急遽、以前にこんな休診の時に診てもらった事がある、別の近所の動物病院に行くことにした。
4、5年前、パスツレラからの結膜炎の野茂さんと、
それよりさらに前タバサが不正咬合で食べられない時に3回ほど連れていった。

そこは診察科目の表示が「ハムスター・ウサギ・爬虫類…」から始まっていて、
むしろ犬猫よりも爬虫類や小動物を得意として挙げている所。
実際、記憶の中ではウサギに関しては問題なく詳しい、と感じられたし、
院長先生も決して印象は悪くないのだけど―
ただ、処置を別室で行い、飼い主の目の前でしてくれない事が気になったので、
どうしてもこちらをメインにする気にはなれなかった。

また4、5年前とおんなじシチュエーションで悪いけれど…と思いつつ、
暴風雨の中、またまたりえちゃんに送ってもらって行って来た。

これまでの経緯と、現在使用している薬剤について説明した。
すると、今使用しているフェンベンダゾール含有のドロンタールプラス
ではなく、
エンセファリトゾーンにはアメリカから取り寄せているフェンベンダゾール剤そのものを
処方しているというので、それを出してもらった。
（安い！100回分で5000円♪）
ここの病院ではエンセファリトゾーンや斜頚の場合にはステロイドを必ず使用しているといい、
「ステロイドはウサギには問題なく安心して使える」と、
この点はいつもの病院と全く違う･･･
よっぽど注射してもらおうかとも思ったけれど、
これまでマイナス面ばかり聞いてきてためらってきたのに、
ここで突然使用する、というのも急ぎすぎか、とそれは「もう少し考えます」とした。

で、●が全く出ていないため、補液にプリンペランを混ぜて皮下注射。
今回は注射だけだったので、目の前で処置してもらえた。

帰宅してすぐ、むっくと起き上がったにこは
妙にしゃっきりした顔つきで「なんかないべか？」という顔をしたので、
急いで食べさせたら…いきなり春菊の葉3本分、ロメインレタス葉1枚、
キューリ2cm幅をぺろりと平らげた。

よしよし。
でも、肝心の●がまだ出ていないし…と思った9時ごろ、
悲痛な鼻声をあげて、にこがベッドの中で暴れ出した。
いよいよプリンペランが効いてきたな、と、にこのお腹をさすり、
肛門をベビーオイルで濡らした指で揉み解すようにしたら、
力んで力んで、やっとの思いで2、3粒の米粒大の●。
本当に小さいんだけど、まるで石のように硬い。

それから2時間苦しみ、力みっぱなし。
ここで死なせてなるものか、とお腹と肛門をマッサージし続けた。
そんな小さいけれどカチカチの●を20粒ほど排泄して、ようやく治まった。

…やっぱりプリンペランを注射してもらってよかった…
あのままだったら食欲もないまま、今度は●が出ないことが原因で
本当にどんなことになっていたか…

落ちついてからは、またチンゲンサイ大葉を2枚食べた。
このままお腹の調子も戻ってくれればいいんだけど…

それにしても…
昨日の夜に食べなくなるまで、とにかく春菊やタンポポ、レタスばかりを好んで食べていたし、
納豆菌を混ぜたポカリスウェットもしょっちゅう飲ませていたし、
できるだけ盲腸糞も食べさせていたというのに、
それでもあんな石のように硬い●になって、お腹を壊しちゃうのか―
やはり内臓機能が衰弱してきているという事なんだろうか。
どうか繰り返しませんように…

さて、また私はこの時間まで何も食べられず―
いいかげん私も何か食べようと思ったら、
あらららららら
今度はテポが液状の盲腸糞をべちゃ～

テポの場合は明らかに食べすぎ。
夕べからにこに食べさせようとして結局手付かずのままになるものを
テポにスルーしてたから。
私が悪い。

テポは全くいたって元気。
急いで納豆菌を飲ませたけれど、そんな盲腸糞をしたばかりというのに、
相変わらず食べたがっている。

眠い。お腹が空いた…
なんだかほっとしたのもあって、かなり脱力してるけど、
いや、脱力する前にテポのお尻洗いをしなくちゃ…

にこは明日の朝まで要注意だけれど、とにかく当面の危機は脱したと思う。
明日はもっと元気なにこでいてくれますように…

私とにこに、「お疲れさま」

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Posted by Lin | 23:59:16, Oct 07, 2006 | TrackBack:0 | Comments:3

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この記事への返信

Re: にこの病状　10/07　②

にこちゃｎ、Linさん今日は本当にお疲れ様でした。
それにしても、やはりLinさん宅にもらわれてきたにこちゃんは強運の持ち主としか思えない。
一体Linさん以外のほかに誰が、このような適切な処置で危機を回避できる人がいるというのか。
絶対に他の誰も真似できないでしょう。

にこちゃん、Linさんに●出してもらって良かったね！
きっと随分楽になったでしょうね。
人間だったら、イージーファイバー（天然の食物繊維製品）が●の軟化には効果テキメンなんですが。
うさぎにはダメでしょうか？

Linさんもしっかり食べて少しでも休んでください。
本当に近くだったらお手伝いに行けるのに・・。

Posted by ujuco | 01:00:33, Oct 08, 2006

Re: にこの病状　10/07　②

にこちゃん、うんち出てよかった～～～
がんばったね、にこちゃん。
「がんばれー！」と応援することしかできませんが、
自分とこの子のような気持ちで、毎日にこちゃんを応援しています！
そして、Linさん、ほんとにお疲れさまです。
Linさんも栄養のあるものを食べて、休憩もとってくださいね。

Posted by mayu | 01:02:05, Oct 08, 2006

Re: にこの病状　10/07　②

にこちゃん、●が出てよかったなぁ！！
ほんま、↑でujucoさんが言うてはるとおり、
Linさんやからこそ、にこちゃん危機を回避できたんやで！！
Linさん、ホンマにお疲れ様やで。
Linさんもちゃんと食べてなぁ！！
できるだけ、ちゃんと睡眠もとってな！！
お願いやで！！！！

Posted by 権造 | 01:10:29, Oct 08, 2006

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