PR


November, 2010
-
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
-
-
-
-
PROFILE
     ★Lammtarra★♂

時々タテガミが消える、お坊ちゃま気質の小さな銀色ライオンうさ

   ★炎龍(ふぉーろん)★♀

体と耳の大きさ、性格のよさは一番!日本白色種のワケありうさ

     ****Lin****

    兎道修験行者
ホームページ
RECENT
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
ARCHIVES
LINK


学ぶこと
いつも食が細いラムちゃまですが、
炎龍と一緒になってから、炎龍の勢いに押されるように最近は順調に食べている。
食べる事すら何でもテポ次第だったラムちゃまなので、
今度は炎龍効果で、なんとまあ今まで頑として食べようとしなかったオーチャードや
ヨモギなど、炎龍の好物の野草まで一緒に食べるようになった。
いいことだ〜


     炎龍はラーメン食い。ラムちゃまはお上品に1本ずつ。
     食べ方にも性格がよく現れる…

炎龍は本当に素晴らしい資質のウサギ。
ええ、世界一の親バカっぷりはいつもの事ですから聞き流してね(笑)

ここ最近、ソファ掘りに目覚めて、しばらくは叱って叱っても、無我夢中になっていた。
あんまり夢中なので、なんだか無下に止めるのもかわいそうな気がしてきて、
最初のように「だめっ」と強い口調で止めるのではなく、
諦めて「ふぉーちゃん、そういうことは母さんがいないときにやればいいんだよ」と
静かに話しかけるようになったら・・・

私がソファに座っていたとき、ついついまた嬉しそうにジャンプして乗っかって来てから―
急にはっと気がついたような表情になって、私の顔をじっと見つめた。

その目は特別おずおずというわけでもなく、意固地でも卑屈でもなく、
明るいいつもの澄んだ眼差しで、私をじっと見つめていた。
その目を見て「あぁ、この子はとてつもなく聡明だ」とふいに直感した。

そうしたら、何も言っていないのに、自分から静かに座面を降りて、
以後…私がいる時には一切ソファ掘りをしなくなった。
本当よ。
この子は叱られるから、とかそういう理由以上の学習をしてソファ掘りをやめたとしか思えない。
(私がいない時にはまたやるとは思うけれど)
素晴らしい感性、なんという聡明さ!


    炎龍の脳味噌にはシワがいっぱいだ!
    「母さん、あたす、母さんの言うことぜーんぶわかってるわよ〜
     母さんが困るんなら、あたす母さんの知らないところでしかやらないから…」


私はドリトル先生のように動物と自在に言葉を交わす事はできないけれど、
動物との暮らしの中で少しは動物の心を学ぶ事はできていると思う。
そして、1兎1兎があくまで個性的であり、様々な感情を持ち合わせている事を、
こうして今も日々発見させてもらえるから、私は動物との暮らしがやめられないんだと思う…


     炎龍はとにかくラム坊が大好き。
     「ちゃまちゃま〜チュッ」
     「うひょっ」またビビるし。


そろそろ…この調子なら炎龍の避妊手術を考えてもいいかも。
ラム坊と一緒に過ごすようになったからには常在菌も感染して、炎龍にも免疫ができたはずだし。
健康上はまったく心配な気配はないけれど、
脂肪がたくさんつく前に一度レントゲンも撮っておきたいし。
(できるだけ小動物のレントゲン照射はひかえたいけれどね)

ただ…
ハイジの事を主治医に語るのがいや。
まだ誰にもハイジの死を口にしたくない気分。

それに、ハイジのことでは主治医に本当に無理を言っただけに、
死んだ、と伝えるのはかなり気が重い。(当然、結果は主治医にもわかりきっている事だけど)

ハイジの病気が膀胱ガンの疑いとは別に、もしかしたら子宮疾患ではないか、と
どうしても確定できず、結局開腹手術に臨んだとき―
実は主治医は「今まで治療としてモルモットの手術をした事はない」と言っていたのに、
それを承知で「先生に手術してもらってダメだったら、私は納得します。
でも他の病院で手術途中や術後に死んだら、私は諦めきれない。
先生にしてほしいんです」と訴え、
「わかりました。できるだけのことはさせてもらいます」と約束してくれた。

ハイジを迎えた時から、
いつもの病院では「モルモットはウサギの3分の1程度しか診た事がない」と言われていて、
暗に「モルモットは別の病院にしてね」と言われていたようなものだったし、
セカンド病院の先生のほうが明らかにモルモットには詳しい事もわかっていたのだけれど、
いよいよ、生きるか死ぬかという賭けのような状況となった時、
私はどう考えても―ハイジの命を預けられるのは、
やっぱりいつもの病院の先生じゃなきゃだめだ、と心を決めていた。

これまで毛球症で2度の胃の切開手術も成功させてくれていたし、
(1度目のあちゃの胃の切開手術は10年も前の事だった)
野茂さん以外全員の不妊手術もすべて難なく通過してきた。
すでに10年も前から、ウサギの術後管理としてエリザベスカラーは否定し、
抜糸の必要のない傷口の縫い方をしてくれていた。
術後の管理の重要ポイントとして「ウサギを徹底的に温める」ということも教えてくれた。
なにより―いつもウサギたちの命を何としても助けてあげたいという飼い主の気持ちを理解してくれ、
いつも一緒になって勉強してくれた。

だから、主治医が正直にモルモットの手術は経験がない、と言っていたにも関わらず、
あえてハイジの命を託したいと頼みこんだ。
もし、主治医が経験がない事を理由に断ったら、多分ハイジの開腹手術も諦めていたと思う。

結局、膀胱ガンで手のつけようがないまま閉じただけで終わったけれど、
ハイジのお腹は、いつものウサギたちの手術の時のように、
やはり縫い目と糸が埋没した丁寧な縫い方だった。
「子宮ガンや何とかできる状態だったら…ごめんね、ハイジちゃん」と、
主治医は麻酔から覚めて帰宅するハイジの頭を指で静かに撫でていた。。。
きっと主治医もいつもと違う覚悟をもって手術に臨んだはず。
先生、ありがとう。いつもありがとう。


    はぁちゃんのお腹はポカポカあっつくてポタポタしてた…

もしかしたら、私にとっても主治医にとっても、そしてハイジにとっては当然、
あの開腹手術はしなけりゃよかったのかもしれない。
結果を見れば確かにそう。
私は自分の「はっきりさせたい」という欲求を最優先しただけなのかも。

だけど―もしあの開腹手術をしないでいたら、
きっと今ごろ、もしかしたら手術で救えたかもしれないのに、
私は何もしないまま死なせたんだ、と別の後悔にさいなまれていたはずで―

私は本当に自分でも呆れるけれど―
動物だから、ウサギだから、モルモットだからこの程度で仕方がない、と
諦める事がどうしてもできない人間―

はぁちゃんのにおいが消え、はぁちゃんのかわいい声が聞こえなくなって2週間。
はぁちゃんはそんな飼い主をどう思っているだろうか。。。


【P.S】
今日は本当なら、ハイジがうちの子になって丸2年となる日でした。
ショップで一目見てから、ほとんど迷うことなく連れ帰った。
こんなにかわいいモルモットがいるなんて…とオドロキでした。


    うちの子になった2005年9月17日の夜のハイジ。
    まだオズオズドキドキの表情。
    その晩、「まだ小さいんだから」とほんのちょっぴりの野菜とペレットしかあげなかったっけ(笑)
    それから、驚異の大食漢と知るのはほんの数日後のことでした…

7月から秋までは我が家は記念日だらけです。

まず7月10日は野茂さんの推定誕生日、
7月12日はハイジの推定誕生日、
7月17日はタバサの命日、
7月22日はテポの命日、
7月29日はラムタラのお迎え日、

8月は、
8月11日はあちゃの命日、
8月29日はハイジの命日で、タバサの誕生日。

9月は
9月1日はテポの誕生日(この9月1日で満7歳になるはずだった)で、
9月11日は水戸泉の命日、
9月13日はちゃっぴーの命日、
9月17日はハイジのお迎え日、
9月29日はにこのお迎え&推定誕生日。

そして10月1日はテポのお迎え日で
10月10日はにこの命日であり、
炎龍の推定1歳の誕生日。

こう振りかえってみると、
冬よりも圧倒的に夏〜秋にかけて体調を崩して命を落とす事が多いことがわかる。
これから夏の間はもっと気をつけなきゃ…
スポンサード リンク

この記事へのトラックバックURL
http://rabbit.pelogoo.com/teponico/rtb.php?no=1190039716528925



この記事への返信
どうも、お世話になっております。

こちらにいる時は、ひなたちゃんと寄り添うか、
もしくは一匹でいることが多かったのですが、
新しいお友達ができてよかったね。

ラムちゃんも背中が治ってきたようで、よかったね。
Posted by Toku | 10:40:06, Sep 18, 2007
なかなかそこまでリスクを請け負ってくれるお医者さんはいないですよ。
みんな、自分のせいで死んだと思われたくないわけだし。
それでも何とかしようとLinさんの期待に応えようとしてくれたのも、Linさんがいつものお医者さんじゃなきゃだめだと決めたのも、やはりこれまでの長い間にお互いに信頼を築いてきたからですね。
わかりきったことではあるけれど、なかなか普通はそこまでの関係にはなれません…特に私のように今まで動物病院にはいやな思いばかりしてると、本当にその点は羨ましい。

そんな二人の人間がなんとかハイジちゃんを助けようとして頑張ったんだもの、
ハイジちゃんは世界一幸せなモルと思っています。
Posted by EIKO | 22:41:23, Sep 18, 2007
こんばんは。
色々と考えさせられました。
何度読み返してもハイジちゃんは凄く幸せなモルちゃんだと思います。
Linさんのおうちの子は底なしの愛情に包まれて暮らしている。ふぉーちゃんもラムくんと仲良く暮らしている。
毎日の暮らしって当たり前のようで凄く尊いことだと
思いました。
Posted by たにこ | 22:55:40, Sep 19, 2007
炎龍がちゃま大好きなのはいいんだけど、
体格差?もあって、相手をするちゃま坊はけっこう大変みたいです(笑)
ちゃま坊と仲良くなって、ほほえましい様子を見せてくれるのはいいんだけど、
私には以前ほどひっつき虫してくれなくなって…ちと私は寂しいです。

研究室の子は元気にしていますか?
Posted by Lin | 22:21:01, Sep 20, 2007
今になってよくよく考えてみると、
このご時勢、そんなリスキーな手術にチャレンジしてくれた主治医に改めて感謝すると同時に、
私も本当を無理強いしたな…と思っています。

これまでもそんな無理強いを通して何度もウサギの命を助けてきたので、
ハイジもきっと…と思っていたのですが。
本当に悔しいです。。。
Posted by Lin | 22:25:26, Sep 20, 2007
そうなんです。
特別な事は何もなくても、
普通に同じように毎日を暮らす事…これって本当に大事なかけがえのない事なんですね。

飼い主にもいつも厳しい?眼差しのテポがいなくなって、
いつ鳴くか、いつ鳴くかとびくびくさせられていたハイジもいなくなって、
なんだかみんなダレダレの毎日です(笑)
Posted by Lin | 22:29:03, Sep 20, 2007


◇ 返信フォーム


名前 :   情報を保存する
メール : 
URL : 
題名 : 

内容 :