僕らとお月様って?
オレらは地球でのお勤めが済むと、今度は月に行って、足ダンで餅をつくお仕事をするんだよ
餅をついても、ぼくら食べれないじゃあない
オレらが食べるのではないよ
だから、ちゃんとお仕事していますって、おっきく月に写っているんだよ
ふ〜〜ん
注:コレは私の創作です。真っ赤なウソです。
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まん丸の月が出ています。
元々私は月が好きでした。
白銀の月は、弱い光で辺りを照らします。
決して強すぎず、さりとて、モノが見えないほど弱々しくない。
心の奥底に沈めたことを思い出すには、月に照らされた静かな夜が一番でした。
もう、私には、独り物思いに沈む夜はありません。
それを人は幸せと思うのでしょうね。
でも、時折思います。
「あの時、こうしていれば……」と。
振り返るとそこには、苦い思いしかありません。
出来る限りの事を精一杯しているつもりでも、出来ないことの方が多いせいなのでしょう。
だから、私は精一杯生きている生き物たちを、それらを救うために、精一杯のことをしている人たちを責めません。
ですが……。
何故、自分に出来ることをしないと言って、他人を責めるのですか?
だったら、何故、他人の協力を仰ぐのですか?
周囲の人たちが、みんな、あなたと同じ事が出来るわけではありません。自分は全てを犠牲にして、このように動物たちに尽くしているなどという、自己陶酔のために、他人を責めるのはやめてください。
思うようにいかなくて、いらついているのは解ります。でも、だからといって、他人にそのはけ口を求めないでください。
そのいらつきの元は、可哀想な動物たちを救う事だから、誰も何も言わないのですよ。
そのために、振り回されるのは動物たちです。
あなたが救おうという動物たちが一番のとばっちりを食っているんですよ。
十五夜の 月にも見へぬ 身の上は 心の闇のしるしかや