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November, 2010
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PROFILE
     ★Lammtarra★♂

時々タテガミが消える、お坊ちゃま気質の小さな銀色ライオンうさ

   ★炎龍(ふぉーろん)★♀

体と耳の大きさ、性格のよさは一番!日本白色種のワケありうさ

     ****Lin****

    兎道修験行者
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「手」の記憶
津軽海峡に梅雨前線が居座って動かない…
、のため、連日雨ばかり。
それも、ずっとじとじと曇り空でいるうちに何度かのスコールのような雷雨…と
実に北海道らしくない天候。
気温は27℃程度なんだけど、べたべたじとじと暑苦しいったら…
あぁ、北海道に住みたい。
って、あ、ここは北海道のはずだっ!

その極端な湿度のせいもあるのか、
ラムちゃまもハイジもまーだイマイチ、いやイマサン。
ハイジは大分表情もいつも通り明るくなってきたものの、
なぜか…!恐ろしいことにあれほど大好きなリンゴを食べ残す!
あぁ〜あぁ〜はぁちゃんがりんごを食べ残すなんて、もう世も末だ・・・

でも他の野菜や牧草、クマザサはバリバリ食べているので、歯が悪いわけでもなさそうだし。
一時食べている割にはチッコの量が少ないと気にしていたけど、
今は十分に出ているようだし、●も大きいし…


     ちょっとちょっと、やめてよ〜!目に涙を浮かべるのは…
     おかあちゃんが何をしたって言うのよっっっ

・・・思うに、ケージの中にいることが多いハイジは、
テポがいなくなったことに気が付くのが遅かったんだと思う。
大分時間が経過してから、テポがいつまでたっても姿を見せないことにショックを受けたのかも。
いまだにテポを待っているのか、
もう二度と帰ってこないことを知っているのか―

ラムちゃまもハイジも、テポがいなくなってから私にひどく甘えるようになった。
でもラムもハイジも、私の前にトコトコ走ってきては、
いまだに「テポちゃまは?」と聞いてくる…
ハイジは無邪気に、ラムちゃまは泣きそうな顔をして。


     もっとお食べ。
     「やんだでち」


そう私が感じるのは、私自身まだまだテポの姿や気配を探しているからなんだろうと思う。

…「手」が、私の手があの子の感触をまだ生々しく憶えている…
あの子の搗き立てのお餅のように柔らかかった鼻先、
背中のさらさらの毛ざわり。そして、あの子のにほひ。あの子の細い足先。

テポの感触だけじゃない。
にこの被毛の空気のような柔らかさ、軽さ。
額を撫でたときのにこの表情…ほっぺのふくらみをつまんだときの感触…

そして…この「手」は、もう何年も前に亡くなった子たちのそれぞれの被毛の手触りを
驚くことにちゃんと今も憶えているのよね。
あの子のこんな部分はこんなで…鼻先は、耳の付け根はこんなで…と。

だから何年か前、デパートでセーターの襟元についていたウサギの毛に触れたとき、
その感触が故タバサと全く同じだったことに驚いて、
涙が止まらなくなったことがある。

もしかしてあの子は私の目の前で死んだのではなく、
安物のセーターの襟元を飾るために殺されたのではないか、と奇妙な想像に悩まされた。

「手」は、もしかしたら私の心の記憶以上に、
あの子たちのことをたくさんたくさんインプットしているのかもしれない。


     この程度の気温ではあえてウサギたちには扇風機などは使いません。
     慣れてもらわなきゃ。
     炎龍の耳はものすごくホット!
     「母さん、早くこっちに来なきゃ、これ食っちゃうわよ」
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