あぐあぐあぐ、はむはむはむ、もぐもぐもぐ……。
食事中だけは静かなのね。
何となく〜気配を察しているのか、くぅ兄の今夜の警戒ムードは厳重である。
そう。今夜限りで見られないタラコの激写を狙っているのだが……。
やはり、捕まえて、無理矢理ショットを撮らなければいけないのだろうか。
いや。そこまでする必要がないな……がっくり。
コレがもう、見えなくなるのねえ……。
不思議なことに、飼い主として、余り緊張していないのが本音。
獣医さんを信頼しきっている(いや、ちゃんと信頼していますが)とか、開き直りとかでもなく、ただ、ああ、明日手術だねえ。てな感じ。
後は、どうなっても、その結果を受け止めるのが飼い主であるという、自覚があるためだろうか。
まあ、自分の手術の時でも、身内の手術の時でも、似たような感じだったから、コレが私の性格かもしれない。
茶々丸の時、手術直後に、結果のTELを貰うか否かを、成功したときはいらないと断った。
理由は、「夜中の病院からの電話というのは、不吉な時しか貰ったこと無いから」だった。
獣医さんは、かなり不思議そうにしていたが、私にしてみれば、過去20年間だけでも、30人近く、夜中の不幸の電話を受けているのだ。
いい加減、「病院からだけど……」という電話は、極力避けたい気持ちがある。
だから、今回も、そう言って断るだろう。(まあ、今回は昼間の手術ですが)
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